【スタッフコラム】暑いなら、家で着ていればいいじゃない

編集スタッフ 松浦 編集スタッフ 松浦

3年ぶりに浴衣を買いました。昭和初期のアンティークで、ちょっと渋めですが、紺と白のシンプルな縄模様の絞りが気に入っています。手持ちの浴衣にも合いそうなアンティークの帯も手に入れ、気持ちは夏一色。今年はたくさん着るぞ〜!

と張り切ったものの、外はうだるような暑さ。玄関を出た瞬間に体を包み込む熱気に、浴衣を着てしまったことをすぐに後悔します。容赦ない日差しをうちわで遮りつつ、灼熱のアスファルトを慣れない下駄で歩き、足元はふらふら。滝のように流れる汗を拭うも、お気に入りの浴衣は汗でしとしと。

「おしゃれは我慢だというけれど、もう無理」

そう心が折れてしまうのが、容易に想像できてしまうのです。

じゃあ、いっそのこと出かけなくていいのでは?

そんなに暑いなら、クーラーの効いた家で浴衣を着ていればいいじゃないかと。

浴衣を着る →「どこ行く、何する?」になるけれど、別に浴衣を着たからって出かけなきゃいけないわけじゃない。今でこそお洒落着になっていますが、そもそも元をたどれば、浴衣はお風呂の後に着る部屋着のようなもの。旅館の浴衣みたいに、家でのんびりするためだけに、着ていてもいいんじゃないかと。

いつもの休日のように、お茶を飲むもよし、焼きそばを食べるもよし、ドラマを一気観するもよし。

どこへも出かけないのに、買ったばかりのワンピースを家で着てみてるあの時間みたいに、浴衣ってだけで、いつものことが3倍くらい楽しいのです。

なんだか小さな家事もはかどる気がするし、なによりだらだらしてても悪い気がしない。いいことばかりだった気がします。

以前、連載『お坊さんのお悩み相談室』で、青江さんがこんなことを言っていました。

「『そもそも乗り越えないといけないんだっけ?』と、疑問を持つことも大切。あきらめて、他の道を選ぶのもアリです。あと、横に回ってみたら意外ともう一つの入り口があったりする。自分がみている世界は、ほんの一部。選択肢っていろいろある……」

暑いなら、家で着てればいいんじゃない?今回は浴衣の話だったけど、「〇〇でもいいじゃない?」って日々の生活に山のようにあるはず。そうやって「ふつう」に疑問を持つこと。あらためて大事だなと思うのでした。


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