【BRAND NOTE】家事をラクにするための「キッチン収納術」が知りたい!

ライター 小野民

苦手な台所しごと……。どうすれば家事の悩みは解決できる?

「すっきり片付いたキッチンで、テキパキ家事をこなす」。本や雑誌で目にするすてきな家を眺めながら、ため息をもらすことがよくあります。

できれば家事は「楽チン、時短」で余裕でこなしたいけれど、私は家事が苦手で、なかなかうまくいきません。とくに、台所の家事は時間をとられることが多く、実は「嫌い」「苦手」という意見も多いそう。

これまでも、BRAND NOTEのお取り組みでご一緒してきた日用品メーカーのライオン(株)は、家事の負担を減らす商品の開発を長年続けてきた会社。今回、「自信の新作です!」と紹介してくださったのが、食器用洗剤『Magica 速乾+』でした。

植物繊維由来成分を配合することで、水切れがよくすばやく乾くのがポイント。拭く手間が減らせ、食器をはやくしまえるので、食器洗いの負担はぐんと少なくなりそうです。

そんな『Magica 速乾+』とともに、「台所しごとを、もっとラクにするには?」のヒントを探ります。

(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で制作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)

 

ライフオーガナイザー®田中由美子さん。「家事が苦手」なのにすっきりキッチンなのはなぜ?

まずはすてきな暮らしを実践する方のもとへ。知恵を借りたいと伺ったのは、『ごきげん家しごと』(マイナビ出版)という著書もある、ライフオーガナイザー®田中由美子さんのお宅です。

ご自身もDIYに参加したというキッチンは、この通り。

「すごくすてき!」「さすがに片付いてますねぇ」と、口々に感嘆の声をあげる取材チームに対して、田中さんは「ズボラゆえですよ」と意外な言葉。

自分と家族が使いやすい収納と動線を意識すれば、無駄な動きや時間を短縮することができるのだとか。田中さんが実践する、コツを教えてもらいました。

 


田中さん流
家事をラクにするキッチン収納術


調理器具の一軍選手は「動かず取れる」位置に

田中さんが収納で意識しているのが、動線がよい = 使う場所とアイテムを近づけること。

たとえば、コンロで使う頻度の高い調理器具は、右利きの田中さんが動かずに、手を伸ばすだけでさっと取れる、右側の引き出しに収納しているといいます。

田中さん:
「家事をするときは、できるだけ無駄な動きはしたくないんです。それに加えて片手でさっと取り出せたら、それだけで料理もスムーズに進みます。

わが家では、キッチンアイテムを使用頻度で『一軍』と『二軍』に分け、さらにコンロとシンクのどちらで使うかによって、収納場所を決めています」

同じように、シンクにいるときに使うことが多い、ピーラーやキッチンばさみは、シンクの右側の引き出しに入れてありました。

 

吊り戸棚や引き出しの「二軍」
一目瞭然の収納でムダを出さない

登場回数の少ない「二軍」の調理道具やストック食材は、「見える収納」にすることで、探すムダを省いています。

吊り戸棚にしまうアイテムは、ニトリで購入した、取っ手付きのプラスチックケースにまとめて。これなら、小柄な田中さんもちょっと背伸びしただけですんなり取り出せるそう。

田中さん:
「用途が限定されるものは、なるべく持たないという考え方もあります。でも、節分に木の升で豆まきするのが好きだし、年に1〜2度しか作らない栗ご飯のために栗剥き機は持っていたい。自分に必要な無駄は上手に取り入れたいんですよね。

そのぶん、それは必要?ある場所は適切?と点検するクセは大事にしていますが、あくまで自分や家族のモノサシで測ればいいと思うんです」

キッチンの一番下の大きな引き出しは、パントリー。乾物やストック食材は、ここに入るだけと決めています。箱や缶詰が横向きなのは、「パッケージと目があうようにしている」から。

田中さん:
「収納場所の物理的な許容量と、自分の許容量って必ずしも一致しないんです。私は、このくらいちゃんと見えるようにしておかないと、隠れたものはないことにしてしまう(笑)。結果的にすっきり収納なんですよ」

 

大きめアイテムは、キャスター付きボックスに

電子レンジ下のデッドスペースには、ホームベーカリー、米びつ、鉄板と重いものをまとめて。

キャスター付き収納は、使っていなかったイケアの引き出しにキャスターをつけた自作です。限りのあるキッチンスペースを上手に使う工夫であり、パンを焼く担当のご主人にとっても、使い勝手のよい仕組みです。

 

意外と盲点!?ゴミ捨ても「動線」を意識して

田中さんが家事で大事にしているのが「1アクション」。動線を意識したモノの配置の工夫は、何気ないゴミ捨ての動作にも。

「くるっと振り返ってそのままポイ。ゴミ箱はここがベストポジションです」と実演してくださった動きは、流れるようななめらかさ。田中さんから半歩で届く位置はもちろん、足踏みですっと開くことや、ゴミ箱の背が高いところも捨てやすさのポイントです。

分別ゴミは、家族の動線を意識。ボックスを利用して、誰でも分かりやすく分別できるようになっています。文字だけでなくマークをつけるのも田中さん流。「マークなら小さい子でも分かるから、うちの子はすっかり分別男子です」(田中さん)

「手伝って」とお願いするだけでなく、家事に参加しやすい仕組みをつくって、自分ひとりに家事負担がこないようにも工夫しているのです。

 

すっきりしたキッチンは、家事の時短も叶えてくれました。

田中さん:
「もともと、すごく家事が苦手なんですよ。なんとかしたいともがいてライフオーガナイズに出会ったんです。いまも、嫌いな家事の筆頭は台所しごと。少しでもラクして、早く終わらせたいと試行錯誤してきました」

すっきりしたキッチンも、「ものを置かないようにすると、掃除がラクでしょ」とにこにこ。自分や家族に合った方法を見つけた田中さんは、がんばりすぎない、自然体な軽やかさで家事に取り組んでいたのが印象的でした。

後編は、小さな時短を積み重ねる実践編。慌ただしい朝時間をスムーズに気持ちよく過ごす方法を、引き続き田中さんに教えていただきます。

もうひとり、「家事は週末まとめて派」のスタッフ奥村も登場。「疲れて帰宅した平日の夜はとことん何もしない」といいつつ、毎日のお弁当づくりを欠かさないための工夫とは。

Magica速乾+を使い始めた2人。「速く乾くこと」はルーティンの家事にどんな影響を与えたのでしょうか。

(つづく)

▼Magica 速乾+の詳細はこちらからご覧いただけます

【写真】木村文平


もくじ

 

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ライフオーガナイザー® 田中由美子

横浜市で夫、6歳の男の子と3人暮らし。マイホーム購入を機に長年の片付け下手に向き合い、ライフオーガナイザー一級資格を取得。 “家を片づけて自分を好きになる事が出来た” という経験から、ライフオーガナイズで家も人生も「もっと楽に。もっと生きやすく!」をモットーに、片づけに悩む人、忙しいママ達を応援している。著書に『ごきげん家しごと』(マイナビ出版)。

 

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ライター 小野民

編集者、ライター。大学卒業後、出版社にて農山村を行脚する営業ののち、編集業務に携わる。2012年よりフリーランスになり、主に離島・地方・食・農業などの分野で、雑誌や書籍の編集・執筆を行う。現在、夫、子、猫3匹と山梨県在住。

 


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