【今日のクラシコム】オフィスに料理人現る!?火曜日をほくほくにしてくれる夜ご飯。
編集スタッフ 齋藤
オフィスの様子やスタッフの働く姿をお届けしている「今日のクラシコム」。今回は何をご紹介しようかなと思いオフィスを見渡すと、そこに見慣れない姿が。
あれ?キッチンに、料理人がいる!!(写真左奥にご注目)
今日はお夕飯作りをおやすみしたい。そんな時の救世主!
▲一枚板のカウンター越しにいそうな、貫禄ある風情です。
一見したところ「粋なご飯を提供してくれる小料理屋の店主だろう」と思いましたが、その正体はジャム工房で働いている福成(ふくなり)でした。
実は今年の2月から「夜社食」と称して、夜ご飯を作りにきてくれています。用意されるのは主食と副菜の2品。
できたおかずはタッパーに詰められ、各々自宅に持って帰っていただきます。
打ち上げで作ったご飯が、おいし過ぎたのがきっかけ?
▲かれこれ5〜6年の付き合いだというお客様係の山根と。
福成はジャム工房で働く前、手作りのソーセージを販売する店で製造の仕事をしていたそうです。それを聞いた途端「似合いますね〜」と思わず納得してしまいました。
だって絶対おいしいハムやチーズを作ってくれるであろう風貌をしていませんか?(根拠はありません)
そんな福成がどうして「夜社食」を作るようになったのか聞いてみたところ、打ち上げで代表の青木と店長佐藤にご飯を振る舞ったのがきっかけかも、とのことでした。
福成はお客様係である山根と同じバンドで演奏してきた仲間でもあります。以前当店の記事でバンドのメンバーに協力をしてもらったことがあり、その際の打ち上げで福成の手作りご飯が提供されることに。
それ以来社内で福成のご飯が「おいしい!」と話題になったのでした。
福成のインスタグラムには毎日のように料理の写真がアップされています。豚とアサリの磯部焼き、砂肝の油淋ソース、しめたコハダ、ベルガモットオイルのドレッシングで和えた小夏のサラダなどなど、そのどれもが繊細で手の込んだものばかり。
好きこそものの上手なれ。料理好きが高じて、とうとう仕事になったようです。
幸せな香りにつられて、みんなが寄ってくる〜。
オフィス内にふわりと香る醤油や出汁のいい匂い。飲み物を入れに行く時つい気になって、お鍋の中を覗いてしまいます。
つやつやのこんにゃくやしっとり丸くなった人参を前にしたら、思わず尋ねずにはいられません。
「今日の献立はなんですか〜?」。
料理名を聞くだけで、思わず涎が口いっぱいに広がります。そして何より福成のまあるい笑顔に、癒される瞬間でもあるのでした。
夕食と一緒に、笑顔も持って帰ります。
この日の献立は、鶏とごぼうの煮物とキャベツとピーマンのツナ和え、小松菜と塩昆布のしらす和えでした。
事前に申請しておけば家族の分ももらえるため、いつもお土産を持って帰るようなあたたかな気分に。
定時後、夕食の入ったタッパーを持ってほくほく顔のお客様係上山を発見しました。おいしいものを前にしたら、みんな素直にならざるをえないですね。
大人になると急に機会が減ってしまう、「誰かがご飯を作ってくれる」ということ。だからこそ喜びもひとしお。「おいしいご飯が待っている」と思うだけで、定時までのモチベーションもアップです。
火曜日が待ち遠しくて仕方がない、スタッフたちなのでした。
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