【キャニスター活用】意外と知らない、キャニスターの「賢い」使い方って?
キャニスターとは、キッチンをおしゃれに見せるだけじゃなく、密閉性タイプは食材保存の用途にも便利なアイテムです。調味料を湿気から守る役割もあり、おしゃれな飾り方もでき、お手入れも簡単。今回は愛用者の大塚彩さんに活用法を伺います。見た目がおしゃれな保存容器を探している方にもおすすめです。
編集スタッフ 奥村
キャニスターの、上手な使い方が知りたい!
置くだけでキッチンを素敵な雰囲気に見せてくれる「キャニスター」とは、ふた付き保存容器のこと。持っている方も多いかもしれません。
わたし奥村も以前購入したものの、どんな食材保存に向いているのかや、おしゃれなディスプレイの仕方がいまいちわからず……なんとなく飾ったまま、上手く活用できていませんでした。
そんな時インテリア特集で目にしたのが、ずらりと並ぶキャニスターで整えられた大塚彩(おおつか あや)さん宅のキッチン。そこで今回は、上手なキャニスターの活用法を聞きにお邪魔しました。
密閉性や、丈夫さが魅力のキャニスター
大塚さんのキッチンには、キャニスターがずらり。料理が好きで毎日キッチンに立つ中で、動きやすさや食材管理のしやすさを考えて試行錯誤するうち、食材のほとんどをキャニスターで保存するようになったそうです。
大塚さん:
「キャニスターには、密閉性のあるタイプとないタイプがあって、わたしは中に入れるものによって使い分けています。キッチンで主に使っているのは、密閉できるタイプです」
▲愛用のキャニスターは、どれも10年以上使い続けているそう
大塚さん:
「保存容器の中でも、キャニスターならではのメリットは、コストパフォーマンスが高いこと。
ガラス、陶器、ホーローなどいろいろな素材がありますが、どれも丈夫ですり減りにくいので、一度買えば半永久的に使えるんですよ」
▲ふたの内側に挟むゴムパッキンだけは数年に1度のペースで替えると、より快適だそう
おすすめの使い方その1・食材保存に
大塚さんが一番おすすめの使い方は、食品の保存。密閉性のあるキャニスターに、塩や砂糖などの調味料、小麦粉や乾物など、常温保存ができるもの全般をストックしています。
大塚さん:
「以前は購入したパッケージのままクリップや輪ゴムで止めていたのですが、いつのまにか湿気てしまっていることが多くて。密閉できるキャニスターに入れたら湿気が防げ、食材の持ちがグンとよくなりました」
中でも特におすすめなのは、ガラス素材。厚手のガラスは中の食材を湿気や匂い移りからも遮断してくれるからだといいます。また、容器自体に匂いがつきにくいので、スパイスなど香辛料の保存にも向いているそう。
▲固形コンソメは、「メイソンジャー」の250mlサイズに保管。オレンジのパッキン付き内ふたが、湿気を防いでくれます
さらにガラスがおすすめな理由は、透明なので中身が見えること。
使いたいときに見つけやすく、キッチンの動線がスムーズになったといいます。
大塚さん:
「中に入っている食材の残量が、一目でわかるのも便利です。パッケージのまま保存していたときは、使うタイミングでいざ開けたら足りなかったり、ないと思って買い足したのに使いかけのものが残っていたりして。
あとこのくらい残ってる、というのがわかるようになって、そんなモヤモヤがなくなりました」
おすすめの使い方その2・雑貨や小物の「見せる収納」に
▲8年ほど前に、青山の「スパイラル」で購入した「ガラススリムジャー」
また、キッチンだけでなくインテリアにも活用しているという大塚さん。
たとえば洗面所ではコットンや綿棒、ストックの歯磨き粉などを入れるのに。リビングでは小さなキャンドル、毛糸やハギレなど手芸用品の整理にもガラス製のキャニスターを使っています。
大塚さん:
「生活感のあるものは、つい隠して収納してしまいがちですが、透明のキャニスターに入れるだけでおしゃれな雰囲気になります。見せる収納にしておくと、探しやすくておすすめです」
▲掃除に使うメラミンスポンジは、小さく切って調味料の空き瓶にストック
おしゃれにディスプレイするコツは?
▲「iHerb」の瓶詰めスパイスは購入時の容器のまま。その他の調味料は「メイソンジャー」の250mlサイズに収納
キャニスターをおしゃれに飾るために意識しているポイントは、同じ種類や高さのものに統一することだそう。
大塚さん:
「いろんなデザインのキャニスターを飾るより、気に入った1種類をまとめ買いして、ずらりと並べて使っています。高さが揃っている方が、たくさん並べていても統一感があるのですっきり見えるんですよ。
それに、まとめて買ったほうが経済的なので一石二鳥。ただ重たくなるので、わたしはインターネットで購入することが多いです」
ストックしてる食材の数も多く、決してものが少なくない大塚さんのキッチン。なのにすっきり見えるのは、ディスプレイのコツをおさえているからなんだと納得しました。
見た目がおしゃれなだけじゃなく、食材保存向きの理由やコスパの良さなど、実はいろいろなメリットがあると知ったキャニスター。
次回はコーヒー豆や塩・砂糖など定番食材の、キャニスターを使った保存方法について、詳しく伺います。
👉次の記事はこちら
■食材別の保存方法
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【写真】木村文平
大塚 彩
千葉県在住。郊外に、シンプルで住みよい「無印良品の家」を建て、夫と2匹の猫・ノノ&ココちゃんとともに暮らす。アパレルECサイトで働きながら、料理にお菓子作り、手芸、DIY……と趣味も多く、夫婦そろって大の洋服好き。休日には自宅へ人を招き、手料理をふるまうことも多い。
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