【岡尾さんのクリスマス】第2話:ちょっと変てこなものをあえて選ぶ。おうちでクリスマスを楽しむなら
編集スタッフ 野村
チーズやくるみ、はたまたお寿司のオーナメントまで。クリスマスオーナメントは自由な発想で作られたさまざまなモチーフのものがあります。
そんな、ちょっと肩の力が抜けたお茶目なオーナメントの数々を教えてくれたのは、スタイリストの岡尾美代子さん。第2話の今回も、岡尾さんの私物コレクションを、特別にスタイリングもお願いし、いろいろと見せていただきます。
ちょっと変てこで、かわいいものを選ぶ
岡尾さん:
「自分が手に入れているオーナメントは、食べ物のモチーフがすごく多いんです。
食べ物をこんなに細かく細工してあるものってなかなかないし、すごく見応えがあります」
岡尾さん:
「オーナメントは、面白いモチーフ、かわいいと思ったものを買うようにしています。ユーモアを感じたり、これってちょっと変かもと思ったものをあえて選んでいるかも。
普段の買い物もそんな『変てこで、かわいい』って感じた気持ちを大切に、もの選びしていますね」
岡尾さん:
「たとえば、海外のキャンディーショップで売っているグミもデザインが面白いので要チェックです。ネズミや目玉焼き、歯のモチーフまで(笑)。
オーナメントのように、意外性にトキメキます」
岡尾さんの、くまのぬいぐるみ
岡尾さん:
「かわいいといえば、くまのぬいぐるみが好きで、本当はぬいぐるみ専門のスタイリストになりたいくらいなんです。
このぬいぐるみだけで、100カットくらいスタイリングできちゃうかも」
岡尾さん:
「くまにタイツやパンツをはかせたくなっちゃうんですよね。なんだか不自由な状態にしたくなるというか(笑)
クリスマス気分で、赤いタイツなんかはかせたりしてみても、かわいいですよね」
おうちでクリスマスを楽しむなら
岡尾さん:
「今年はお家でクリスマスシーズンを過ごす方が多いんでしょうね。
そういえば、アメリカではこのシーズンに『National Ugly Sweater Day』という、『ダサい、クリスマスモチーフのセータを着る日』なんてものがあるみたいで、それって楽しそうだなと思ったんです。
大がかりな飾り付けをしなくても、ちょっと面白くてかわいいオーナメントをひとつ飾ってみるとか、私がぬいぐるみにしたみたいに、自分でも赤い服やソックスを身につけるとか、そんなことだけでもクリスマスって十分楽しくなりそうですよね」
***
岡尾さんのお話やコレクションの数々を拝見して、「クリスマスらしい」なんて気にせず、このシーズンを楽しんでいる自由さがあるから、そのどれもがきらきらと素敵に見えてくるのかもしれない、と感じました。
今年のクリスマスは、私も「これかわいくて、いいな」と素直に感じるものを探してみようかなと思います。
(おわり)
【写真】清水奈緒
もくじ
岡尾美代子(スタイリスト)
洋服、雑貨、インテリアと幅広い分野のスタイリングを手がけるほか、友人とデリカテッセン「DAILY by LONG TRACK FOODS」を営む。旅や雑貨にまつわるエッセイの執筆も多く、著書に『センスのABC』(平凡社)、『雑貨の友』(筑摩書房)、『岡尾美代子の雑貨ヘイ!ヘイ!ヘイ!』(CCCメディアハウス)など多数。
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