【クローゼット収納術】出し入れしやすく、見た目すっきり!収納アイテムの選びかた
クローゼットの中で役立つ、収納ケースやボックス、無印のアイテムや吊り下げ収納、チェストのおすすめをご紹介。冬のダウンやロングコートをきれいにしまう方法、クローゼットのハンガーポールにおすすめのマワハンガーなど、こまかな悩みもクローゼット収納や暮らしまわりについてのブログを書くまどなおさんに聞いています。
編集スタッフ 田中
取り出しやすい!見た目もきれい!おすすめ収納アイテム
クローゼットの扉を開けると、詰め込んだものが落ちてきたり、取り出しにくいから着るのを忘れてしまったり。できれば出し入れしやすく、見た目もすっきりきれいな状態を維持したいものです。
今回は、片付けにまつわる著書を持つブロガー・まどなおさん推薦の収納アイテムをご紹介します。
▲まどなおさん宅のクローゼット。
上段は「引き出し+ボックス」が最強の組み合わせ
第1話で登場したクローゼット上段は、冠婚葬祭で使うもの、オフシーズンのトップス・ボトムス、アウター、水着や浴衣などを置いているそう。
まどなおさん:
「上段は、取り出すときのことを考えて、軽い素材のケースやボックスを選ぶのがおすすめです。私が愛用する『IKEA』のSKUBBシリーズはポリエステル素材なので軽く、取っ手紐がついていて取り出しやすいんです。
また、衣装ケースの上にボックスをのせるという組み合わせが、自分にとって使いやすいと分かりました。台にのらなくても中身を取り出せるようにしたくて、この方法にたどり着いたんです。
私の身長だと上段の一番下にある衣装ケースの中身ならぎりぎり取り出せます。でもその上にもう1つ衣装ケースを重ねてしまうと、さすがに手が届かないので取っ手紐のついたボックスにして引っ張れるようにしました。自分にあわせて収納を考えるのも大事だなと思っています」
型崩れしそうなアイテムは、「吊り下げ収納」に
まどなおさん:
「今の時期はニットもまだ着るけど、ハンガーにかけると伸びてしまい型崩れしがち。そういった洋服は吊り下げ収納タイプに畳んで重ねています。
こうすると色・柄が見やすく、重ねるのも2枚くらいなので、取り出しやすいんです」
見た目すっきり、省スペースにもなる「マワハンガー」
まどなおさん宅のクローゼットで大活躍しているのが「MAWAハンガー」。トップスタイプとパンツタイプ、スカートタイプの3種を持っているそう。
まどなおさん:
「ハンガーを同じブランドに揃えるだけで、見た目もきれいになるし、省スペース設計なので服が多い自分には大助かりです。
このウォークインクローゼットは、入居前に住宅メーカーのシステム収納サービス*を導入して、ハンガーポールを上下2段に取り付けました。上はトップス、下はボトムスにと使い分けています。
クローゼットが大きすぎて使いにくい場合は、こういうシステムを使うのも便利です」
*システム収納サービス……住宅設備メーカーの、既存の住宅に追加工事で、組み合わせを選べるサービスのこと。
無印良品やニトリの防虫グッズを活用
▲『無印良品』のシダーバー
まどなおさんのブログでは、リーズナブルなアイテムを使って、暮らしのちょっとしたストレスをなくす様子が綴られています。
クローゼットの中では、無印良品とニトリの防虫グッズを愛用中だそう。
まどなおさん:
「衣装ケースや衣類の収納ボックスには無印良品のシダーバーを入れて、ハンガーポールには、ニトリのシダーハングアップをつるしています」
▲『ニトリ』のシダーハングアップ ハオシャン
まどなおさん:
「防虫剤を使っていた頃は、衣装ケースの中であっちこっち迷子になるし、捨てるのも忘れるし、半年ごとに買うのもコストがかかるな……と小さな悩みでした。
このシダーバーとハンガー吊り下げタイプは、木の香りがふんわりとして、効き目がなくなってきたらやすりをかければ復活するというもの。
しばらくは買い替えをしなくても、エコに使えるのも嬉しいですし、かつ見た目がきれいなのが良いんです」
収納アイテムは、おすすめされたものを買いがちですが、自分の身長ならどうなるか?などの視点でアイテムを選ぶのも、使い勝手の良さにつながっているんですね。
次回からは、押し入れ収納のコツ編がスタートです!
【写真】まどなお
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ブロガー・まどなお
家の購入を機に、ブログ「いつでも、HOME〜ちいさな建売、おしゃれハウスを目指す〜」をスタート。「小さな家でも自分の好きな場所にできる。収納が少なくても子供がいても、すっきり暮らせる」をコンセプトに、気持ちよく暮らすための収納をはじめとした暮らしの工夫を提案し、人気ブログに。著書に『アイデアノートで普通の部屋がなぜか可愛くなる』(KADOKAWA)、『片づけベタでもできる、やさしい収納』(大和書房)がある。
▼まどなおさんの著書はこちら
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