【今日のクラシコム】仕事が楽しいのはどんなとき?スタッフ5名に突撃インタビューしました。

スタッフ 筒井

こんにちは。人事の筒井です。

現在、2019年秋のスタッフ採用プロセス実施中です。

私はふだん、社外の方とお会いしてクラシコムについての質問をお受けする立場なのですが、今日は逆に、私の疑問をスタッフへぶつけてみようと思いつきました。

日頃一緒に仕事をしていても、みんながどんなことでやりがいを感じているのか?何に気をつけて仕事をしているのか?そういった真面目な話をする機会って、なかなかないのです。

その日のオフィスで急遽行われた私の突撃インタビューに、どんな反応がかえってくるでしょうか。それではさっそくいってみましょう。

仕事をしていて、楽しいのはどんなとき?

▲市川は三児の母。普段は17:00までの時短勤務をしています。

まずは、キッチンのそばですれ違った、オリジナル商品の企画担当をしている市川に声をかけてみます。

筒井:
「市川さん、ちょっといいですか?」

市川(商品企画):
「はい、なんでしょう?」

筒井:
「仕事していて楽しいと思うのはどんなときですか?」

市川:
「え!いきなりですね。う〜ん、どうかな……

企画のジャッジMTGのときですかね」

筒井:
「ジャッジMTG?」

市川:
「各自の企画を持ち寄って、それを商品化するかどうか店長とチームメンバーで話して決めるMTGです。

前職ではアパレル商品の品質管理が専門領域だったので、商品の企画を立てるのはゼロからの経験でした。この一年でようやく慣れてきたかなという感じなんですよ。

手探りでやっているからこそ、自分が考えたことに『いいじゃん!』という反応を得たときは、テンションが上がりますね」

企画と分析はちがう?気持ちを深掘りする新しい体験

筒井:
「企画の立て方を一から学んだということですが、最中はきっと大変でしたよね」

市川:
「大変でもあり、おもしろくもありました。

クラシコムのやり方は独特なので、経験者でも新しく学べる部分が多いんじゃないかと思います。

商品の企画というと、『今こういう服が人気だ』といったような情報の分析がメインのイメージがありましたが、実際は違いました。

自分が生活している中でモヤモヤすることだったり、これがあったら良いなと思うことだったり、そんな気持ちを深掘りするプロセスがそのまま企画になるんです。内省的で新鮮な体験でした。

あ!そう思うと、企画を考えている最中も楽しいかも……こうだったらいいかな、これもおもしろいかもと想像が広がって」

筒井:
「私も妄想は得意です。突然の質問だったのに、ありがとうございました」

 

いきなり話しかけてもたくさん答えてもらえて、味をしめた私です。

続いて、私のななめ前の席で仕事をしていた、編集チームの小林に聞いてみます。

お客さまに喜んでもらえたと感じるときって?

筒井:
「小林さん、お客さまに喜んでもらえたと感じるのってどういうときですか?」

小林(編集チーム):
「え!どういうときだろう……

(しばらく沈黙)

やっぱり、お客さまからリアクションがあったときですね。

記事に感想のメールをいただいたり、出品担当だった商品が載っているSNSの投稿を目にすると、『あぁ、何か役に立てたかな』と感じます。ついつい検索してずっと見てしまいますね」

筒井:
「私も実は、通勤時間にSNSで『北欧、暮らしの道具店』のハッシュタグをおって、元気をもらっています」

小林:
「今日も、この子の発売日だったのですが、さっきから売れ行きが気になって何度もチェックしています。

売れているかどうかもお客さまからの反応の一つかなと思っているから」

筒井:
「この子?」

ウソがない、本当の気持ちで紹介したいから

KINTO / キッズタンブラー(現在欠品中で、入荷未定です)

小林:
「この子、こども向けのタンブラーです。商品への気持ちが高まってついつい『この子』と呼んでしまいます」

筒井:
「担当する商品には、そのくらい思い入れがあるんですね」

小林:
「そうです。ページを制作する自分がこの商品のことを好きになって、愛着を持ってお客さまへご紹介したいといつも思っているんです」

小林:
「商品を売るためだけに作業的にページをつくると、その気持ちはどこからか伝わってしまう気がします。

私の場合は気持ちが入りすぎて、客観的に見れなくなっちゃうのが悩みでもあるのですが。

この子は、親とこども、どちらかの好みを押し付けるわけではなく、こどもが持ってもかわいくて、大人が持っていても素敵なタンブラーなんですが、しかも機能的で……」

(その後も、商品への愛がつづく)

▲商品への愛をたっぷり聞いてメモしました。

 

いつもご機嫌な自分でいるのはなかなか難しい……

次は、バイヤーにも話を聞いてみたいと思います。

筒井:
「山根さん、北欧、暮らしの道具店ってどんな場所だと思いますか?」

山根(バイヤー):
「え!なんのテストですか?怖いです。ちょっと時間ください……

(しばらく沈黙)

