【スタッフの愛用品】北欧の器スンヌンタイと、夏のワンプレート備忘録
バイヤー 石谷
「さあ、出かけるぞ〜!」と一歩踏み出してみると、外はまるで熱帯国のような、むわっとした暑さ。
先ほどの意気込みはどこへやら。すぐに心が折れてしまって「今日はやっぱり、できるだけクーラーで涼みながら家で過ごそう……」なんて早々に帰るのが、定番になっているわたしです(笑)
そんな訳でいつの間にか例年に比べて、家で過ごす時間が増えていた今年。
夏のごはんはバテ気味なのもあって、モチベーションが中々上がらず、いつも悩みのタネでしたが、今年は北欧の器が助けてくれているな〜と思っているんです。
フィンランドのデザイナー・Birger Kaipiainenによる名作
▲ パラティッシ
今本当に重宝しているのは、パラティッシのデザイナーとしてもお馴染みの、Birger Kaipiainen(ビルガー・カイピアイネン)が手がけた器「スンヌンタイ」。
70年代に生産されヴィンテージ市場では人気が高く、パラティッシの50周年を祝して数年前に復刻された器です。
▲ スンヌンタイ
パッと花が咲いたような、そしてどこか太陽みたいな黄色いプレートは、夏の暑い日にも元気をくれる可愛さ!
「今日はワンプレートで精一杯……」そんな日にも一枚あるだけで食卓を明るくしてくれるので、本当に頼りになっているんです。
ちなみにわたしが現在愛用しているのは21cmのプレート。最近の約2ヶ月間のワンプレート記録は、例えばこんな感じです。
2023 / 06 / 17 (SAT)
MORNING TIME
楽しみにしていたパンと、アボカドトースト
三食の中でも、個人的に一番好きなのは朝ごはんの時間。
たっぷり睡眠をとった土曜日の朝は、あれこれと手作りしたくなる日もあれば、夏の暑さに負けて食欲が無い日も。
どんな日にも気持ち良くスタートが切れるようにと、最近金曜日に仕込んでおくのが「パン作戦」。
明日が来るのが楽しみになるような、ちょっと特別なパンがあれば、どんな気分の日にだって乗り越えられる気がします。
クリームチーズとアボカドを上に乗せて、トーストするのが大好きなのですが、黄色いプレートとの色味の相性がばつぐん。シンプルですが器の力もあって、目にも嬉しい一皿に変身してくれました!
2023 / 07 / 05 (WED)
DINNER TIME
お疲れモードの日のクリームパスタ
今日はなんだか疲れたな〜と、こってりコクがあるものが食べたくなった夜のクリームパスタ。
実は個人的にパスタと言えば、普段はアラビアータやペペロンチーノなどちょっとパンチが効いたものの方が好きなのですが(たらこや和風パスタも捨てがたいです)、どういう訳だか無性にクリーム系のパスタが食べたくなる時があるんです。そしてこの日がその日。
リムが立ち上がっているので、夫が食べる大盛りパスタも受け止めてくれました!
2023 / 07 / 07 (FRI)
MORNING TIME
パパッと食べたい日の、おにぎりルーレット
おにぎりを握って、乗せただけ。それだけなのに気分が上がるのはやっぱり北欧の器ならではの可愛さ。
食卓の真ん中にポンと置いて、夫とシェアしました。ちなみにこの日の中身は、梅、おかか、昆布、鮭。
鮭が出てきたら当たりだな〜と思いながら、時折このおにぎりルーレットを開催しています。
2023 / 07 / 27 (THU)
LUNCH TIME
ちょっぴり辛めのガパオライス
辛いもの好き、そしてエスニック料理好きとしては外せない夏の定番、ガパオライス!
パパッと出来ちゃうのでランチとしての出番も多く、たくさん作っておいて次の日の夜ごはんにも。(電子レンジの使用がOKなので、器ごとそのまま冷蔵庫から取り出して直行です)
卵を上に乗せると、なんだか本当にお花が咲いたみたい?
2023 / 07 / 29 (SAT)
DINNER TIME
胡麻ダレでつるんと冷やし中華
夏にこれまた食べたくなるのが、冷やし中華。だけど卵を焼いたり、たくさんの種類の野菜を切ったりするのが億劫……。
そんな日の我が家の定番になっているのが、市販の胡麻ダレを使ったシンプルな冷やし中華。
エイヤー!と茹でたササミをほぐして、胡瓜とパクチーを乗せれば完成。(ちなみに今年のマイブームは、花椒を少しかけること。しびれる辛さがたまりません◎)
リムがしっかりと立ち上がっている器なので、汁気がある料理の盛り付けにも手が伸びます。
2023 / 08 / 06 (SUN)
DINNER TIME
お惣菜の唐揚げで助かりデー
もう今日はなにも作りたくありません、そんな日は迷わずお惣菜コーナーへ!
スーパーで買った唐揚げと、冷凍ごはんをチンして、簡単なサラダを横にのせて夕食プレートの出来上がり。
スンヌンタイのこのプレートは、色・柄・形が絶妙で、食材のバランスが取りやすいのも日々重宝しているポイント。簡単なごはんの日にこそ、力を発揮してくれている気がします。
* * *
……と、このように市販の出来合いのものを使った料理や、簡単なレシピやが多いわたし。
以前はそんな自分の家ごはんに自信を持てずにいた時もありましたが、北欧の器に出合ってからは、少しずつ気持ちにも変化が。盛り付けるだけで美味しく可愛く見せてくれるので、「よし!」と思える瞬間が増えたのですよね。
特にスンヌンタイのプレートは、洋食、和食、中華、エスニックなどなどジャンルを問わず活躍してくれる万能選手。
丈夫でしっかりとした作りなのでこれからもガシガシ使って、たくさんお世話になろうと思います。
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