【クラシコムの社員食堂】旬の時期が短い山菜、今回はワラビとフキを味わいました!
フルタヨウコ
今日のメニュー
◎肉豆腐
◎ワラビとフキのおひたし
◎出汁がら(いりこ、昆布、かつお節)とさつまいものかき揚げ
◎プチトマトときゅうり、大根の中華漬けもの
奥多摩のワラビをいただきました!
山菜は出始めると一気にでてきて、あれもこれも食べたいのに追いつかない!と毎年悩んでしまいます。
春になるとワラビを送ってくださる方がいるのですが、そのタイミングはいつも不思議なことに、スーパーなどでワラビを発見してその方のことを「元気かなぁ?」と思い出すとき。
タケノコに代表されるように、山菜は一気にでてきてすぐに成長し、食べるのには堅くなってしまいます。収穫時期が短いけれど、気にした途端にご連絡をいただいて山菜を味わうことができ、毎度うれしい驚きがあります。
今年もたっぷりいただいたので、社食のおかずに決定です!
ワラビがあるというのに、フキにも手が伸びてしまいました……。
野菜直売所にワラビ以外のおかずになる食材を買いに行ったのに、まず目に飛びこんできたのは淡い緑色をした、柔らかそうなフキ。
もしかしたらこれを逃すと社食に出せないかも、と思ったら居ても立ってもいられず購入しました。
塩をまぶしてすりこむ、といういたずりをすると、すぐに渋みのもとになりそうなアクが浮かんできます。
いたずりをしてから沸騰したたっぷりのお湯の中で数分ゆがいて、氷水にとりすぐに冷やして皮をむいたら、生の時以上に瑞々しい若草色のフキとなりました。
ワラビは重曹をいれたお湯でアクを抜いた当初はきれいな緑色でしたが、刻一刻と深みのある緑色に。
同じ山菜でも火を通してからの変化が全く違うので面白いです。
フキはワラビのおひたしの中にまぜ、食感と色合いの変化を楽しんでいただきました。
スタッフのみなさんも
「ワラビをこんなにたくさん見たのははじめて!」とビックリしていましたよ。
では、また次回の社員食堂の日にお会いしましょう!
フルタヨウコ(料理家)
デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャム制作の他に料理やイベント出店なども行う。現在はKURASHI&Trips JAM LABORATORYでのジャムプロデュースを務める。http://home-home.jp
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