【BRAND NOTE】スターバックス社員に聞く! 家庭用ドリップコーヒーをおいしく淹れるには?
ライター関紋加
1日のはじまりやリフレッシュタイムに、コーヒーは欠かせない存在。スターバックスに寄り道するのも良いですが、あの味わいをおうちで気軽に再現できたらうれしいですよね。
今回のBRAND NOTEは、自宅でかんたんにスタ―バックスの1杯を楽しめる家庭用シリーズ「スターバックス オリガミ®」(以下、オリガミ) をご紹介します。
オリガミは、1杯分のコーヒー豆とフィルターがセットになったドリップタイプのコーヒー。お湯さえあれば、誰でもおいしく淹れることができる商品です。
前編では、スターバックスのブランドマネジャー・安藤真由美さんに、オリガミに込めた思いやこだわりをお話しいただきました。
後編では、オリガミのような1杯分のドリップコーヒーを「おいしく淹れるコツ」と、スターバックスで飲むような「ふわふわラテの作りかた」を教えていただきます。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で制作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
家庭用ドリップコーヒーを
おいしく淹れるコツはありますか?
▲オリガミの「ハウス ブレンド」
お湯を注ぐだけというシンプルな手順が魅力的なドリップコーヒー。「手軽な飲み物だから」 となにも気にせず、ささっとお湯を注いでいる方も多いのでは?
でも実は、オリガミのような家庭用ドリップコーヒーも、ちょっとしたコツをおさえるだけで味わいに変化があるのだそう。
最適なお湯の温度は? 量は? 一気に注いでいいのかな? そんな素朴な疑問を安藤さんに投げかけながら、一杯の味わいを最大限に引き出すためのポイントを教わりました。
お湯は90〜96度がベスト
安藤さん:
「お湯は沸騰したら火から落とし、気泡が落ち着くまで置いておきます。熱湯よりも90〜96度まで下がった方が酸味と苦味、香りのバランスがベストに抽出できるんですよ」
お湯は静かに。コップに2〜3滴たれる程度に粉を湿らせたら10秒待って
安藤さん:
「一気にお湯を注ぐのではなく、まずは少量のお湯を通して、乾いている粉を蒸らします。これで、次にかけるお湯の通りがよくなり、旨みをしっかり抽出できるようになるんです。
お湯と粉が触れ合う時間が長いほどしっかり味がでるので、注ぎ口が細いケトルで、ゆっくり優しく注ぐのがおすすめですね。なければ、取っ手付きビーカーや急須で代用してみてください」
時計周りの円をなぞるように、2回に分けてお湯を注ぐ
安藤さん:
「このとき、ペーパーフィルターに直接お湯をかけないように気をつけてください。コーヒーを通らずにペーパーの周りから落ちた液体が混ざってしまい、味わいが薄くなってしまいます。
あと、高い位置からお湯を注ぐと水がねじれ、液面が暴れてしまいます。『おいしくなぁれ』と、気持ちを込めることがなにより大切ですよ」
最後の1滴は待たずに、フィルターをはずす
安藤さん:
「最後の1滴まで残さず淹れたくなりますが、実はその前にフィルターをはずした方が良いです。最後の方になると、コーヒーの上に浮いているアクが混ざってしまうんです」
自宅でもあの味を!
スターバックス定番・ふわふわラテの作りかた
ミルクがたっぷり乗った、スターバックス定番のふわふわラテ。寒い季節はとくに恋しくなりませんか?
安藤さんいわく、あの味も、オリガミを使えば自宅で再現できるのだとか。ポイントは「ミルクを泡立てるひと手間」。
さっそく作りかたをご紹介します。
用意するもの(マグカップ1杯分)
・お湯:70 ml
・牛乳:100ml(温度は70度、目安は500wで1分を目安に加熱)
・ミルクフォーマ―(IKEAや100円均一でも購入できます)
・容器(ミルクの泡立て用)
・スプーン
※2017年10月19日追記:牛乳の加熱時間に誤りがありましたので訂正させていただきました。申し訳ございませんでした。
作りかた
[1] ベースのコーヒーは基本の淹れかたと同様。牛乳を加えるので、湯量を少なく濃いめに淹れます。
[2] ミルクにミルクフォーマ―のノズル部分全体を入れます。容器を傾けて深さを出し、側面にぶつけないようにしましょう。
安藤さん:
「ミルクフォーマ―を使うと液面が倍以上に盛り上がるので、高さのある容器を使ってくださいね。牛乳の脂肪分は3.6%以上がおすすめ。無脂肪は泡立てるのがむずかしく、低脂肪牛乳や豆乳は泡が消えやすいんです」
[3] できあがったフォームミルクを泡とミルクの層が見てわかるくらいまで落ち着かせます。
[4] スプーンで泡を抑えながらミルクを注ぎます。
[5] その上に泡をたっぷり乗せたら、完成!
