【今日のクラシコム】BRAND NOTEの記事ができるまで。

編集スタッフ 二本柳

 

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BRAND NOTEの制作現場をお届けします。

先日、BRAND NOTE(ブランドノート)は2015年7月の第1回からあっという間に13回目を終えました。いつも多くの方に記事をご覧いただき、さらにはアンケートの回答まで本当にありがとうございます!

BRAND NOTEとは、私たちクラシコムの「フィットする暮らし、つくろう」というテーマのもと、お客さまが日々の暮らしを居心地の良いものにするお手伝いをしたいという思いから始まった、タイアップ記事をはじめとする企業様とのお取り組みです。

これまでにご一緒してきたブランドは、スタッフ自身が日常生活を送るなかで愛用してきたり、何となく気になっていたもの。

そんな身の回りの商品やサービスを生むブランドの「真摯」なものづくりをご紹介することで、お客さまも何気なく親しんできたものに「愛着」や「信頼感」を持てる機会が増すかもしれない。そしてそれは、私たちの目指すフィットする暮らしにつながるのではないかと考えています。

本日は、そんなBRAND NOTEが実際にどのように作られているのか?その一部をほんのちょっぴりお届けしていきますね。

 

01. 企画を立てる。
「どうしたら“ほんとう”が伝わる?」

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お取り組みするブランドが決まったら、店長佐藤、BRAND NOTEのプランナーであるスタッフ高山、編集スタッフの間で企画会議が始まります。

その際にとても大切にしていることがこの2つ。

(1)ブランドの伝えたい芯はどこにあるだろう?

それぞれのブランドには「自社の商品やブランドの想い、こだわりについて企業サイドからは発信しづらい」という課題があります。だからこそ、私たち第三者の言葉でそれをお伝えする意味がある。その意義を忘れずに、記事を通して伝えたいことを明確化していきます。

(2)どのようなカタチにしたら、当店のお客さまに「ほんとう」をお伝えすることができるだろう?

私たちが日々お届けする読み物は、すべて「ほんとうだから面白い」ということを前提にしています。この考えはもちろんBRAND NOTEでも変わりません。商品やブランドの「ほんとう」のことを、どんな構成にしたら一番たのしくお伝えできるかはギリギリまで悩み続けるポイントです。

 

02. 取材・撮影
「身近なものの裏話は、新たな発見の連続」

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社内で企画が決まり、クライアント企業さまと方向性を共有するのに約1週間。

その後、取材する方やロケーションのアポイントメントなどの準備期間へ入り、すべてが整い次第さっそく取材・撮影期間に突入です。

毎回担当する案件によって企画は様々なので、どれひとつとして同じということはなく、いつでも初めての連続。編集スタッフの私は毎回とっても緊張しています…。

取材が始まるまでの間には、それまでも馴染みがあり「知ったつもり」でいた商品やサービスを改めてお勉強。

当店のお客さまに「ほんとう」の魅力をお伝えするためにも、そして私たち自身が真摯な姿勢を貫くためにも、企業の事前知識はしっかりと身につけて取材にのぞみたいと思っているんです。

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ちなみに上の写真は取材を終えてホッと一息ついているところですね…。

カメラマンさんの撮る写真の出来栄えが素晴らしいと、店長も編集担当者も俄然ヤル気がわいてきます。(安心しすぎてニヤけちゃってますね笑)

取材期間は約1週間。その時間は新しい発見が盛りだくさんで、あっという間に過ぎていきます。でも毎回うれしいのが、ご一緒してきたすべてのブランドの「真摯」な姿勢や「人間味」を肌で実感できることです。

当たり前のように感じていた身近なものが、いかに、なんとなくでは生まれ得ないものか。たとえ大きな企業のイチ商品であっても、そこには “人” がいて、ほんの個人レベルでの情熱や努力から生まれているということは、BRAND NOTEの取材を通じていつも感動する部分です。

 

04. 記事の作成
「伝えたいことが伝わる記事になっている?」

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取材期間を過ぎると、翌週から2週間かけて記事の制作期間に入ります。

ここからは編集担当者もより集中モードへ。上の写真はスタッフが「集中部屋」と呼んでいる個室にこもって執筆しているところを、パシャリと撮ってきました。

取材を通じて知った、ブランドに込められている知られざる背景や、担当者の人間味あふれる思い。それをそのまま言葉にするだけでなく、記事を読み終えたお客さまの「読後感」として伝えたいことがしっかり残るものにしたいと考えています。

だからこの過程では、店長佐藤やプランナーのスタッフ高山も交えて試行錯誤の繰り返し。

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編集担当者は「お客様が読みたい記事になっているかな?」という視点で日頃から記事を書くので、ここに別の視点を持ったプランナーの見解が加わると、譲れない部分がぶつかることも正直あります。時には一度書き終えたものを、ほぼゼロベースに戻ってイチから手直しすることも。

でもこの時間があるからこそ、記事がより目指したいところ、つまり「ほんとうをたのしく伝える」に近づいていくのかもしれません。

ブランドの裏側にある真摯な思いも、記事を読むお客さまの暮らしを心地良いものにするお手伝いをしたいという思いも、どちらも妥協できない。自分たちで言うのは恥ずかしいですが、そんな責任感を持って記事を制作しているからこその紆余曲折かな……と思います。

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今回は、いつもより少し真面目な「今日のクラシコム」をお届けしました。

記事が無事に公開されると、私たちはなかなか席を離れられなくなります。どれほどしっかり読まれているか?アンケートの回答はどうだった?お客さまのリアクションに皆で一喜一憂しています。

そんなBRAND NOTEは、まだまだ色々な企画が待機中。

これからも身のまわりにあるブランドの「ほんとう」を「たのしく」お伝えしていきたいと思いますので、どうぞ引き続きよろしくお願いします♪

 


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