
昨年の夏の終わり、家族でフィンランドを旅しました。
初めての北欧で何よりも心を掴まれたのが、街のあちこちでふと目に入る鮮やかな色。長く暗い冬を乗り切る知恵でしょうか。
貸しアパートの小さなキッチンの淡いピンクの壁、カフェの生垣に咲いた真っ赤な花、サーモンスープを味わうおじいさんの黄色いコート。
パキッとした明るい色がもたらす情景の豊かさ、そして異国で縮こまる心が視覚からほわっとほぐれていくことを実感する日々でした。
帰国後、暮らしに鮮やかな色を取り入れたくて色々探したなかで、これはいいぞ!と思ったのが『BRITA SWEDEN』のマルチラグです。
まさに北欧を思い出す美しい色柄はもちろん、ラグでありながら汚れに強いプラスチック素材でできている優れもの。
長年スウェーデンの家庭で親しまれてきたというその歴史にも惹かれました。
木目に馴染む、優しい「北欧ブルー」
選んだカラーはコバルト。パキッとしすぎず目に優しい、北欧の空や湖を思わせる穏やかなブルーにひとめ惚れしました。
主張しすぎないシンプルなチェック柄と、リバーシブルで使えるところも魅力。
我が家にある古い木製のダイニングテーブルとも馴染んでくれましたよ。
ぺたんと折りたたまれて届いたその姿にもキュン。
プラスチックと聞いていたので手触りは硬いのかな?と想像していましたが、思った以上に柔らかく、日本のゴザに近い印象でした。
ツルツルしすぎず、素足で踏んでも冷たくないので、季節を問わず安心して置いておける佇まいです。
子どもの食べこぼし、
ゆったりと見守れます
大きさは100×70cm。さまざまな用途で活躍する取りまわしやすいサイズ感ですが、一番使ってみたかったのが、子どもの食べこぼし対策としてキッズチェアの下に敷くこと。
もうすぐ1歳半の子どもはまだまだ上手にスプーンは使えず、食べこぼし祭りの毎日。
ビニール袋を敷く方法など色々調べてみたものの個人的にしっくりこず、毎食後床を這いつくばって掃除する時間がどうにも憂鬱だったんです。
ところが! このラグを敷いてみると……。
食後、キッズチェアに落ちた食べこぼしも全てラグに払い落とし、ぱたんと折ってキッチンのシンクへ。
パッパッと汚れをはたいてラグを戻したら、もう後片付けは終了。あれだけ労力を使っていた掃除が無駄のない動線でチャチャっと済むことの素晴らしさに、ラグが来た初日は本当に感動したものです。
これまでは内心「あちゃー」と思いながら薄目で見ていたダイナミックなスプーンさばきも、「あらあら、今日も頑張ってますね」と、ずいぶん穏やかな気持ちで見守れるようになりました。
スープや味噌汁などをこぼされてしまった日には、普段通り食べこぼしを除いた後お風呂場へ。
シャワーでジャーと流し、そのまま浴室に干しておけばすぐに乾いてくれます。
汚れてしまってもシミが残らず嫌な臭いがしないのはプラスチック素材ならではの強み。
今のところ、このざっくりとしたお手入れで間に合っていますが、洗濯機の「手洗いモード」や「ドライモード」で丸洗いもOKだそう。お手入れがネックで長年ラグには苦手意識を持っていましたが、この楽ちんさはまさに革命です。
家中あちこちで「マルチ」に活躍
当面の間はキッズチェアの下が定位置になりそうですが、何せ「マルチラグ」なので、あらゆる使い方ができそうです。
観葉植物の下に敷いたら間違いなく素敵ですし、水やりの水滴や葉っぱなどの汚れから床を守ってくれますね。(裏面のグレー調も爽やかで可愛いんです)
玄関マットとして敷いてみたら、幅ぴったり。家の入り口に鮮やかなカラーがあるだけで気分が明るくなります。
水を吸収しにくいので、雨で濡れた荷物の一時置き場としても頼れそうです。
小さく畳めば自転車のカゴにも問題なく入るので、レジャーシートとして持ち運ぶこともできちゃいます。
今は真夏で難しいですが、涼しい季節には保育園帰りの子どもと公園でひと息つくのが楽しみで。そんなシーンにもきっと活躍してくれるだろうなと思います。
ほんの小さなことで、心は守られる。
最後に、これは余談なのですが。
バタバタな平日朝、食器の片付けまではなんとかしたものの床掃除まで辿り着かずタイムアップということもよくあります。
そんなときにも、まず目に入るのは鮮やかなブルー。おかげで床の汚れがあまり目立たないので、雑多な部屋へのがっかり感がだいぶ減りました。
根本的な解決になっていなくても、たったそれだけのことで気持ちは水平に保たれるものです。素敵な雑貨のパワーはこんなところに効いてくるのだなと実感しています。

小さなラグがやって来て、毎日の食事のストレスが一つ減ったことは、私にとって想像以上に嬉しい変化でした。
こんなふうに「仕方がない」で諦めていることを一つずつ見直していったら、もしかして生活は今よりずっと快適になるのかもしれません。
あの景色を思い出すたびに胸がきゅっとなる、憧れの北欧。次いつ行けるかは分からないけれど、これからもそのエッセンスをちょっとずつ暮らしに取り入れていきたいなと思います。
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