【大人の靴下マニュアル】スカートスタイルのとき。足元コーデに迷わないタイツや靴下の合わせ方
ワンピースの靴下コーデやスカートにも応用できる、おすすめのソックスコーデとタイツコーデをご紹介。冬のコーデに使えるのは、リブ入りのコットンやウールのタイツ。明るい色を選べば冬の足元コーデが垢抜けます。また靴下選びは、くるぶしが隠れる長さを選ぶのがポイント。靴下とサンダルのコーデの相性も抜群です。スタイリストの樽山リナさんに大人の靴下コーデ術を教わりました。
編集スタッフ 栗村
スタイリストの樽山リナさんに、コーデが大人っぽく決まる、靴下の選び方と合わせ方を全3話で教わっています。
1話目では白ソックスをおしゃれに履きこなす方法を、2話目では失敗しない色・柄ソックスの合わせ方を。最終話となる今回は、スカートスタイルのときの、タイツや靴下選びをご紹介します。
冬のスカートスタイルを、こなれた印象に変えるタイツって?
樽山さん:
「寒い季節、ワンピースに合わせるタイツは、リブ入りのコットンやウール素材がおすすめです。
ナイロンより温かいのはもちろんですが、リブがあるので足元にニュアンスが出て、さみしい印象にならないんです。
また色は、ライトグレーやモカブラウンなど、気持ち明るめのものを選ぶと、重たくなりすぎず、こなれた印象になりますよ」
タイツに毛玉ができない、洗濯方法
樽山さん:
「ウール素材のタイツは、はき心地もいいですし温かいのですが、手洗いをしないといけないのがすこし億劫ですよね。日々使うものなので、なるべく手間は少なくしたいところ。
大きな声ではおすすめできませんが、私はよくタイツをひっくり返してからタオルに包んで、ネットに入れて、洗濯機で洗っています。ソフトコースやドライコースを選べば、毛玉ができにくく、他のものと一緒に手軽に洗濯できるんですよ。
ただし洗濯機の種類にもよるので、もし毛玉ができたらブラシで優しく取ってください」
柄タイツにあわせる靴は、こう選ぶと失敗しない
樽山さん:
「柄のあるタイツはかわいいですが、靴選びが難しいですよね。そんなときは、模様に使われている色と同じカラーの靴を合わせると馴染みやすくておすすめです。
今回は、タイツの一部にブラウンが使われていたので、茶色のレザーシューズを合わせました。さらにストールやショールなど、同じ色の小物を合わせるとまとまりが出て、全体のコーディネートもバランスがよくなりますよ」
スカートに靴下を合わせるなら、くるぶしが隠れる長さを
スタッフの中でも難しいと声に上がっていたのが、スカートスタイルに靴下を合わせるときのバランス。いったいどんなポイントを押さえるといいのでしょうか。
樽山さん:
「ちょうどくるぶしが隠れる長さの靴下を選ぶことがポイント。この長さだと、スカートの裾とのバランスがとりやすくなります。
また薄手でさらっとした素材を選ぶのもポイント。例えば大人っぽく、レザーサンダルと白の薄手のソックスを合わせると、上品でありながらカジュアルさも出せるんです。
薄手のソックスは、レザーシューズやバレエシューズと合わせやすく、この2足を選べば足元コーデに迷いにくくなりますよ」
コツさえわかれば、ぐんとおしゃれに履きこなせるのかも
靴下でおしゃれを楽しんでいる人を見るたびに、おしゃれだなと思うものの、ちょっとハードルが高いなぁと苦手意識がありました。
けれど、樽山さんから教わったコツはどれもとってもシンプル。すぐに真似できるものばかりでした。
なんとなくで選んでしまいがちな靴下だからこそ、ポイントを押さえたらぐんとおしゃれに履きこなせるのでは? そんな風に思って、今はずっと新しい靴下ばかり、気になっています。
👉前の記事はこちら
失敗しない、色・柄ソックスの合わせ方
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【写真】濱津和貴
樽山リナ(たるやま りな)
大阪でフリーランスのスタイリストとして活動後、現在は東京を拠点に雑誌・カタログ・広告などでファッション、インテリアなどのスタイリングを手がける。プライベートでは1児の母。インスタグラムアカウントは(@taruyamarina)
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