編集スタッフ　寿山

20代の頃、ひとり暮らしの小さなクローゼットには、あふれんばかりの服とバッグがぎゅっと息苦しそうに並んでいました。

その日の気分に合わせて、ファッションのテイストを変えたり、それに合わせてバッグを持ち替えたりするのが楽しくて。

あんまり頻繁にバッグを変えるものだから、いつもカードケースやリップクリームが行方不明に。

決して高くも、使いやすくもない、でも愛着のあるバッグと服のコーディネートを満喫していたものです。

 

「どんな服装にも合う」「使いやすい」が今の気分。

30代になると、バッグを選ぶポイントは一気に使いやすさに傾きました。もうひとつの基準は、どんな服装にも合うかどうか。

ある程度お金を払っても、長く使える、大人のバッグを求めるようになったのです。

3年前から愛用している黒い革のバッグは、今の気分にぴったり。使うほど光沢をます、革の表情を楽しんでいます。

それでも娘と出かける週末には持つ気になれず。ずっと休日にも使える、大人っぽいバッグを探していました。

そんな私にフィットしたのは、意外にも保冷用のトートバッグだったのです。

 

子どもの飲み物やお弁当、濡れた着替えを入れても安心です

▲娘の着替えに食事エプロン、おしぼりタオル、オムツポーチ、お茶、私の荷物も入りました

子どもと出かけるときは、お茶やお弁当におしぼりタオル、水遊びで濡れた着替えなど、水気のあるものをたくさん持ち歩くことになります。

保冷バッグの内側は、保冷効果のある水に強い素材で分厚くカバーされているので、そんな子どものアイテムを入れても安心。

たとえバッグの中でお茶がこぼれても、さっと拭いて乾かせばいいだけ。シミになる心配もありません。

▲地べたに置いても自立します。汚れにくいシーグラスの編み上げ部分は、涼しげなアクセントにも

あまり実用性を感じさせない、おしゃれなビジュアルも、とても気に入っています。

子連れでの外出はカジュアルな格好になりがちなので、小物くらい大人っぽいデザインのものを持ちたいところ。

そういったママの密かなおしゃれ欲を満たしてくれるバッグな気がしています。

 

もう妥協しなくていい？子どもと一緒に、おしゃれを楽しもう！

▲買い物したときにもらったエコバッグや、雑誌の付録バッグ、母親にもらったものなどをママバッグに。濡れても汚れても、すぐに洗濯できるものばかり

  “子どもと手を繋ぐから持ちやすいもの”
 “すぐ床に置くから汚れが気にならないもの”
 “ふたり分の荷物を入れるから大きめ” 

ありとあらゆる制約があるため、母になってから持つバッグといえば、機能性を重視した “ママバッグ” が多くなっていました。

デザインは妥協したというママの声もよく耳にしますし、かくいう私もその一人。家にあるとりあえずの物で代用しています。

子連れの外出には、ある程度あきらめが必要と思っていたけれど……このバッグがあれば、もう諦めなくてもいい気がして。

「さあ、またおしゃれを楽しもう！」

忘れかけていた気持ちを思い出させてくれる、ママにうれしいアイテムです。

 

今回ご紹介した愛用品

シーグラス＆キャンバストート/保冷用/クーラーバッグ （S）

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