【あたらしい服を買いに】第1話:試着のときはぺたんこ靴?パンツを履いたらしゃがんでみる?お買い物のルール5つ。
編集スタッフ 田中
30代に入ってから、服えらびに難航中。
洋服を買いに行く前に、ファッション雑誌を眺めて「こういうのが欲しい」と意気込んで買い物にでかけても、やっぱり同じような服を買ってしまう…….ということはありませんか?
もちろんご自身に似合う形ならいいと思うんです。けれどわたし・田中は、30代に入り「いつもとは違うテイストの服が欲しい、こんなふうに服を着こなしたい」というとき、ひとりで買い物をするのが難しくなってきました。
今回は、そんなお買い物について深堀りし、わたしのワードローブを改造すべく、全4話で買い物のルールや服の選び方、着こなし方などをお届けします。
みなさんは、いまのワードローブに満足していますか?わたしの答えは「いいえ」。でも、解決方法がどうにも分かりませんでした。
先日も「夏のおしゃれレスキュー特集」でお世話になったスタイリストの福田麻琴さんとお仕事をご一緒するうち、そんな身近な自分の話もするようになりました。
そして「わたしのファッションを改造してもらおう」と、今回の企画が始まったんです!
▲右:福田麻琴さん。贅沢にもお買い物の相談にのってくれました!
URBAN RESEARCH DOORSさんでお買い物
photo by URBAN RESEARCH DOORS
スタイリスト・福田麻琴さんにいっしょにお買い物に行ってほしい!とお願いし、訪れたのは「URBAN RESEARCH DOORS(アーバンリサーチドアーズ)」さん。
カジュアルテイストをベースに、国内外を問わず洋服からライフスタイル雑貨までをセレクトするURBAN RESEARCHから生まれたDOORSは、服だけでなく「食べる、住む」などライフスタイルを大切にしたい方へ向けたブランドです。
わたしも日頃よく足を運ぶショップで、瓶詰めの食品や雑貨に目がない上に、洋服も好みのテイスト。
今回はプレスの徳野(とくの)さんにもご協力いただき、この秋おすすめのアイテムから、わたし・田中の改造計画を練っていただきました!
(左:プレス徳野さん、右:スタイリスト福田麻琴さん)
全4話のうち、第1話は福田麻琴さんにお買い物のルールを聞きました。スタイリストならではの目線がピリッときいていたお買い物ルール、さっそく見ていきましょう!
福田さんに聞いた、お買い物ルール5つ
スタイリストである福田さんは、仕事柄たくさんの服と接しています。きっとお買い物の経験も豊富なはず!そんな福田さんなりのお買い物ルールを聞いてみると、目からウロコのポイントを知ることができました。
試着のときは、ぺたんこ靴で
田中:
「試着室にいくと、ヒールの靴を貸していただけますよね。それではなく、ぺたんこ靴を履いたほうがいいのはなぜですか?」
福田さん:
「ヒールをよく履く方なら、お借りして試着するのはいいと思います。でもあまりヒールを履かない方は、自分がよく履くタイプの靴で試着したほうが、服のシルエットをしっかり見ることができますよ。
ヒールだと足首もキュッと細く、足が長く見えるので『このボトム、いい!』となってしまう。実際よく履く靴とあわせたら、がっかりしたなんて残念ですよね。だから、ぺたんこ靴がおすすめなんです!」
うしろ姿のチェックも忘れずに
福田さん:
「試着室で見落としてしまうのが、うしろ姿なんです。全身鏡があると、ついつい前や横ばっかり見てしまいませんか?うしろ姿をみると、『あれ?お尻の位置が下がってみえる』とか『シルエット変かも』と気づけますよ」
田中:
「たしかにうしろ姿って自分ではあまり見ませんね。でも実際は、前からの姿と同じくらい人から見える部分です。振り返ってみること!とメモメモ…….」
ちなみに、パンツのポケットの位置が高いとお尻がキュッとあがって見えるのだそう。これも自分のお尻や腰まわりの見え方がどうなっているか、チェックするといいポイントですね。
3つ以上の組みあわせを思いついたら買う
田中:
「これは難易度が高いポイントですね〜何個も思いつくか不安です」
福田さん:
「すっごく簡単でいいんですよ!
ボトムを選んでるなら、トップスに①白いもの、②グレーのもの、③ボーダー柄、④シンプルなニット、⑤シャツ、、、ふんふん合うな〜くらいの気軽さで3つ以上あると安心ですね。
困るのは、上下の組み合わせで気に入って購入して、でも手持ちの服とは合わなくて1パターンしか着られないとき。それを防ぐための提案なんです」
パンツ選びのときは、しゃがんでみる
福田さん:
「試着したら、日頃の動作を試してみてください。しゃがんだり、歩いてみたり。必ずいろいろな体の動きをして、フィット具合を確かめます」
田中:
「(屈伸運動をはじめた福田さんを見て)おおっ、そっかー履き心地が悪いパンツを買っちゃったときって、いくら似合っていても着なくなってしまいます。もったいないから、今度からしゃがんで動きを確かめます!」
衝動買いしそうになったら「買ってみる」?!
田中:
「ここまで、お買い物のルールを伺ってきましたが、もうひとつ悩みがあるんです。
それは衝動買い。わたしは山ほど失敗しているんですが…….この5つのルールを守っている福田さんはどうですか? 」
福田さん:
「まだまだわたしも買い物の失敗をしますよ!トレンドのものとか、いつもとは違うスタイルの服にチャレンジするときとか、いくら試着しても、実際にワードローブの中で着てみないと良いのかどうかは分からないんです。
だからあたらしいテイストの服を着るときは、失敗を恐れず買い物にチャレンジしてほしいな〜!」
言われてみれば納得のことで、たしかに手持ちの服とあわせて日々のなかで着てみなくては、良い買い物だったかどうか、わかりませんよね。
よーし、めげずに買い物に行こう!と思った福田さんのお話でした。
▲さっそく服をえらんでいた福田さん。気になるアイテムをピックアップしていました♩
第2話からは、福田さんのお買い物ルールを踏まえつつ、スタッフ田中の「大人っぽくきれいめな服もきてみたい」という願いを叶えるべく、贅沢にもお買い物に同行してもらいました!
それでは、次のお話もお楽しみに。
<本ページで使用した衣料品問い合わせ先>※連絡先のないものはスタイリストまたはスタッフ私物となります。※価格は税込みです。
福田さんが持っているスカート:9,720円(URBAN RESEARCH DOORS/03-4336-8244)
もくじ
福田麻琴(スタイリスト)
フランス留学を経て、さまざまな女性ファッション誌で活躍中のスタイリスト。今どきを取り入れたフレンチベーシックスタイルが人気。1児の母でもある。日々の様子をInstagramでも綴っている。(@makoto087)また、2016年9月には母と子のサイト「hahaha!」にてスタイリスト目線でセレクトしたアイテムを紹介する予定。
URBAN RESEARCH DOORS(アーバンリサーチドアーズ)
作り手の思いが感じられる丁寧な仕事。時代を超えて愛されるシンプルで長く使えるデザイン。これまで変化や効率だけを追い求めてきた時代だからこそ、気持ちを込めて作られた価値あるものたちを、大切にし「着る・食べる・住む」という日々の暮らしを内面から心地よくしてくれるアイテムたちをセレクト。店舗だけにとどまらず、毎年秋に野外フェスティバルを開いたり、各店舗でのイベント開催などライフスタイル全般をデザインする楽しさを追求している。http://www.urdoors.com/
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