【今日のクラシコム】フレックスにリモートワーク。自由なワークスタイルについて、どう感じてる?

スタッフ 筒井

こんにちは。人事の筒井です。

先週から、2019年秋のスタッフ募集をスタートしています。

そこで、いつもはオフィスの様子を紹介している「今日のクラシコム」ですが、今回は仕事の話をお届けします。

私は、人事という仕事柄、定時退社やフレックス、リモートワークなどの自由なワークスタイルに関する質問をよくお受けします。制度は柔軟だなと思う反面、実際は「自由=ハッピー!」というだけではないような気もします。

他のスタッフはこの自由な状況をどう感じているのでしょうか?3人に話を聞いてみました。

 

参加者はこちら(写真左下から時計まわりに)

お客さま係 望月(34歳) 入社3年目。4歳の息子を育てる1児の母。わたし筒井とは10年来の付き合いで、責任感の強さと反省グセが共通点の仲です。

UI/UXデザイナー 村田(34歳) 社歴は半年。前職は建築業界向けサービスのUI/UXデザインを担当。サイクリングが趣味で、いつも颯爽と自転車通勤。

インタビュアー 筒井

広告プランナー 星野(26歳) 入社2年目。負けず嫌いな最年少広告プランナー。最近はテラスハウスの更新が楽しみで仕方がない日々。 

 

カジュアルでもOK?オフィスや外出先での服装について

▲前職では飲食店にて新規事業開発を担当していた星野(写真右)。いつもワンピーススタイルが多い。

筒井:
「じゃあ早速ですが、今日はクラシコムのワークスタイルで自由だと感じる瞬間について聞きたくって」

3人:
「抽象的すぎて難しい!!」

星野:
「うーん、自由だと思うこと…
小さなことですが、服装や上司とのコミュニケーションですかね。

実は入社前、『本当のところはどうなんだろう』と気になっていたことでもありました。

広告プランナーは、クライアント先でのMTGも多いので、アポイントがある日はヒールとストッキングじゃないといけないのかな、リュックはNGかなとか。上司にはどんな風に話しかけるんだろう、とか」

筒井:
「実際はどうなんですか?」

星野:
「雨の日にレインシューズを履いてもいいし、暑い日はTシャツでもいいし。Slack(ビジネス用のチャットツール)でも、上司や同僚とは絵文字を使いながら気軽にリアクションしあっています」

筒井:
絵文字使えるといいですよね、文面がやさしくなりますし。ところで、予定を見て服装って変えますか?

星野:
「夏だとサンダルの日も多いですが、クライアントとの予定があると、つま先やかかとは隠れる靴にする、大きなアクセサリーはなるべくつけない、派手な色味の服は避ける、などを意識しています。

誰かから言われたというわけではないのですが、私は『北欧、暮らしの道具店』を代表してクライアントのみなさんとコミュニケーションをとる役割だと思っています。だから、たとえ小さなことでも『この人に仕事を任せられるか』という信頼にも関わってくるだろうなって」

 

ママスタッフのリモートワーク事情

▲望月の前職は旅行代理店で、添乗員の経験もあるとか。

望月:
「私は4歳の子供がいるので、子育てしながらクラシコムで働くのはどんな風だろうと思っていました。

前職時代によく悩んでいたのは、子供の具合が少し悪く今は保育園に行けそうだけど、後から呼び出されるかも……という時です。

自宅から職場が遠いので、そんな日は今はリモートワークにしています。園から連絡があったときにすぐに迎えに行けるのは、ありがたいですね」

筒井:
「うんうん、そういう心配をしながら職場にいるのはつらいですよね、他にどんなときにリモートワークにするんですか?」

望月:
「平日の夜に保護者会があるときや、小児科に連れて行きたいときです。今までは半日有給をとっていましたが、休まずにすむと他のスタッフと業務の調整をする必要もないから、急な予定にも対応できて。

私は短時間勤務でもあるので、ギリギリまで仕事をして保育園に子供を迎えに行ってからでも、病院の18:00の受付には間に合うんですよ」

 

フレックスだから出勤・退勤時間も自分でルール化

筒井:
「1年前に始まったフレックスタイム制ですが、実践してみてどうですか?」

星野:
「フレックスだと出勤と退勤時間は自由に設定できますが、私はあえて毎日9:00〜18:00と自分ルールを決めていて。その方がコントロールしやすいんです」

望月:
「わかります。前職では出勤時間の30分前には出社するという暗黙のルールがあって、フレックスになったとき初めはどうしたらいいかわからず戸惑った時期もあったんです。

私の仕事は、チームメンバー、お客さま、物流倉庫と連携してリアルタイムでやりとりしながら進める方が捗るし、自分にとっては時間が決まっていた方がやりやすいとだんだんわかってきて、半年くらいかけて自分に合うやり方をつかめてきた感じです」

筒井:
「確かに、ライティング業務が多い編集スタッフは朝1時間早くきて集中タイムにするなど、仕事内容や忙しさに合わせて自分ルールを決めている人も多いですね」

 

成果が出せれば、時間や場所はあまり関係ない?

