【僕のおやつ日記】ある朝の小さな発明。魔法のサンドイッチソース。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
最近、小さな発明をしました。
それは、サンドイッチのソース。
我が家の朝ごはんは8割方がパン。ハムやチーズを挟んだ簡単なサンドイッチが多いのですが、人間とはわがままなもので、毎回同じ様なものだと飽きるんですよね。
そこである日、サンドイッチのソースを工夫したら少し雰囲気が変わるんじゃないか?と、思いつきで調合をしはじめました。
色々試すうちに(失敗も含めて全て食べてくれた妻に大感謝)、ある朝突然ヨーグルトを使うことに思い至り、僕のサンドイッチライフが大きく変わったのでした。
今日はそんな試行錯誤の末に完成した二つのヨーグルトソースをご紹介します。
1、マイルドハニーマスタード
・ヨーグルト…大さじ1
・オリーブオイル…大さじ半分
・はちみつ…大さじ半分
・マスタード…大さじ半分
・塩…適量
・胡椒…適量
小皿で混ぜてパンに塗ります。
最近毎朝の様に食べているサンドイッチのソースです。ただのハニーマスタードに比べ、ヨーグルトの酸味がほのかに効いていて、お肉がさっぱり食べられます。
挟む具材は様々で、普段はハムやよく焼いたベーコンとチーズ。両面焼いた目玉焼きやツナも美味しい。前の晩の残りのお肉料理をラフに挟むのも楽しいです。
煮豚など、醤油味のお肉を挟む場合はマスタードを和辛子に変えると風味がマッチしてよりおいしいです。
2、レッドホットスパイシー
・ヨーグルト…大さじ1
・オリーブオイル…大さじ半分
・タバスコ…適量
・クミン…適量
・レモン果汁…適量
こちらも全て混ぜるだけ。
タバスコの辛味とクミンの香りが良いアクセントに。
今回具材はコンビーフに強めに黒胡椒を振ったものを挟んでいますが、プルドポークの様な甘辛く味付けをしたお肉にもよく合います。
タバスコとレモンでさっぱりとしたスパイシーさなので、サバサンドの様な癖があるもののソースにするのもおすすめです。
僕がヨーグルトをソースに活用するヒントを得たのは、南インド料理でした。
南インドでは、ライタといって、刻んだ野菜とヨーグルトにスパイスを合わせたものが小皿に入って提供されますが、これをカレーにかけるわけです。
つまり、ご飯にヨーグルト。
初めて食べた時は衝撃でした。だって日本だったら絶対やらないこの組み合わせがすごくおいしいんです。
それ以来、ヨーグルトをおかずや調味料として捉えるという新たな視点が加わり、ある日サンドイッチのソースと結びついた、という経緯です。
調べてみると、ヨーグルトを調味料にしている国が他にもあって、ギリシアでは「ザジキ」というヨーグルトソースは定番だそう。
すりおろしたきゅうりとニンニク、ディルをヨーグルトに混ぜるのが基本のスタイルで、合わせる料理によってはここにクミンなどスパイスを加えるとのこと。
2つめに紹介したレシピはこのザジキをベースにしています。
どちらも、材料や工程などはありふれたもので、いつでも誰でも簡単に作ることができます。
でもそれが、自分で調べて試行錯誤しながら作ったレシピで、おいしいのはもちろん、朝の時間自体も少し楽しくなったのでもう最高。僕にとっては魔法のソースです。
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