【あると嬉しいおやつまみ】03:こんがりもちもち、夜食にもぴったり「ハムのどんどん焼き」
ライター 瀬谷薫子
ちょっと小腹が空いたときにつまみたい、小さなおやつ。家にあるものでがんばらず手軽に作れたら、お腹もこころも満たされます。
たとえば子どもが習いごとへ行く前や、夕飯ができるまでの小腹満たしに。はたまた、帰宅が遅い家族の夜食や、夜の自分時間のおともにも。
甘くてほんのりしょっぱいホームメイドならではの味で、おやつにもおつまみにもなるような4品を料理家の瀬戸口しおりさんに教わりました。
味つけや具材もあるもので好みにアレンジできるのが、家おやつの醍醐味。ぜひおおらかに作ってみてください。
熱々もちもち、腹持ちばつぐん
ハムのどんどん焼き
材料(2人分)
薄力粉…50g
顆粒和風だし…小さじ1/2
水…80ml
青のり…小さじ1/2
ハム…2枚
万能ねぎ…2本
天かす…大さじ1(好みで)
サラダ油、しょうゆ…適量
作り方
1.ハムは1cm四方くらいの角切りに、万能ねぎは小口切りにする。
2.ボウルに薄力粉、顆粒和風だし、水、青のりを加えて混ぜる。
3.フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、2をおたまで丸く流し入れ、ハム、万能ねぎ、天かすをのせて焼く。
片面に焼き色がついたら裏返し、もう片面も焼く。両面にしょうゆを塗ってできあがり。
瀬戸口さん:
「生地の大きさはお好みでOKです。この分量で直径15cmほどの大きめなら2枚、写真のように直径8cmほどの小さめなら3枚作れます。
どんどん焼きは私の田舎(仙台)ではよく食べられていたおやつ。お祭りの縁日などにもよく並んでいました。お好み焼きのようですが、ソースではなくしょうゆを塗るのがポイント。香ばしくておいしいです。
ハムとねぎの代わりに紅生姜と桜えびを入れたり、チーズを加えたり、あるもので自由にアレンジしてみてください」
【写真】上原朋也
もくじ
瀬戸口 しおり
夫と息子の3人暮らし。東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のシェフ、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。著書に『わたしの作りおきおかず』(アスペクト)、『自分ごはん時々おやつ』(主婦の友社)など。Instagram:@kururichan
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