【23時の、僕とおやつ】春の新作!「花束」をテーマに、クッキーボックスをつくりました
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
工房のある国立市では桜の見頃もピークを迎え、春真っ盛り、といった様相です。
今回のコラムは、そんな春爛漫の季節にリリースした新作「クッキーボックス」の裏話を書いてみようと思います。
(完成したボックスの写真はぜひ商品ページでご覧くださいね!)
“花束のような” おやつ
新しい商品をつくるときは、食べる人のことを具体的に思い浮かべながらつくっています。
例えばグラノーラだったら、朝お子さんと一緒に食べるのかな、それとも一人でこっそりおやつに食べるのかな、など。
今回のクッキーボックスは、花束をお届けするような気持ちでつくりました。
味も、香りも、見た目も、全て違う種類のクッキーを、しっかりとした箱に詰め合わせています。
食べたらおいしくて楽しい。かわいい箱が残るから食べ終わっても楽しい。
そんな風に、いつもの日常にちょっと心が踊る瞬間を作ってくれる「花束のようなおやつ」を目指しました。
箱は、おまけシールやショップカードのイラストでもおなじみのSAITOE(サイトウ)さんに、女の子がおやつの時間を楽しんでいる姿を描いていただきました。
実はこの箱の絵も、約半年前からサイトウさんと打ち合わせをはじめ、二転三転したのちに、今の絵柄に決定。
▲デザイナー 波々伯部(ほほかべ)と打ち合わせ中。
映画・不思議の国のアリスに出てくる「なんでもない日おめでとう!』のティーパーティーのような雰囲気がかわいくて、梱包作業をしながら5分に一度はスタッフの誰かが「あーかわいい…」とため息をついていました(笑)
絞り出しクッキーが絞り出せない!
3種類入っているうちの1種「バニラの絞り出しクッキー」は今回が初めての販売となります。
見た目の華やかさはもちろん、サクッとした軽い食感が好みで採用しました。
でも一番最初の試作では生地が固すぎたのか、全く絞り出せないというアクシデントが発生。(危うくお蔵入りになるところでした)
生地を柔らかくしすぎると模様がきれいに焼き上がらないので、生地の配合と、絞り器の金具の大きさを、少しずつ調整しながら改良しました。
アールグレイのクッキーとココアのクッキーも、前回のクッキーボックスから改良しています。
理想の食感を目指すためにオーブンの “クセ” を考えて、直径を2mm小さくし、その代わりに厚みをだしました。
こうすることによって、よりしっとりサクッとした、かじる気持ちよさを感じられるのではないかと思います。
家にお花を飾ったり、大切な人に花束を渡すように、このクッキーボックスが日常を彩る存在になったら嬉しいです。
▼クッキーボックスの詳細やご購入はこちらのページからどうぞ!
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