筒井:
「ところで、リモートワークやフレックスなど、ワークスタイルが自由だからこそ、難しいなと感じることはありますか?」

村田:
「そうですね。クラシコムでは、制度が自由なだけにパフォーマンスを出しやすい方法を自分で知っていないといけないなと思っています。言うのは簡単ですが、やるのは結構難しいですよね」

3人:
「あぁ〜〜!その通りです」

村田:
「僕は出勤時間は自由な方が良いのですが、オフィスに来て気持ちを切り替えないと仕事ができないタイプなので、リモートワークはあまりしません。

試行錯誤しながら、ベストパフォーマンスを出せる時間の使い方を探ってみている毎日です」

望月:
「パフォーマンスについて思い出したことがあるのですが、大事な仕事を控えたある日のこと、前日の夜に関東に台風直撃の予報が出てしまったんです。

絶対に遅刻できないから、どうやって会社に辿り着こうかとシミュレーションをしていたところ、マネージャーから『明日は天候や交通状況を見て無理せず各自判断してください』という連絡が来て、ハッとしました。

もちろん、仕事の内容によっては必ず出社する必要があるときもありますが、その日は時間通りに仕事を進めることが最優先だったので、場所はどこでもよかったんですね。

誰も無理しろと言ってないのに、自分で知らず知らずのうちに無理をしようとしていたんだなと気づいて。

その時に、つねに自分が求められている成果は何かを意識する必要があるんだなと知りました」

 

仕事の進め方も、自由度が高い

筒井:
「仕事の進め方もわりと自由なところがあるように感じるのですが、どうですか?」

村田:
確かに。僕は入社してまだ半年なのですが、働きはじめて早々にプロジェクトを丸ごと任されて。そこは自分に合っているなと思っているところの一つです。

例えば『サイトのショッピングカートページをより使いやすくしよう!』というような、ざっくりと大きな課題を任されていて、方法は自分の自由という点に僕はワクワクします。

過去の職場では、関係者とコミュニケーションをとる機会が限られる場合もあったので、案をしっかりまとめてから報告するというスタイルでした。一方クラシコムでは、軽く相談したあと一回簡単なサンプルを作って、『こんな感じで合ってますか?』と認識をすり合わせながら進められるので、効率も良いです」

望月:
「クラシコムの仕事は日々変わっていくことが通常だから、練りに練って相談というよりも、とりあえず何かアウトプットを出してライトに相談するという方が合ってますよね」

 

残業しないからこそ、課題になること 

筒井:
「クラシコムの仕事はこまめにアウトプットしてすり合わせるような感じですよね。これはよく応募者の方からも聞かれるんですが、求められる成果は出すけれど、残業はしない。そこはどう折り合いをつけていますか?」

望月:
「私がいるお客さま係ではメールマガジンを担当しているのですが、一言一句、送信する数十秒前まで調整をしています。それも毎日。

いい言葉が出てこない…でも時間ないからこれでいっか!というのは見たことがありません。

ギリギリまで高いクオリティを目指して粘るところは、入社前の想像以上でした」

村田:
「そうですよね。でも、働ける時間は制限されていることと、質にこだわることって矛盾しそうですね」

星野:
「確かに…メルマガは毎朝10時までだし、私の仕事でいうとクライアントにお送りする提案書の期日が必ずあるのですが、伝えたいことがきちんと伝わるものであれば、それを遅らせてまでやろうとはならないですね」

村田:
「約束している納期は守るけど、期日まではクオリティに対してストイックな姿勢ということなんですかね」

望月:
「そのバランスが今まさに悩んでいるところで。

ストイックな姿勢でいると工数がかかりすぎてしまうし、時間の制限とどう折り合いをつけるか……」

 

基本、私たち臆病なんです

筒井:
「へえー、やっぱりみんな悩んでるんですね。それで実際はどうやって解決していくんですか?」

望月:
「悩みながらなんですが、誰かがここまでと決めるしかないですよね。

今は、プロジェクトのリーダーやマネージャーが、一旦こうしようと線を引いてやってみるという方法を取っています。

私もそうだし、きっと誰しも臆病な部分ってありますよね。リーダーは先頭で踏み出していく役のことが多いけれど、それって勇気がいると思うんです。

こわごわだけど、みんなとお客さまのことを考えて決めてくれたんだと思うと、自然と一緒にやってみようと思えます」

筒井:
「みんな臆病ながらも勇敢に決めたことにはリスペクトしようという話を聞いて、私もがんばる勇気が出てきました。

では、今日の面接はここまでです(笑)ありがとうございました」

3人:
「やっぱり面接だったの?ありがとうございました〜(笑)」

クラシコムの自由な環境を、みんなどう感じているのだろうと思ってはじめたこのインタビュー。自分に求められていること、自分が機嫌よく働ける環境は何なのか?をいつも考えながらトライアンドエラーを繰り返しているんだなということがわかりました。

少しでも応募を検討してくださっている方の参考になれば嬉しいです。

さて、スタッフ募集の締め切りは、8/27 (火)AM9:30まで。

みなさまのご応募を、心からお待ちしています!

▼スタッフ募集の詳細はこちらから

【撮影】写真1、7枚目 木村文平


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