【スタッフコラム】新しく編集チームに入った大貫です。
編集スタッフ 大貫
はじめまして。新しく編集チームに入りました大貫(おおぬき)です。現在は主に商品ページを作り、ひとつの商品のスタイリングから撮影、文章作成までの全てを担当しています。
今回は初めてのコラムなので、自己紹介も兼ねて私の軸となる「つくること」や働くこと、そしてクラシコムでの今について書いてみたいと思います。
“つくる側の人”になりたい。けどその道は険しかった。
遡ること10年以上前、休みの日は雑誌の切り抜きを片手に雑貨屋さんや古着屋さんを巡る、流行が大好きな中高生時代を過ごしていました。それと同時に雑誌や映画のスタイリストさんのクレジットを見るのがクセで”つくる人”に憧れていました。そんな頃に訪れた美大のテキスタイルパフォーマンスを見て感動し、美大進学を決意。
ただ、不器用な私は受験の必須科目のデッサンに大苦戦し、2浪をしてやっと入学できました。美大予備校に通いながら「可愛いものを作る裏側は全然可愛くない」という苦さを味わうものの、あんなに苦手だったデッサンもイメージ通りに描けるようになってくるとどんどん夢中に。
自分に向いていればどんなに苦手なことも続けられて、いつかは楽しくなるということを身をもって経験しました。
デッサン道具を見ると長かった予備校時代を思い出します。
入学後はシルクスクリーンのテキスタイルを中心に制作。工房にこもり一心不乱に作り続けたのは幸せな時間でした。つくる体験をしていたからか今でもお店やギャラリーで出会った作家さんとの話が弾むことも多く、制作の経験はデザインすること以外でも役立っています。
卒業制作は、生地からデザインしたクマのポーチ(連結できてインテリアにもなります笑)を100個作りました!
働いてみて気づいた暮らしへの興味
美大卒業後は好きだった雑貨を作りたいと思い、文具メーカーに企画職として就職。自分の考えた文房具が売り場に並び、お客様に喜んでいただけることや、長年憧れていたデザインの賞を頂くこともでき、もの凄く達成感のあるお仕事でした。
仕事は充実している分、多忙を極め、家でゆっくりと過ごせる時間はほぼない状態。また、作る文具のターゲットが自分から少し離れているなとも感じていました。当時、家で一番リラックスできるのはインテリア本の部屋の写真を眺めていること。
帰宅後読んでいた本たち。素敵な部屋の写真にうっとりして癒されていました。
仕事のやりがいは大きいものの、だんだんと仕事で求められるものと本当に好きなデザインの世界観がズレてきていることに気がつきました。そんな時たまたまFacebookで見始めたのが、「北欧、暮らしの道具店」。お店のはずなのに物を売るだけでなく、暮らしをベースにした多様な読み物にハマっていきました。
前職の研修で作った3年後の自分をイメージしたコラージュ。まさか仕事を変えるとは思っていませんでしたが、暮らしを充実させたかったのが伝わってきます。
仕事と生活をつなげてみる。。?
「いつまでも続いていく暮らし」が仕事になれば、ずっと面白がってできるかなという想いのもと、クラシコムで働くことを決めました。入社前のイメージ通りやわらかい雰囲気をもった人が多いですが、仕事に関しては就業時間がコンパクトなこともあり、効率的に頭も体もフル回転でかなりテキパキとしています。
入社後、本格的に使い始めたカメラに奮闘中。
思ったように撮影のスタイリングができず悩むこともありますが諦めなければきっと良くなるとデッサンの時の感覚を思い出し?取り組んでいます。
いい写真が撮れてみんなで喜んでいるところ。予想通りボーダー率は高めです笑。
これからは、私の大好きなデザインやカルチャーの要素も少し取り入れつつ、常に新しく楽しんでいただけるサイト作りに努めていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします!
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