【スタッフの愛用品】「野菜が切りやすい」だけで、毎日の料理が変わりました
編集スタッフ 奥村
見た目にひかれつつ、使いやすさに不安があった「菜切包丁」
当店で取り扱いが始まってから、「女性のための包丁」と聞いて興味があった包丁「ゆり」シリーズ。
中でも気になっていたのが、刃のかたちが四角い「菜切包丁」。料理人が使うような特別感のある見た目にグッときていました。
でも、上級者向けだと思っていたのが正直なところ。使いこなせる自信がなくて、買うのをためらっていたのですが……昨年末に思い切って新調したら、まったく予想外。もっと早く買えばよかった! これ、本当に使いやすいんです。
持ち手が握りやすいから、力が断然入れやすい
まず、持ち手の太さが違います。「女性の手の大きさに合うように作られた」という通り、握ってみてはじめて「いままでのものは握りにくかったんだ」と気づいたくらい、しっくりなじみます。
手の大きさに合っているだけで、かぼちゃや根菜など硬い野菜を切るときにも、断然力が入れやすくなりました。
▲いままでより力を入れずに、サクッと刃が通りました
▲みじん切りなど、小刻みに動かすのもやりやすいです
大きい野菜も、ひと息でサックリ切れる
三徳包丁との違いは、刃の面積が大きくて、四角いこと。これが野菜を切るときにもいろいろと便利なんです。
たとえば、キャベツや白菜のような大きい野菜を切るとき。いままでは包丁の刃が途中でつかえたり、切る途中で断面が曲がってしまったりしていたのですが、刃が大きいからひと息でさっくり切れて、切り分けるのがグッと楽になりました。
まな板の野菜をまとめやすい!
これも嬉しかったポイント。刃の面積が広いから、みじん切りにしたネギや玉ねぎを、まな板の上でささっとまとめる作業も格段にやりやすいんです。
今まで刃の先からこぼれがちだった野菜がちゃんと両手におさまるようになって、刻んだ野菜を移動するのがラクに。ささやかですが、料理中の小さなストレスが減りました。
野菜ごとに、使いやすさを実感します
その他にもまだまだ。刃先がふつうの包丁よりも直線に近いので、まな板に並べた細長い野菜を均等な長さで切りやすかったり。
どうしても分厚くなりがちでピーラーに頼っていた桂むきも、刃の形がフィットするからか、はじめて薄くむけました。これにはちょっと感動……!
野菜が切りやすいって、いちばん嬉しいことかもしれません
▲面倒だったみじん切りも、切りやすい包丁だと達成感すらもてます
みじん切りも、千切りも。菜切包丁に変えてからやりやすくなって、なんだかちょっと料理が上達したような気持ちにまでなるから不思議なものです。
なにより実感したのは、野菜が切りやすいって、毎日の料理にすごく大事なポイントだということ。下ごしらえが楽しくなったら、モチベーションがグググっと上がるのを感じています。わが家では、いままで少し腰が重かった、ギョウザ(みじん切りが多くて…)を作る機会が増えました。
もちろん、肉や魚にもちゃんと使えるのが頼もしいところ。使い始めてまだ2ヶ月。これから大事に磨いて育てていきたい、料理の相棒になりました。
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