【はじめよう、グリーンのある暮らし】第1話:まずは第一歩、お花を飾ろう
編集スタッフ 岡本
ずっと憧れてた、でも始められなかったグリーンライフ
小さい頃からたくさんの植物に囲まれて育ってきました。いつ帰っても鮮やかに迎えてくれるフラワーアレンジメントや、庭に植えられた色とりどりの家庭菜園。
当たり前のように日々の暮らしに寄り添っていたグリーンでしたが、実家をでて二人暮らしとなった今、部屋にはひとつも緑がありません……。
その理由は簡単で、面倒なことが多そう!というイメージが先行していたから。
重そうに植木鉢を運ぶ母の姿、懸命に世話をしていたのに少し見ない間に枯れてしまった縁側のお花たち。なかなか「グリーン生活始めるぞ!」と思うには程遠い頭をしていたのです。
でも、やっぱり憧れる!
部屋を彩る季節のお花や、窓辺で元気に日を浴びる葉っぱと暮らしてみたい……、5月の引越しをきっかけに、うずうずとそんな気持ちが再燃してきました。
この気持ちは「今が始めどき」と言われているような気がして、グリーン生活を始めることを決心!
すでに植物との日々を楽しんでいる方には新しい発見を、第一歩を踏み出せずにいる方にはスタートのきっかけとなれるような、全3話をお届けします。
部屋に植物を。お花と過ごす日々
とは言っても、いきなりたくさんの植物に囲まれたおしゃれな部屋にするのは難しいもの。まずは置いただけでその場が華やかになり、季節を感じさせてくれる “お花” を迎えてみることにしました。
ひと手間で!お花のみずみずしさを長く保つために、心がけたいこと
お花の元気を保つ大切なポイント、それは水分補給。お花屋さんから持ち帰ったとき、ほとんどの場合は水分不足の状態だそう。霧吹きで茎や葉を中心にお水を吹きかけてあげましょう。
活けたあとも、一日一回を目安に水分を補ってあげるとお花の持ちが良くなるのだとか。夏場は特に、お花全体の温度が上がりやすいので、適度な温度を保つことを心がけるといいようです。
茎を切るときにもポイントがあることを知りました。お花は茎の切り口から水分を補給します。なので斜めに切ることで、より多くの面積がお水に触れ、吸水率がアップ!
そして切れ味の良い生花バサミを使うことも大切。スパッと切ることで、茎の中にある導管をつぶさずに切ることができます。
お花の元気を保つポイント
・買ってきたあとは、茎や葉を中心に霧吹き器で水分補給をする
・茎を切るときは、切れ味の良い生花ハサミで斜めに切る
・一日一回、お水を替える
飾るときは「リズム」と「統一感」が大切
お花の下準備ができたら、いよいよお部屋に飾ってみましょう。
お花に詳しく、日々グリーン生活を楽しんでいるみなさんに聞いてみると、普段使っているものでもお花を添えると違った表情を見せてくれるとのこと。
この助言は「お花は花瓶に活けるもの」というイメージを払拭し、一気に身近な存在にしてくれました!
今回選んだのは、水色が爽やかなマグカップと、夏らしく涼しげなガラスの容器2つ。
カタチの違う3つのうつわに、それぞれ別の草花を飾っていますが、うつわの素材や飾る草花の色・質感を揃えるとまとまった雰囲気に。
浅めのボウルには、お部屋のアクセントになりそうな濃いワインレッドのお花を。茎を切り落として、お花を浮かべると、また印象が変わります。
花瓶ではないけれど、お花をイキイキとかわいらしく活けることができました!日々目にしているものであるからこそ、より愛着を持てるのかもしれませんね。
活けるときのポイント
・うつわや空き瓶を花瓶がわりに使ってみる
・複数置く場合、たとえば3つのうち2つは同じ素材の容器を使うと統一感が出る。
・お花は色や質感などトーンを揃える。濃い色をひとつだけ加えるとアクセントになり、垢抜けた印象に。
今回は3つ並べてみましたが、もちろんひとつでも素敵な佇まいになります。まずはお気に入りのお花をひとつ、お家にあるものに活けてみてはいかがでしょうか?
お花を迎えよう!スターターセット
・生花ハサミ>>
とても軽くて握りやすく、少しの力でもスパッと気持ち良く切ることができる優秀なアイテム。初心者だからこそ、簡単に本格的な切れ味を発揮してくれる生花ハサミがあると心強いはず。
・霧吹き器>>
スマートなデザインで、無造作に置いてあるだけでもインテリアになる、どこかおしゃれなアイテム。やわらかなミストで草花を包みます。ステンレスと真鍮でできていて、サビにくいのも嬉しい。
・日々のお気に入りたち(今回使用したもの:水色のマグカップ、グリーンが映えるガラスの容器)
今回はグリーン初心者の私が、第一歩を踏み出す基本のキ、をお送りしました。
新しく揃えたものは2つだけ。私のような初心者さんでも、お家にあるものを使うことで新しく買い足すものはとても少なくて済みました。
植物と触れ合うことから少し離れていましたが、改めて生き物と一緒に過ごすことの温かさに気付かされる日々。ふとした時に目に入る彩りが、私の心を柔らかくしてくれます。
次回はもう少し踏み込んで、また違ったグリーン生活の始め方をお届けします。
ぜひお楽しみに!
(つづく)
もくじ
▽グリーンライフにおすすめのアイテム、たくさんご用意しています。
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