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【ホットドリンクの時間です】第4話:家族みんなで楽しめる!いがらしろみさんの「ホットワイン」

【ホットドリンクの時間です】第4話:家族みんなで楽しめる!いがらしろみさんの「ホットワイン」

編集スタッフ 栗村

寒い日がちょっぴり楽しくなるようなホットドリンクのレシピを、いがらしろみさんに教わっている本特集

今日はクリスマスということで、オレンジベースのシナモン香るシロップを教わりました。

ワインで割ってホットワインを作るのはもちろん、紅茶やお湯で割ってもおいしいシロップです。


家族みんなで楽しめる
シナモン香るホットワインシロップ



材料(5杯分)

・オレンジジュース 500cc
・オレンジスライスの砂糖漬け(またはみかんの輪切り) 5枚
・はちみつ 大さじ4
・レーズン、ドライクランベリーなどのミックス  大さじ3
・シナモンスティック 5本

※オレンジスライスの砂糖漬はスーパーのドライフルーツコーナーや製菓材料コーナーなどにあることが多いです。もしない場合はみかんを輪切りしたものでも代用できます。

 

作り方

まずはホットワインのシロップ作りから。

ベースとなるオレンジジュース500ccを鍋に入れる。今回は果肉入りのものを使用。

あとは、残りの材料をどんどん入れてひと煮立ちさせるだけ。

クツクツとして、香りが立ってきたらホットワインシロップの完成。

日持ちは清潔な瓶に入れて、冷蔵庫で2週間。

日が経つにつれてぷかぷかと浮いているシナモンが沈み、より香りが出てくる。

ここからさらにワインを使ってホットワインを。と言っても作り方はとっても簡単。

お好みの量のシロップと、同量〜2倍の赤ワインを加えひと煮立ちさせるだけ。

赤ワインは軽めで手頃な価格なもので十分。グツグツと沸騰するくらいしっかり温めて。

シロップの中に入っているシナモンやドライフルーツも一緒に入れればより香りが出る。

ひと煮立ちさせるとアクが出てくるので、気になる場合は取り除いて(気にならないならそのままでも大丈夫)。

耐熱グラスにドライフルーツやシナモンと一緒に注いで完成。

お子さんやアルコールが飲めないときには紅茶で割ってもおいしい。

渋みが出ないように浅めに入れたティーバッグの紅茶に、紅茶の半量〜同量のシロップをたらりと混ぜれば、フレーバーティーのような味わいに。

 

できあがり!すっきり甘くておいしい冬のドリンク

▲左がワインと割ったもの、右が紅茶と割ったもの

いがらしさん:
「冬になるとヨーロッパでよく飲まれるホットワイン。

オレンジベースですっきりと甘く、ついつい飲み過ぎてしまうかもしれません。

中に入っているドライフルーツもふっくらとしておいしいですよ。ぜひクリスマスクッキーと一緒に楽しんでください」

さて今日でこの特集もおしまいです。どれも手軽な材料で、あっという間にできる簡単なものばかり。これからやってくる寒い日も、このホットドリンクのレシピを知っていれば楽しく乗り切れそうな予感がしています。

それではみなさん、メリークリスマス。

(おわり)

【写真】木村文平


いがらしろみ

小さな頃からお菓子づくりが好きで、短大卒業後、フランス菓子店製造部に就職。その後パリに留学。ル・コルドン・ブルーでフランス菓子を学ぶ。帰国後、ル・コルドン・ブルー東京校事務局に勤務。2002年より菓子研究家・romi-unieとして活動をスタート。2004年に鎌倉にジャムの専門店「Romi-Unie Confiture」を開店。以降焼菓子やチョコレート菓子のお店もオープン。その他、商品開発やアドバイザーなども務める。新著「romi-unieのうちで作るからおいしいおやつ」(オレンジページ)が発売中。

▽いがらしろみさんの著書

 

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