【僕のおやつ日記】カメラのレンズが教えてくれた、新しいアイデアやものの見方の話。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
普段、お店のSNSやこのコラムの写真など、だいたいミラーレスの一眼レフで撮っているのですが、最近、その撮影に使っているカメラのレンズを新調してみました。
きっかけは、ものの見方を変えたり、違う角度や距離から物事を眺めてみたい、と思ったからです。
レンズを変えると何が変わる?
▲新しいレンズはこんな風に、背景をぼかし対象にフォーカスした写真が撮れます。
一口にレンズと言っても実に様々な種類があり、カメラ自体が同じものでも、レンズを変えると写真が随分と違うものになります。
僕は、もともとずっとズーム機能のないレンズ(単焦点レンズ、と言います)を使っていて、今回も同じようにズーム機能がないものを買ったのですが、一番の違いは写る範囲が違うこと。
これまでのものは、風景や建物など広い範囲が写る広角レンズ(対象が小さく写る)。
新調したレンズは、一つのものを意識的に切り取るのが得意な、狭い範囲が写るレンズ(対象が大きく写る)。
新旧どちらもそれぞれ性格の違ういいレンズなのですが、今回のものは、ファインダーをのぞいたときに見たいものがグッとクローズアップされるように見えるんです。
行き詰まったときに考えること
▲対象が大きく写る=遠くのものもちゃんと写る、なので、こんな風に対象から距離を取るとまた違った雰囲気の写真に。
英語で、Think out of the box. という表現があります。
直訳すると「箱の外を考えろ」となりますが、「既存の枠組みにとらわれず、自由な発想新しいアイデアを生み出そう」、という意味のスラングです。
仕事に行き詰まったり、壁にぶつかるとよくこの言葉を思い出して、自分自身の価値観から離れて現実を見るようにしています。
今回レンズを変えてみたのは、このThink out of the box. の考え方にヒントを得てのものでした。
人間の目は、よほどのことがない限り昨日と今日で見え方に違いは出ませんが、レンズを変えると世界の見え方がガラッと変わります。
今回、レンズを変えてみよう、と思い、実際に変えてみたことは、無意識に行き詰まりやマンネリを感じていたからかもしれません。
僕にとってのカメラや写真は、新しものの見方やアイデアに気づかせてくれるもの。
まだ使いはじめたばかりのレンズですが、どんな世界を見せてくれるのかワクワクしています。
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