【春の花を、もっと】第1話:小さく分けて、家中に花を飾ろう!
編集スタッフ 齋藤
花屋に行くと、いつの間にやら色とりどりの花々が並んでいます。
まだ風は冷たいけれど、すっかり春なんですね。
ランランと輝くように咲き乱れた花を見ていたら、つい家に飾りたくなってしまいました。
今回の特集では、ちょっといつもとは違う、けれどもカンタンにできそうな花の飾り方を、花生師の岡本典子さんに教わりました。
1本買うだけで、家中に花を
雑誌に出ている外国の家のように、リビングや玄関、寝室にまでたっぷりの花が飾られたインテリアに憧れるけれど、実際はそうも行きません。お花って結構高いですよね。
そこで1本でも枝が分かれている花を買い、小分けにし、家中に飾ってみてはどうだろうと考えました。
用意するのは、小さなコップや使いおわったジャムやジュースの瓶たち。
岡本さんがおすすめしてくださった花は2種類。
・ラナンキュラスのラックスシリーズ
・アストランティア
▲ピンクの方がアストランティア、白い方がラナンキュラスのラックスシリーズ
岡本さん:
「一輪咲きで売られているラナンキュラスもありますが、ラックスシリーズはいくつもに枝分かれしているので、こういう飾り方にはぴったり。
ラックスシリーズは1本でもちょっと高めの値段ですが、蕾が全部ちゃんと開いてくれることが多く、お得感を感じられる花。ラナンキュラスは蕾と花をセットで入れておくと、だんだん蕾が開いてきて、時間の経過を楽しめると思います。
アストランティアは小さい花なので、2〜3本同じ容器に入れてボリュームを。
切り花でも時間が経てば茎が伸びてくるので、バランスを崩さないようにガラスの縁に花がかかる程度の長さに切りました」
岡本さん:
「家中にたくさん花を飾りたくても、組み合わせを考えるのも難しいと思います。けれどもこうやって同じ種類の花を枝ごとに小分けにして飾ると、まとめやすいはず。
たとえばラナンキュラスのラックスシリーズと決めて、いくつか好きな色を選んで楽しんでみてください」
小さく分けたものは、キッチンに置いたり、玄関に置いたり。様々なところに小さな花があるだけで、ふと目に入った瞬間きっと心がほぐれます。
さて次回は、チューリップの飾り方をご紹介。
色も花弁の形もたくさんの種類が出ているチューリップ。大人っぽくシックなものから可愛らしいものまで、チューリップをもっと楽しむためのコツをお聞きしました。
(つづく)
Photo : Maya Matsuura
もくじ
岡本 典子(花生師)
Tiny N 主宰。花生師(はないけし)。TV・雑誌・広告・展示会・店舗の空間スタイリングなどを手がける。大学では園芸学部に進み、寮生活のなかで花の世界に夢中となり、短大卒業後にイギリスへ留学する。花屋で働きながら、国家技能レベルの資格を取得し、帰国。現在は世田谷にアトリエを構え、撮影やワークショップ、展示や生け込み等の仕事を一人で行う。
インスタグラム:@noriko_okamoto
@hanaikeshi
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