【クラシコムの社員食堂】冬と春のたのしい掛け合わせ。塩豚と大根のあっさり煮と、菜の花ペンネサラダ
まきあやこ
こんにちは、社食担当のPerch.まきです。
だんだんと春らしくなって来ましたね。冬から春にかけての食材の変化は、毎年わくわくします。
今回は、主菜は冬らしさ、副菜は春らしさ、の組み合わせでお届けしました。
今週のお献立
◎自家製塩豚と大根のあっさり煮
◎菜の花のソースのペンネサラダ(フェンネルとマッシュルーム、アーリレッド)
前回ご紹介した、自家製のベーコン。スタッフのみなさんからも「とってもおいしかった!」と大好評でした。
ベーコンを作る途中でできる塩豚。今回はその塩豚をメインに、大根をあっさりと炊きました。
こういう白っぽいお色味のお料理は、冬のお料理の美しさだなぁ、と思います。
大根を炊くときは、お米のとぎ汁やお米粒を少し入れて下茹でをすると、しっとりと味が染み込みます。いつもできる一手間、ではないけれども、ゆっくりと時間をかけてお料理をしたい日なんかには、覚えておくと楽しいコツのひとつです。
私は、気合を入れておでんを作る時に使う一手間です。
ボウル使いで、洗い物は減らせる?
私は、実は洗い物が結構苦手なのです。
仕事では、いろいろな道具を使って、がんがん洗い物をして、てきぱきこなしていくことが難なく出来るのですが……こと、お家でするお料理となると、これは全くもって別物。
出来るだけ洗い物が少なく済むように、といろんな工夫をして、なるべくシンプルにお料理ができるようにしています。その一つが、食卓にそのまま出せる器をボウルとして使うというもの。
ステンレスのボウルの質感があまり得意ではなくて、ボウルとしても使えそうなものを使い始めたのがきっかけなのですが、材料を入れてその中で混ぜたらそのまま食卓に並べます。
こちらはわが家の器、兼、ボウルとして活躍している便利なひとたち。
材料を混ぜる時にも、木べらやスパチュラは使わずに、とりわけにも使えるようなスプーンでざっくりと混ぜて、もう一つ洗い物を減らしています。
仕事やお客様には惜しまない手間ですが、家での料理はリラックスして取り組めることがいちばん、と思っています。
どうしたらもう少しだけ快適にできるかを考えて、自分にぴったりとしたモノがあるだけで、日常はほんの少し私に優しくなったりするもの。
苦手を克服しようとしてたたかうのではなくて、苦手のある自分をどんな工夫で快適にできるかな、と考えるのが、私がたのしく暮らすには合っているような気がしている今日この頃。
さて、来週は何を作りましょう?
また次回。
まきあやこ
料理家 Food producer / stylist、ケータリングチームPerch.主宰。テーマ性のあるオーダーメイドのケータリングやお弁当、イベントでのフードコーディネーションを手がける他、フードスタイリング・レシピ開発などを中心に活動中。
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