【お茶の間会議】「ママ友」作りって難しい?

ママ友がいない。ほしい。作りたい。そんな思いを抱えているママも多いのでは。大人になってからの友達づくりは難しいもの。どうやって周りと打ち解けているのでしょうか? 現役ママ3人のそれぞれの体験談をご紹介します。連絡先は交換する?自宅に招くのはハードルが高い……いろいろな意見をもとに、自分なりの答えや方法を探していきましょう。

編集スタッフ 寿山


お茶の間会議のテーマ
「ママ友づくり」


いい大人だからこそ周りに聞きづらいテーマについて、ときに真面目にときに楽しく語り合う、クラシコムのお茶の間会議。

今回のテーマは「ママ友づくり」についてです。

わたし寿山は4月に娘の保育園が変わって、知らない先生や保護者の方の顔を覚えるのに精一杯。はやく打ち解けられたらいいな〜なんて思いながらも、まだぎこちない挨拶しか交わせていません。

同じような状況を経験しているクラシコムのママスタッフは、どうやって周りと打ち解けているのでしょうか? それぞれの体験談を聞いてみました。

 

本日の参加者はこちらです

参加者を、左から順にご紹介します。

【参加者1:お客さま係 渡邉(35歳)】
入社4年目、千葉県出身。1歳7ヶ月の長男がいる。4月に新しい保育園へ転園したばかり。プレママクラスで知り合ったママ友が数人いる。もともと人見知りなタイプ。

【参加者2:編集スタッフ 齋藤(33歳)】
入社7年目、東京都出身。3歳10ヶ月の長男、2歳11ヶ月の長女がいる。今の保育園に通いはじめて4年目。クラスのお母さんたちと気軽に話はできるものの、まだ踏み込めていない気もしているそう。場によって、打ち解けるまでに時間はかかるタイプ。

【参加者3:編集スタッフ 寿山(36歳)】
入社2年目、宮崎県出身。3歳1ヶ月の長女がいる。4月に新しい保育園へ転園したばかり。人見知りはあまりしないが、関係を深めるのが苦手なタイプ。

 

大人になってからの、友達づくりは難しい。

寿山:
「4月に娘が保育園を転園して、あたらしい園に通いはじめました。久しぶりに知らない人だらけの環境で、周りとどう打ち解けたらいいんだろうって戸惑いがあって。

みなさんの体験談を聞いてみたくて集まってもらいました。

わたしは前の園には2年間通っていましたが、個別にお付き合いする『ママ友』っぽい人はできませんでした。保育園に気の合うママ友がいたらな〜なんて憧れはあるんですけど。大人になってからの友だち作りは難しいなあと感じています」

 

連絡先を交換するタイミングがつかめなくて……

渡邉:
「わたしの息子も4月に保育園を転園したばかりなのですが、前の園でいつも帰りのバスで一緒になるお母さんがいたんです。仲良くなれたらと思っていたんですが、連絡先を交換するタイミングがつかめなくて。

転園する前に、思いきって私の連絡先を書いた手紙を渡そうとしたら最終日に会えず、担任の先生に託しました。でも、私の書いたアドレスが間違ってた?か何かで連絡がこなくて……また先生経由でその方からの伝言とアドレスを教えてもらって、ようやく連絡先を交換することができました。

なんだか『白やぎさんからお手紙ついた。黒やぎさんたら読まずに食べた〜』の歌みたいですよね。保育園の先生にはすっかり迷惑をかけてしまって、反省しました。

仲良くなりたい人はいても、連絡先を交換するタイミングが難しいなって思います」

 

学生の頃のように、積極的になれないのはどうして?

齋藤:
「30代になって、ある程度は友人関係が出来上がっているから、これからまた新しい友だちを作るって大変そう?という気持ちも正直あります。SNSで “友達になる” のは簡単だけど、現実はそうもいかなくて。

でも、友だちを作りたい気持ちはあるし、このモジモジした感じが思春期に戻ったみたいな気分です」

▲モジモジします〜と胸に手をあてる齋藤

渡邉:
「わたしは自分から積極的にいきたい気持ちはあれど、慎重になってしまいます。たぶん、大学時代にサークルの新歓コンパなどで友達になろうと連絡先を交換したものの、それっきりという経験を沢山しているからでしょうか。

学生時代のような勢いもないですし、なかなか自分から踏み込めずにいます」

寿山:
「それまさに私の失敗談です! 育休中に児童館や乳幼児イベントで出会ったお母さんと、積極的に連絡先を交換してみたのですが、その後連絡をとるタイミングがあまりなくて。

ラインのアカウント名を見ながら『結局あれっきりだったな〜』と。いまも連絡を取り合ってるのは1人くらいです」

 

自宅に招くって、ハードルが高い!?

齋藤:
「同じクラスのお母さんと立ち話しながら『今度うちに来てください』と話はしますが、まだ実際に行き来したことはなくて。平日働いているから、週末くらいは家族と過ごしたいだろうなと思うと遠慮してしまって、タイミングが難しいです。

いざ家に招くとなると、構えちゃう自分もいて。きれいに掃除しなきゃとか、ちゃんとおもてなししなきゃとか。そのハードルもあるから、なかなか誘う勇気が出ないのかもしれません」

 

とはいえ、いつかは「ママ友」が欲しい気持ちもある

▲足がしびれて体育座りに。姿勢のせいか、なんだか気持ちもしょぼくれてきました

ママ友づくりの難しさについて散々話したあとに、ママ友がいなくても暮らせてはいるけれど、いつかは欲しい気持ちもあるという話もしました。

齋藤:
「休日たまに公園などで、同じクラスの母子とばったり会って、そのまま一緒に遊ぶことがあるんです。子どもたちのすごく楽しそうな様子を見ると、もっとこういう機会があればいいんだろうなって思います。

うちの母が、私の幼なじみのお母さんとずっと仲がよくて、お互いの子どもが結婚したタイミングで『お疲れさま』と、1万円を贈り合ってるんです。そういうやりとりを見ていると、私もいつかそんな関係を築ける『ママ友』が出来たらいいなと。もっと心を開いてみようかなと、最近ようやく思いはじめました」

渡邉:
「保育園やマンションのエントランスとかで、仲よさそうに話してるお母さんたちを見ると、すごく羨ましいなって思います。私は待つタイプなんですけど、新しい保育園でもママ友ができるように、プレママクラスで知り合ったママ友とも疎遠にならないように、自分からアプローチしたいなと思っています。」

 

ママ友づくりにも、自分なりの答えはきっとある?

「ママ友づくりが上手そう」とイメージしていたスタッフを集めた今回のお茶の間会議。ところが私の想像とは裏腹に、よくよく話すと齋藤や渡邉も同じような戸惑いを抱えているようでした。

大人になってからあたらしい友達をつくることには、正直ハードルを感じます。でも、「ママ」という共通のバッググラウンドがあるからこそ築ける関係性もあるのかもしれません。

家事や仕事もあるからそう無理はきかないかもしれないけれど、可能な範囲でアプローチしてみるのもいいかもしれない。どちらにせよ、自分なりの答えや方法を探していけたらいいなと思いました。

お茶の間会議のテーマも、引き続き募集しております

▼思いつきから始まった「お茶の間」プロローグ
chanoma_prologue


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