【写真をもっと素敵に】視点を変えたら見えてくる? 日常にある「とっておき」の撮り方

ライター 小野民

「この瞬間を残しておきたい」。最近、その気持ちがよぎったのはいつだろう。もしかしたらその一瞬は、一大イベントの最中ではなく、ありふれた日常に訪れた時間だったかもしれません。

忘れたくない一場面、ちゃんと自分や家族の記憶に残るように、いい写真が撮れたら素敵だけれど、まぁいいやで過ぎてしまったり、カメラを持ち出すのがめんどうに感じてしまったり……。そんなつまずきを解消したくて、プロのフォトグラファーさんに、すぐに取り入れられる「日常を素敵に切り取るコツ」を教えてもらおうと考えました。

使うカメラは、CanonのEOS Kissシリーズ。

最新機種EOS Kiss M2は、使いやすさが進化して、カメラ初心者でもイメージ通りに写真が撮れるミラーレスカメラ。自分が出会う印象的な瞬間を残すのに最適なカメラと、ちょっとした撮影のコツで、日常の写真もアップデートされそうな予感がします。

(この記事は、Canon「EOS Kiss M2」の提供でお届けする広告コンテンツです)

この記事と同時公開で、Canonのウェブサイトでは、スタッフ松田がEOS Kiss M2を暮らしに取り入れてみたレポートをこちらよりお届けしています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

 

ふんわり明るい写真が魅力、フォトグラファー滝沢さんに聞きました

今回撮影のコツを教えてくれたのは、当店のファッションページなどを担当されているフォトグラファーの滝沢育絵さん。

滝沢さんは2児の母でもあり、日々の暮らしやお子さんの様子が垣間見られるインスタグラムも素敵。本人のキャラクターともリンクする、ふんわりとした空気をまとった明るい写真は、当店スタッフにもファンが多いのです。

▲滝沢さんが撮影した写真

滝沢さん:
「かわいい、美しい、おもしろい、誰かに見せたい……目の前のものに少しでも心が動いたら、何はなくとも、とりあえず撮ってみることが大事だと思います。いつか見返すときを想像して、どんなシーンを振り返りたいかな?と考えてみてもいいかもしれません。たとえば子どものおもちゃなどは、今は見慣れていても、遊ぶ時期を過ぎてしまえばすごくいい思い出として見返すことができます。

お気に入りの写真を撮るためには、いつも側にカメラを置いておくこと。 たとえば、油断しているときの子どもってたまらなくかわいかったりしませんか? 私は、家にいるときも側にカメラを置いておく、出かけるときには必ずバッグに入れる、ということを心がけています。

スマホでもきれいな写真が撮れるようになりましたが、やはり一眼カメラだからこそ写る、自然なぼけみの美しさがあるんです」

とはいえ、せっかく心が動いた瞬間をイメージ通りに撮影するって難しい。カメラを使ってすぐに取り入れられそうなコツも教えてもらいました。

 


「なにか違う」から卒業したい
気持ちにフィットする写真の撮り方


▲EOS Kiss M2で撮影

Q:自分好みの写真を撮るには?
A:まずは明るさを変えてみましょう。

滝沢さん:
写真の明るさが変わるだけで、だいぶ雰囲気の違う写真が撮れますよ。

基本的には、明るさは任意で「露出」を調整することで変えられます。でも、撮影場所に合わせて、頭の中で計算して調整しながら……というのが、最初は慣れずに難しいと感じる人も多いはず。

EOS Kiss M2のインテリジェントオートモードの設定なら、感覚的な『明るくしたい』が、タッチパネルでできるのですごく便利です

▲画面上の目盛りにタッチして動かすだけで好みの明るさにすることができます

滝沢さん:
「画面を覗きながら、明るくしたり暗くしたりして、違いを楽しめます。どっちが好みかな?と見比べる楽しみもありますね」

▲EOS Kiss M2で撮影。「A+(シーンインテリジェントスオート)モード」で明るさだけ変えて撮影。陰影が美しいしっとりした1枚に

オートでの撮影から一歩踏み込んでマニュアルでの撮影に挑戦するときにも、液晶モニターが活躍。

▲F値(絞り値)の調整

滝沢さん:
私が友人に向けて写真教室をするときに、絞りや露出の数値と撮れる写真の相関関係を伝えるのがすごく難しくて……。

設定を変えながらどんな風に撮れるかをモニター上で確認できるカメラを使えば、 写真が上手になる近道だと思いますよ

 

