【スタッフの愛用品】デザインも機能も満足できる包丁を探して。ようやく出合った「ゆり」
編集スタッフ 寿山
最近、キッチンツールを新調することが小さな楽しみです。今の住まいで、一番落ち着く場所がキッチンということもあり、もっと快適な環境にしたい気持ちがふつふつと湧き上がっているのです。
熱に任せて水切りカゴやまな板など、ずっとモヤモヤを抱えながら使っていたアイテムを、ここ数ヶ月の間に買い替えました。モノが変わるだけで、暮らしも気持ちもこんなに晴れやかになるんだなぁと、改めて日用品のパワーを感じています。
その勢いにのって、ずっと前から納得できるものを探していた「包丁」を新調することにしました。
ステンレスの包丁で、デザインも機能も満足できるものって?
自分にぴったりの包丁を選ぶのって、私にはすごく難しい課題でした。
もともとは、母も祖母も愛用していた地元のつくり手の包丁を使っていたのですが、鋼(はがね)のためサビやすく、手入れも大変。切れ味は抜群なのですが、使ったらすぐに洗って水気を拭かなければならないのは、ちょっと面倒。
ずっとステンレス製の包丁が欲しかったのですが、なかなかデザインも使い勝手も納得できるものを見つけられずにいました。
そんなとき出合ったのが、三徳包丁「ゆり」。日本でも有数の産地にあるメーカーで、女性社員の声だけを集めて作られた1本です。
とにかく軽くて、持ちやすい! わずかな力で切れるから、ラクチンです
はじめて手にしたときに一番驚いたのは、その軽さ!包丁特有のずっしりとした重みは一切ないのに、わずかな力でサクっと切れるんです。
これまで使っていた包丁と比べて、ずっと手の負担が少ない気がして、むやみやたらと野菜を切ったり、果物をむいたりしてしまいます。
それからすべすべとした木の柄も魅力のひとつ。とっても持ち心地がいいんです。
すっと手になじむうえに安定感もあるので、うっかり手から滑って落とすなんてことも、あまりなさそうだなあと感じています。
料理する気がおこらないとき、その気にさせてくれるデザイン
わたしは毎日使うものほど、なるべくデザインに妥協はしたくないタイプ。この包丁は、何より見ためがすごく好みだったんです。
「ゆり」という名前も、凛とした佇まいも、個人的にはツボで。手元に届いたときは、桐箱に入った姿に見惚れてしまいました。シンプルだけど、程よく女性らしさも感じるデザインで、まな板にのせた「ゆり」を、うっとりと見つめてしまうことも。
料理がおっくうな時って、自分をいかにおだてて、その気にさせるかに苦労するのですが、そんなシーンで大いに助けられています。
「味が出ない」のもいいところ
もう1つ気に入っているのが、刃も柄も耐久性のある素材で作られているから、ずっときれいなまま、「味が出ない」ところ。
前に使っていたものは、鋼のサビや持ち手の木の色が変わることを「味が出る」と解釈することもできるけれど、それが今の気分に合わなかったんです。
家族が口にするものを作るには、衛生面も気になるところ。いくら熱湯で消毒するにしても、見た目もきれいなまんまの方が、今の私には心地よく感じられました。
その点、ステンレスの刃はよほどのことがない限り、サビることもない。刃と持ち手のつなぎ目に特殊な加工がしてあるので、白木のような美しい持ち手が変色することもそうそうない。気楽に、きれいなまま使えることも、大きな決め手となりました。
そんなこんなで、すっかり「ゆり」の虜となった私は、毎日ご機嫌に料理することができています。
たまに台所に立つ夫も、包丁の扱いについて小言を言われることがなくなり、喜んでいるよう。私の気分だけでなく、家族間の空気までも軽やかになったのは思わぬ収穫でした。
今回ご紹介した愛用品
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