【開発秘話】キッチンの「顔」になるように。当店オリジナルの「陶器のツールスタンド」シリーズが誕生しました
こんにちは、商品プランナーの高山です。
さっそくですが本日は、当店オリジナルの「陶器のキッチンツールスタンド」が発売となりました。
長く愛されるヴィンテージ品のエッセンスを加えながら、定番的に使い続けられる利便性にもとことんこだわり、キッチンの「顔」となるような存在になればと企画したシリーズです。
こちらの記事では、その開発の裏側やデザインのこだわりをご紹介します!
キッチンの景色をつくる、ツールスタンド
この春に引越しを控えていた店長佐藤が、新居が完成する1年以上前から思いを馳せていたのが、当店らしさを感じられる「ツールスタンド」のあるキッチンの景色でした。
使いやすく、様々な世代の方に気軽に手に取っていただけて、長く暮らしの中に残り続けるものが当店でつくれたなら。この企画は、そんな佐藤の想いからスタートしました。
長く愛されるために。美しさを追求したデザイン
そうしてつくったのが、左から<pitcher><pot><tall>の3つの形。ヴィンテージのミルクピッチャーやジャムポットなどから着想を得たデザインです。
口部はヴィンテージ感のある曲線やくびれで形づくりながらも、下部にエッジのラインをあしらうことで、いまのキッチンや周りの道具とも馴染んでくれるデザインに仕上げています。このエッジによって、形の違う3つを並べても統一感が生まれるんです。
また使いやすさへのこだわりとして、持ち手の表側は平らに、裏側は少し丸みを帯びた形になっています。このおかげで、ただ平らなだけよりも握りやすく、丸いだけよりも指に力を入れやすい形になっているんですよ。
口部のくびれからつながるエッジの部分は、しっかりと角が際立つようにしたかったのですが、最初のサンプルでは釉薬の厚みも影響し、理想的なエッジの出方ではありませんでした。
製造工程で安定的に解決することは難しいとわかり、設計のほうを調整することでなんとかできないかとデザイナーが思案。ほんの3mm、わずかに水平な部分をつくることで、エッジが際立つように調整しました。
毎日使う道具だから、ストレスなく使い続けるために
下部のエッジから底に向かってすぼまった形なので、底面が大きくなりすぎず、一般的なキッチンであれば、コンロの横にも収まる設計です。
下重心でしっかり重さもあるので、シリコーン製のヘラやスプーンのような、重ためのツールを入れても安定感がありますよ。一般的なお玉や木べらも埋もれすぎず、飛び出しすぎない高さ設定です。
つるりとした釉薬で仕上げているので、油がはねてもお手入れしやすい質感です。
そうしたこだわりの詰まった、オリジナルのキッチンツールスタンド。暮らしの中にずっと残り続ける道具として、身近で愛される存在になることを願ったアイテムでもあります。
4月に入り新しい暮らしがはじまったばかりの方にも、キッチンの「顔」として、ぜひ迎えていただけたら嬉しいです。
ひと足先にスタッフ宅で使ってみました
特集ページでは、ひと足先にスタッフが自宅で実際にツールスタンドを使ってみた様子をお届けします。
異なるタイプのキッチンに置いてみた様子や、調理道具やお花以外を入れる使い方もご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
特集はこちらphoto:吉田周平、メグミ(9枚目のみ)
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