自分を取り戻すきっかけになるような場所ですかね」

筒井:
「取り戻すきっかけ?」

山根:
「いろいろなことがある日常では、なかなか自分を一定に保つことって難しいと思うんです。

こうありたいと思っていても、テンションが上がりすぎてしまったり、逆に落ち込んでネガティブになったりというのがしょっちゅうです」

ありたい自分を呼び戻せる場所

筒井:
「とっても心当たりがあります」

山根:
「そういうアップダウンしているときに、北欧、暮らしの道具店の読みものやドラマ、お買いものを通して、自分を取り戻してもらえていたらいいなぁと思うんです。

『そうだった、こういう自分であれたらいいなって思ってたんだよな』という気持ちを呼び起こせる場所というか。

あくまでお客さまにとってそうだったらいいなという自分の希望なのですが」

▲「お参りするような気持ちと似ているかもしれない」と表現するバイヤー山根

 

お客さまに接する機会の多いお客さま係のスタッフにも聞いてみましょう。

ほっとしてもらえる瞬間をつみかさねる仕事

筒井:
「今野さん、お客さまに喜んでもらえたと感じるのってどういうときですか?」

今野(お客さま係):
「喜びとは違うかもしれませんが……私たちは、お客さまが北欧、暮らしの道具店に接したときに『ほっ』としてもらえる瞬間をつくりたいんです」

筒井:
「ほっとする瞬間?」

今野:
「WEBでお買いものをしていて何か疑問が出てきたとしても、そのお店にお問い合わせをするってなかなかハードルが高いように思います。

それでも私たちに連絡をしてきてくださっているのだから、『言わなきゃよかった』と感じるような体験にはしたくなくて」

お店に連絡をするのには勇気がいるからこそ……

今野:
「例えばお店でお洋服を買うときなど、私は気になることがあれば、店員の方へすぐに聞くタイプです。

そのときに相手が丁寧に答えてくれたら聞いてみてよかったなと感じて、そのあとのお買いものも楽しい体験に変わるように思います。

そんなふうに、私たちが接するお客さまにも思ってもらえていたらいいな〜って。だから、お問い合わせにはひとつひとつ向き合いながら対応するようにしています」

筒井:
「毎日たくさんのご連絡をいただいていますが、ひとりひとりに向けて丁寧に対応していくことってパワーが必要ですね」

今野:
「そうかもしれないですね。でもそれがやれたら、すてきなだと思っているんです」

WEB上でのやりとりでも、まるで顔が見えているかのように

今野:
「WEBショップは顔が見えないので、その先にスタッフがいるという安心が、ひとつひとつのやりとりから伝わればいいなって思います。もちろん全部上手にできているわけではないので、毎日反省もあるのですが。

お客さまからのパワーを感じることもあって、それをお返したいという気持ちもあるかもしれません」

筒井:
「お客さまからの気持ちに応えたいというのは、クラシコムスタッフに共通しているように思います。今野さん、ありがとうございました」

 

そして最後に声をかけたのは、私が最近特に注目している、動画コンテンツ担当の田中です。

▲背後からしのびよるわたし

筒井:
「田中さん、今いいですか?」

田中(映像チーム):
「はい、どうぞ」

筒井:
「仕事していて楽しいと思うのはどんなときですか?」

田中:
「突然ですね。

う〜ん、どうだろう。取材先の方からお話を伺っているときですかね。

『うわ〜いい話たくさんしてくださっている〜!』というこの興奮、感動をどう伝えよう、と思うとワクワクします」

伝えたいことがある人の手助けをする面白さ

筒井:
「ちょっと意外でした。担当したコンテンツの再生回数が伸びたときとかではないんですね」

田中:
「確かに、そうですね。

もちろんたくさんの方へ届いたという証拠が見えるときもうれしいのですが……

(しばらく沈黙)

自分の中に発信したいことがないから、そう思うのかもしれません。

だから、伝えたいことを持っている人を見たとき『伝える手助けをしたい!』と強く思います」

筒井:
「伝える手助けをするときに気をつけていることはありますか?」

田中:
「気持ちが強くあるときほど、よく見せようとしすぎないように気をつけています。

映像は編集次第でいかようにでも見せられる部分があるので、よく見せたいという思いが邪魔になることもあるんです。

だから、ありのままだけれど、自然とより良い形になっているようにするにはどうしたらいいか、撮影する角度、映像の長さなど、その場で頭をフル回転させて考えています」

筒井:
「そんな工夫が込められていたとは知りませんでした。もう一度『うんともすんとも日和』をじっくり見ようと思います」

いつも質問を受ける私が、逆にスタッフに質問を投げてみたこのインタビュー。

準備時間なしで突然聞いたからなのか、それぞれがふだん考えていることをリアルに教えてもらえたように思います。

少しでも応募を検討してくださっている方の参考になれば嬉しいです。

さて、スタッフ募集の締め切りは、8/27 (火)AM9:30まで

みなさまのご応募を、心からお待ちしています!

▼スタッフ募集の詳細はこちらから


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