【わが家の朝支度】ストックを使って栄養ある朝ごはんに!気持ちも体も健やかにする朝支度(BROCANTE・松田尚美さん)
編集スタッフ 齋藤
1日を気持ちよく始めるための朝の支度を、さまざまな方に伺う連載「わが家の朝支度」。その人らしく「朝支度」を進める工夫や、こだわりについてお聞きしています。
今回ご紹介するのは、松田尚美さん。自由ヶ丘でフランスのアンティーク家具や雑貨を販売している「BROCANTE(ブロカント)」の店主とバイヤーをされています。以前私も取材に伺わせていただき、そのセンス溢れる暮らしぶりにうっとり。(松田さんの記事はこちらから)
現在都内で夫と子ども2人と暮らしている松田さんの、朝支度を覗かせていただきました。
パン派とご飯派で献立を別に
好きなものではじまる朝支度
5:45 起床
6:00 朝ごはんとお弁当作り
6:30 長男と夫の朝ごはんを準備
6:50 次男を起こす
7:00 次男と朝ごはんをとる
7:45 家族のみんなを送り出し完了
8:00 掃除機をかける
8:15 j-waveのラジオを聞きながら夕飯の準備
9:30 メールのチェックと自社webサイトの確認
10:00 お茶を入れて、お店に出勤
家族それぞれ好きなものを食べる、朝ごはん
松田さん:
「私たちと長男で、朝ごはんのメニューを変えています。長男は成長期なのとご飯を食べたいとのリクエストもあったので和食に。そして私は母がパンの先生をしていたため、食べ慣れているパンの朝食をとっています。夫と次男もパンの朝食です。
パンは、成城石井のテーブルロールが 母の味に似ている気がして好んで購入しています。ジャムはローズベーカリーがお気に入りです。ローズベーカリーはとても好きなお店なので、 手元にあるだけで朝がうれしくなります。また、お客様から冷えには胡桃を食べるように教えて頂いたので、積極的に食べるようにしています」
▲鯖缶の炊き込みご飯、根菜とベランダで採れたスナ ップエンドウの味噌汁(自家製味噌)アサリ佃煮
松田さん:
「長男は和食が好きなので、具沢山の汁物をたっぷりと。土井善晴先生の『一汁一菜』というレシピ本にならって作っています。本を参考にさせてもらって、考える負担を減らしているんです。
仕事が忙しい状態がずっと続いていますが、子どもたちにはご飯だけはきちんとしてあげたいと思い、仕事の空き時間に買い物に行き、旬の食材を沢山買い求め、フリージングできるものはして、常備菜になる物は手を掛けて、なるべくさびしい食卓にならないよう気をつけています。
離乳食の時からの経験ですが、黒、白、黄色、赤、緑の5色が食卓に揃うようになるべく心がけています。例えば黒はヒジキやキクラゲ、白は炭水化物、黄色は卵やかぼちゃなどです。
日々栄養素を細々と調べるのは大変ですが、色で判別してみると何が足りていないのか一目瞭然なので、ずっとそうしています。常備菜は日々不足しないよう根菜や乾物が多いかもしれません。
短い時間で日々の食事の準備をするために、空き時間におかずのストックを作っています」
▲ストックしてある、ひよこ豆のマリネ、栗の甘露煮、油揚げの炊いたん、梅干し、山椒の佃煮、ニンニク醤油漬け、紅しぐれ大根の漬物
気分を切り替えてくれる、大好きな香り
松田さん:
「家の中にAesopのルームスプレーを置いています。Aesopは店舗デザインがとても好きで、香りも好みです。
あまり甘すぎるものは好みではなく、イソップならではの奥行きがありながらも、スッキリとした印象は朝にちょうど良いなぁと思っています。
部屋の掃除を終え、パソコンを開く前に使っているのですが、これをひと吹きする事で仕事のスイッチが入るんです。 物選びが私の仕事なので、それに集中するための雑念をなくすのに役立っています」
仕事モードには、1杯のハブ茶
松田さん:
「10時にお茶を飲むようにしています。このお茶で、朝の家事から仕事に入る姿勢に切り替えているんです。
植物の種子から作られたハブ茶を濃いめに入れて、一息。残りは保温ポットに入れ職場にも持っていきます。特にメーカーなどは決めていないのですが、無農薬のものをインターネットで購入しています」
支度完了!そのお出かけバッグ、何が入ってる?
【バッグの中身(左から時計回りに)】
・バッグ(セリーヌ)
・長財布(APC)
・数冊の本
・ヘアオイル(osaji )
・ バーム(osaji )
・つぼ押し (MARKS&WEB)
・紅茶味の飴(榮太樓飴)
・ベビー石鹸(ボンポワン)
松田さん:
「鞄はセリーヌのものを使っています。あまりハイブランドは持っていないのですが、一つくらいと思い、夫が渡仏した際に買って来てもらいました。容量があり使い勝手が良いので、長くずっと使っています。
中には日々の献立を見る用の本や友人からおすすめしてもらって購入したosaji のヘアオイル。榮太樓飴(えいたろうあめ)は母が好きだったもので、私も好きな飴です。
ベビー石鹸は鞄の中に入れておくと香りが良いので、巾着に入ったボンポワンのものを持ち歩いています」
朝の気持ちの良さを、1日キープするために
「やはり朝は気持ちがすっきりしていますので、その心持ちを1日キープしたいと考えています。
気持ちの良い1日を繰り返して行けば、自然に良い1年になるはずですから」
そう話す松田さん。お子さんたちの健康や食べたいものへの気持ちを叶えつつ、松田さんも自分の好きなものを保っていることがとても印象的でした。
朝から自分も家族も尊重する時間を作れたら、その1日もそして1週間も1年も、確かに大切に送れそうな気がします。
とはいえ、それが結構たいへんなのですが。でも自分の大好物を1品は用意するなど、私もできることからちょっとずつはじめられたらいいなと思いました。
(つづく)
【写真】松田尚美
松田尚美
アパレルの販売を経験後、夫とともに立ち上げた東京都自由ヶ丘にある造園のプランニングとフランスの古道具を販売する「BROCANTE(ブロカント)」の店主・バイヤーとなる。2児の母。
http://brocante-jp.biz/
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