【クラシコムの社員食堂】バテ気味の身体にもオススメ。京都旅行で学んだ、夏料理の工夫はコレ!
フルタヨウコ
今日のメニュー
◎鶏の唐揚げ さっぱり香味だれ
◎白瓜と水茄子の塩こうじ和え
◎ズッキーニの卵焼き
◎冬瓜と栃尾揚げ、姫筍のあんかけ煮
真夏の京都旅行、たくさん食べて満喫してきました。
▲京都に行くと必ず眺めたい鴨川。写真では爽やかですが、実際はうだるような暑さでした。
先日、数年ぶりに京都旅行をしました。
真夏のうだるような暑さの中移動をし、水ばかりのんでしまって食欲がなくなりそうと思いきや……
行きたかったごはんやさんにはいると、あれも食べたいこれも食べたいとオーダーし、写真を撮るのも忘れてあっというまに完食。
あれ?食欲なかったんじゃなかったっけ??と自分でもびっくりするくらいでした。
▲早朝の祇園の路地。人もまばらで空気が澄んでいました
こんなに暑いになにを食べても美味しくて、ぱくぱく食べられるのだろう?と不思議に思い、朝ごはんをいただいたお店で聞いてみました。
すると、料理ひとつひとつに暑い夏でも食欲がわく工夫がされていたんです。
この夏は聞いた工夫を多いに実践し、夏バテしない身体をつくっていこうかと思っています。
京都で学んだ夏料理の工夫
瓜科の野菜を積極的に食べる
京都のお店のかた曰く、夏に瓜科の野菜を食べると、身体の中の水分や塩分、体温を整えてくれるそう。
瓜科の野菜で真っ先に思い浮かべるのがきゅうり。しかし、きゅうりは年中あり、常に冷蔵庫にストックされているので、少々飽き気味。
「きゅうりの他に瓜科の野菜はないかなー?」と野菜直売所でキョロキョロしていると、白瓜が目にとまりました。
また、水分がたっぷり含まれていて生食できる、大阪・泉州の伝統野菜、水茄子も東京のスーパーで発見。
関西でないと見かけないと思ったのに、目線を変えると見つけられるのですね。
朝ごはんをいただいたお店でとても美味しかった料理のひとつにきゅうりと水茄子の浅漬けに塩こうじを和えたものがありました。
そのきゅうりを、白瓜に代えて社食でもお出ししてみましたよ。
塩こうじで和えると浅漬けのさっぱりした風味の上にコクがでて、ごはんと一緒にいただくとお箸がとまりません!
また、冬瓜も瓜科の野菜。瓜科というと、生のまま食べるものが多くなりがちですが、冬瓜は加熱するとさらに美味しくなるので、料理に幅が広がります。
きゅうりにはじまり、白瓜、ゴーヤ、冬瓜にかぼちゃ、そしてスイカと、瓜科にもいろいろ。この夏はぜひ調理に瓜科の食材を取り入れてみてください。
「ほんのり」酸味がついた料理に
香味野菜を「たっぷり」
もうひとつ、なるほどと思った工夫が「少しだけ酸味がきいた料理に香味野菜を合わせる」ということでした。
酸味が強いと身体がびっくりして食べ進められなくなってしまうので、梅干しや酢の物などの箸休め料理以外は、ほんのりくらいの酸味がよいようです。
そして、シソやセロリ、ネギなどの香味野菜で香りを爽やかにするとさらに食欲が増します。
旅行にいってお土産を買って帰るのもよいですが、旅先で食べた料理の工夫のお土産もまた楽しいですね。
クラシコムスタッフも夏休みをとって旅にでかけているかたがでてきたので、現地で食べて美味しかった料理を聞いてみたいと思います。
では、また次回の社員食堂の日にお会いしましょう!
フルタヨウコ(料理家)
デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャム制作の他に料理やイベント出店なども行う。現在はKURASHI&Trips JAM LABORATORYでのジャムプロデュースを務める。http://home-home.jp
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