【岡尾さんのクリスマス】第1話:オーナメントの魅力は自由なところ。岡尾美代子さんのコレクションを見せてもらいました
編集スタッフ 野村
12月に入り、もうすぐクリスマス。イルミネーションの灯りや華やかな飾り付けが多くなってきて、自然と気分が上がってくるシーズンです。
クリスマスの飾り付けで思い浮かぶのは、定番のツリーやリース、そしてそれらを華やかにしてくれるオーナメント。オーナメントってあまり気にしていなかったのですが、探してみると、くるみやチーズ、はたまたお寿司まで、いろんなモチーフのものがあるようです。
そんなお茶目なオーナメントのことを教えてくれたのは、洋服・雑貨・インテリアと幅広いジャンルのスタイリングで活躍している、私たちも大好きなスタイリストである岡尾美代子さん。毎年、気になるオーナメントを見つけてはコレクションするのが密かな楽しみなのだそうです。
そんな岡尾さんのコレクションに興味津々な私・野村。今日と明日の全2回で、岡尾さんの私物コレクションの数々を、特別にスタイリングもお願いし、見せていただきます。
クリスマスは、オーナメントひとつでも
岡尾さん:
「クリスマスって、ツリーを揃えなきゃとか大がかりな準備が必要なイメージがあって、特別なことは何もしていなかったんです。でも、オーナメントはずっと集めていますね。
面白くてかわいいモチーフのオーナメントをひとつ買って、飾ったり、ぽつんと置いたりするだけでも、クリスマス気分になります」
オーナメントの魅力は、自由なところ
岡尾さん:
「オーナメントをコレクションし始めたきっかけは、新宿の『ザ・コンランショップ』で見つけたガーデニングツールのオーナメント。
こういうものをガラスで作っちゃう技術がすごいし、発想が自由でいいなって思って、いろんなモチーフに注目するようになったんです」
リバティの、お寿司オーナメント
岡尾さん:
「お寿司のオーナメントを発見した時は、すごくテンションが上がりました(笑)
去年の10月に、ロンドンの老舗百貨店『リバティ・ロンドン』に行った時に、ワンフロアがクリスマスショップになっていて。そこでこれを見つけて、思わず持って帰ってきちゃいました」
コレクションは、毎年のお楽しみ
岡尾さん:
「スタイリストという仕事柄いろんなものを持っていますが、今ちゃんとコレクションしているのはオーナメントくらいですね。新しいモチーフが毎年出てくるから驚きがあって。もしかすると1年の中で一番の楽しみかもしれません。
オーナメントがお店に出回る冬に、それらをハンティングするために旅行したいくらい! ニューヨークやロンドンなど海外のお店は、オーナメントが充実しているんです。ちなみに日本だと、『ザ・コンランショップ』や『H.P.DECO』といったお店が、毎年オーナメントを販売しているので、欠かさずチェックしています」
***
「毎年この時期になると」という楽しみってなかなか無いから、クリスマスシーズンのみに店先に並ぶオーナメントのコレクションって、なんだかとっても楽しそうと、私自身ワクワクしながら岡尾さんのお話を伺っていました。
明日の第2話でも、岡尾さんのコレクションたちを拝見していきます。
(つづく)
【写真】清水奈緒
もくじ
岡尾美代子(スタイリスト)
洋服、雑貨、インテリアと幅広い分野のスタイリングを手がけるほか、友人とデリカテッセン「DAILY by LONG TRACK FOODS」を営む。旅や雑貨にまつわるエッセイの執筆も多く、著書に『センスのABC』(平凡社)、『雑貨の友』(筑摩書房)、『岡尾美代子の雑貨ヘイ!ヘイ!ヘイ!』(CCCメディアハウス)など多数。
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