安藤さん:
「牛乳をそのままいれてもラテ気分にはなりますが、ちょっと泡立てるだけでミルクの甘みが引き出されるのでさらにおいしくなりますよ。ほんのひと手間だけど、自分に 『ちょっと贅沢』、『ちょっとごほうび』、そんな習慣が広がればうれしいです」
さらに、甘い気分を味わいたいなら、キャラメルソースやチョコレートソースをトッピングしてみてくださいね。
▲こちらはキャラメルソース
安藤さん:
「まずふわふわの泡が、そして、コーヒーと牛乳が一緒になった部分が口に入ってくる。その瞬間がしあわせです」
▲もう少しラテアートがうまくなりたいと笑う安藤さん
安藤さん:
「今日は基本のプロセスをお伝えしました。でも、一人ひとりの味わいの好みがあって、好きな淹れかたがあると思うので、難しく考えすぎず自分なりのプロセスを楽しんでくださいね」
それぞれのフレーバーに合う「おやつ」をお供に
▲左のホリデーシーズン ブレンドは11/1より発売予定
コーヒータイムをより充実させてくれるのが、味わいをより引きたててくれるおやつたち。
オリガミのシリーズ全6種から、「ハウス ブレンド」「ディカフェ ハウス ブレンド」「スターバックス® ホリデーシーズン ブレンド」の3つをピックアップして、それぞれの味に合うおやつを安藤さんに教えていただきました。
安藤さん:
「代名詞的存在のハウス ブレンド(1)は、酸味・コク・苦味のバランスが整って、飲みやすい一杯。温度が落ち着くと、すっきりとした酸味が出てくるので、甘酸っぱいフルーツをうまく引きたててくれるんです。酸味と甘みが魅力的なアップルパイとの相性はばつぐんですよ。
今年8月に販売を開始したディカフェ(2)は、『ディカフェコーヒー=風味がなくて物足りない』というイメージを変えてくれるかもしれません。ハウス ブレンドの味わいはそのままに、カフェインだけを取り除いたので、味わい深くバランスの良い一杯です。夜のリラックスタイムにナッツと組み合わせて楽しむのもおすすめです。
一方、コクもあって少し甘めの香りが特徴のホリデーシーズン ブレンド(3)は、甘みの強いおやつとぴったり。これからの季節だと、ジンジャークッキーなんていかがでしょうか? コーヒーの苦みとコクをしっかり受け止めてくれると思います」
おうちスターバックス、はじめませんか?
「スターバックスのコーヒーを自宅でも味わいたい」
そんな声から、1杯分の家庭用ドリップコーヒーにたどりついたオリガミ。
自宅にいながらスターバックスで過ごすような気分を楽しんでもらうため、「店舗と同じ味」ということに徹底してこだわり、豆のグラム数や、挽き具合、フィルターの素材……何ひとつ妥協しなかったと言います。
誰でもどこでも、かんたんに「あの味」を楽しめるオリガミは、私たちの毎日に “おうちスターバックス” の選択肢を与えてくれました。
スターバックスのウェブコンテンツ『My Home,My Starbucks』では、6人のスターバックスコーヒー愛飲者を取材し、『暮らし』と『コーヒー』の関係をのぞかせてもらっています。
クラシコムの代表青木も、そのうちの1人として登場しています。
青木の新しい一面に、クラシコムスタッフもニヤニヤしながら楽しんだ動画とストーリーも、ぜひのぞいてみてください。
【撮影】キッチンミノル
【編集協力】有限会社ノオト
もくじ
安藤真由美
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社勤務。1996年8月にオープンした日本第一号店「銀座松屋通り店」の立ち上げにともない、オフィススタッフとして入社。現在はブランドマネージャーとして、店舗以外でスターバックスコーヒーの味を提供するパッケージコーヒーの開発や販売を手掛ける。
ライター 関紋加
有限会社ノオト所属の編集者、ライター。ヨガウエアやオーガニックコスメの販売経験から、好きな分野は料理、美容、健康、ライフスタイルなど、毎日の暮らしにまつわるなにげないこと。現在は、企業のオウンドメディアや地元ニュースメディアを中心に活動中。趣味は、ヨガと食べ歩きとミュージアム巡り。
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