
オフィスの様子をお届けしている「今日のクラシコム」の中に出てきた「夜社食」の話を覚えていらっしゃいますか?
こちらの彼、当店のジャム工房で働いている福成(ふくなり)が、週に一度おかずを2品作ってくれるというあの話です。

私は家族3人分のおかずをお願いしているのですが、週に一度のこの日がとんでもなくありがたくって!
実際にはオフィスのキッチンで作っているのに、福成が家にやってきて夕食作りを手伝ってくれているような、そんな感覚なんです。
「家族のためにお母さんが作った」みたいな味付けなのが、そう感じさせているのかもしれません。
出来立てのおかずを抱えて帰ったこの日、自分で準備するのはお味噌汁とご飯だけ。これなら、疲れたな〜と思う日でも負担が少なく、夕食後に家事をあれこれ終わらせても、まだ少し元気が残っているんです。
それで気がつきました。時短できて嬉しいというより「まだ元気が余っているという状態が嬉しい」んだということに。
同時に「心身ともに健やかでいるため、時には素直に誰かの力を借りよう」とも思いました。
余力があると、家族からの不意のオーダーにも機嫌良く応じられるのが嬉しい。子供とテレビゲームをしたり、早々と布団に潜り、読み止しの本をめくれるのも嬉しい。
「持ち帰りの社食がある」
その事実が、のびのびと自由な気分を運んできてくれます。
明日は火曜日、夜社食の日。献立はなんだろう〜。
冷蔵庫につめられたおかずには、自由で贅沢な時間もつまっています。

家族分のおかずを冷蔵庫から取り出し、福成に「いただきます!」とお辞儀するスタッフ西野。ついついお辞儀しちゃう気持ち、とっても良く分かります。
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