Q:いつも似たような写真になっちゃいます……
A:ぐいっと寄ったり、ピントも意識したりして撮ってみましょう。

▲EOS Kiss M2で撮影

滝沢さん:
写真を撮っていて、なにか違うなぁと思うときってありますよね。そんなときは被写体に近づいてみてください。肉眼でみるのとは違う景色が見えて、これはかわいい!とひらめくことも。

子どもを撮るときにも、ぐいっと寄るのはお気に入りの撮り方。爪、指、耳などパーツに寄った写真も、見返したときにすごく懐かしい気持ちになるので、撮っておくようにしています」

▲EOS Kiss M2で撮影

スマホでは難しいぐっと寄った写真のピント合わせも、EOS Kiss M2 はバッチリ」と滝沢さん。モニターにタッチして、思い通りの場所にピントを合わせられる手軽さも魅力です。

滝沢さん:
「『なにか違う』の原因は、単純にピントが合っていないことも。見せたいもの=主役にピントが合っているだけで、写真は見違えますよ」

▲EOS Kiss M2で撮影

滝沢さん:
EOS Kiss M2はピントが合うのがすごく速くて『この瞬間を撮りたい』と思ったときに素早くピントが合うので、取り逃がしが少ないです。

ブレにくく、ブランコに乗っている写真もくっきり撮れました。自動で瞳にピントが合う機能も搭載されているので、じっとしていてくれない子どもの瞳にもピントが合ったまま追いかけてくれて、なんてかしこいカメラ!と驚きました

 

Q:人物写真を「いい感じ」に撮りたいです!
A:目線の位置で全然違う。いろいろなアングルを試してみましょう。

滝沢さん:
「自分の身長でカメラを構えた高さだけでなく、子どもの目線くらいまでカメラ位置を下げたり、座ったり寝転んだりしている被写体を、同じ高さから見るのもおもしろいですよ。

EOS Kiss M2は、背面の液晶モニターが自由自在に180度回転するから、普段なら脚立に乗って撮影したり寝転んで撮影する角度も、無理のない体勢でモニターを確認しながら撮影できてすごく楽しいですね」

▲EOS Kiss M2で撮影

▲EOS Kiss M2で撮影

滝沢さん:
人物を際立たせるには、人にピントを合わせて背景がきれいにぼけていることも大事です。EOS Kiss M2は、シーンインテリジェントオートモードの『背景ぼかし』を使えば簡単にいい感じにぼけてくれます。

私がカメラを始めた頃、背景がきれいにぼけた写真が自分で撮れたことに感動して、もっと撮りたいと思うようになったんです。そんな体験がEOS Kiss M2ならすぐにできるかもしれません」

用途や撮りたい写真によってレンズを付け替えられるのも、一眼カメラを楽しむ次のステップ。滝沢さんは、室内での撮影では単焦点レンズのEF-M32mm F1.4 STMを使って、明るくてぼけみが際立つ写真を撮るのがお気に入りだそうです。

 

カメラをはさんで、私も君も笑顔になれたら

滝沢さんの暮らしを垣間見ると、カメラを構える表情はいつもにこにこ。被写体を愛でるまなざしの温かさに胸を打たれてしまいました。

例えば視線の先にお子さんがいるときには、たくさん話しかけていた滝沢さん。「いいね、いいね」「その絵上手!」……ポジティブな声がけにその場の空気が柔らかくなるのを感じました。

そんな瞬間を鮮やかに切り取った写真からは、家族の間で交わされる会話や空気感もふわっと立ち上がってくるような気がするから不思議です。

目と心に焼きつけたいシーンを臨場感たっぷりに残しておきたい。高性能と使い勝手の良さを兼ね揃えたカメラは、私たちのそんな気持ちをしっかりと受け止めて、かけがえのない思い出を積み重ねる手助けをしてくれそうです。

 

EOS Kiss M2が初心者にやさしい、5つの理由

Canonのウェブサイトでは、スタッフ松田のEOS Kiss M2体験レポートを紹介しています。以下のバナーより是非ご覧ご覧ください。

 

(おわり)

【写真】滝沢育絵、神ノ川智早(2,3,6,8,12,15,16枚目)

 

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フォトグラファー 滝沢育絵

北海道生まれ。聖心女子大学文学部卒業後、都内スタジオ勤務を経て、2008年横浪修氏に師事。2010年に独立。雑誌、WEB、カタログ、書籍、広告等で人物や商品を中心に撮影。東京都在住。

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ライター 小野民

編集者、ライター。大学卒業後、出版社にて農山村を行脚する営業ののち、編集業務に携わる。2012年よりフリーランスになり、主に地方・農業・食などの分野で、雑誌や書籍の編集・執筆を行う。現在、夫、子、猫4匹と山梨県在住。

 


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