【クラシコムの社員食堂】選べる具は5種類! お米農家やまざきさんの新米で「おむすび昼ごはん」
まきあやこ
こんにちは!社食担当、Perch.のまきです。
みなさんは、今年もう新米は召し上がられましたか? 今週は、読み物「新米って、おいしい」に登場されていた山崎さんから、新米の七分づきのお米を送って頂いて、新米おむすびのお昼ごはんをお届けしました。
今週のメニュー
◎山崎さんの新米おむすび(選べる具は、焼き鮭、自家製肉みそ、削りたておかか、明太子、梅干し)
◎鯖と根曲がり竹のおみそ汁
◎たまご焼き
◎かぶと野沢菜の浅漬け
みんな大好き、新米!
▲山崎さんから届いたお米にはこんなに素敵なお手紙つき。暑い日も、雨の日も、手間暇をかけて育てる無農薬のお米とその想いのことを考えると、なんだかじーん、とします。
この日は、ごはんを炊いて、おむすびを握りはじめたあたりから、スタッフのみなさんも、そわそわ。
キッチンの前を通り過ぎると、みなさんが「わー、今日はおむすびですかー?」と新米おむすびにワクワクとされている雰囲気が伝わってきました。
▲炊き上がりのきらきら感と、いい匂いに、秋のしあわせを吸い込んだ気がしました。
わたしは、ほんの少しの間、イギリスに住んでいたことがあるのですが、イギリスでも新米のシーズンには、中国系や日系のスーパーマーケットに、アメリカから輸入された新米のコシヒカリが並んでいました。
その米袋には英語で「new crop」と書かれていて、新米へのひとびとの愛は、国境を越えるんだなぁと思ったのを覚えています。
誰かが握ってくれたおにぎりって、どうして美味しいのだろう?
みんなの分のおむすびは、130個以上握りました! なんだか相撲部屋のおかみさんになった気分になりました。
みなさん「どの具にしようかなぁ。」「難しくて決められないーっ!」と悩みながら、社食の列に並ばれていました。「やっぱりあの具も食べたい!」とおかわりする人もとってもたくさん!
山崎さんも新米にのっけて食べるのをおすすめされていましたが、削りたての鰹節で作るおかかおむすびは、絶品でした。自家製肉みそはコチュジャンを入れてぴり辛で作るのがポイントですよ。
そして、新米おむすびの時には、海苔もちょっと贅沢するのもよいですね。
わたしは、海苔はハサミで切るよりも、何枚かまとめて、手で折り目をつけてざっくり切るのがだいすき。海苔がパリパリとわれていく感触や音が、乾いた落ち葉を踏みしめた時のわくわくとした気分にさせてくれるからです。
お昼の後に、あるスタッフさんが「なんで自分の握ったおむすびよりも、誰かが握ってくれたおむすびって美味しいんでしょうね?」とおっしゃっていたのが印象的でした。
きっとみんなに、誰かに握ってもらった「おいしいおむすびのストーリー」みたいなものがあるんだろうなぁ、としあわせに思った昼下がりでした。
秋が深まって、お米も、お魚や野菜も果物も、ますますおいしい毎日。お料理のたのしい季節です。
では、また次回!
まきあやこ
料理家 Food producer / stylist、ケータリングチームPerch.主宰。2013年よりFOOD unit GOCHISOとして活動を開始。テーマ性のあるオーダーメイドのケータリングやお弁当、イベントでのフードコーディネーションを手がける他、フードスタイリング・レシピ開発などを中心に活動中。
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