【春の花を、もっと】第3話:思わず部屋に飾りたくなる、ミモザのガーランド
編集スタッフ 齋藤
今回の特集では、ちょっといつもとは違う、けれどもカンタンにできそうな花の飾り方を花生師の岡本典子さんに教わっています。
第3話はミモザを使ったアレンジ。
いつもだったら花瓶にさすだけだけれど、今回は部屋のインテリアになるような、ミモザをもっと楽しめるアイデアをお聞きしました。
ミモザを使って、ガーランドを作ろう
教わったのは、部屋に吊せるガーランド。吊るしておくことで、ミモザは自然にドライフラワーになります。
材料
・アルミのワイヤー(30センチ)
・リボンや紐(80センチ)
・グリーンリースワイヤー(細めのワイヤー)
・ミモザ2〜3本
・グレビレア(ユーカリなどのドライになる葉物でも)
STEP1. ガーランドの土台をつくる
岡本さん:
「まずは土台づくりから。アルミのワイヤーの両端を丸めて、輪っかを作ります。作った輪っかに、今度はリボンを結び付けます。この写真のように、ぎゅっと結びつけてください。
アルミのワイヤーが花をくくりつける土台となり、リボンは吊るすときに引っ掛ける部分となります」
STEP2. 花材の準備
岡本さん:
「ミモザとグレビレアを15センチくらいの長さにカット。
グレビレアなどの葉物を入れると奥行きが出るので、見栄えが上がります。もちろん用意できない場合は、ミモザだけでも作れます」
STEP3. 花材を細めのワイヤーで土台に留めていく
岡本さん:
「細めのワイヤーを、最初に作った土台の輪っかにぐるぐると巻いて固定します。
そしてミモザを土台に添うようにセットし、茎などの見えにくい部分と土台を細いワイヤーで留めます。細いワイヤーは都度切らずに、次のパーツを留めていきます。
くくりつけた細いワイヤーが見えにくくなるように次の花材をセットし、再びぐるっと土台に固定する、というのを土台の3分の2ほどまで繰り返します。
グレビレアは裏面のシルバーもステキなので、途中裏を見せたものを入れても魅力的な仕上がりになります」
STEP4. 土台の3分の2ほど埋まったら、逆の端から花材をつける
岡本さん:
「土台の3分の2ほど埋まったら、花材を留めるための細いワイヤーだけ、土台の逆の端までぐるぐると巻きつけてください。そして今度は、逆の端から花材を固定していきます。
花材を全て留めおわったら、その地点でまた何度かワイヤーを土台に巻きつけて固定し、切って完成」
リースのように、ドアや棚の上に飾って楽しめるガーランド。これがあるだけで、インテリアが一気に春仕様に。
3話を通して、春の花の楽しみ方をご紹介しました。カンタンだけれど、いつもとはちょっと違った楽しみ方で、もっと春の花を満喫できそうです。
(おわり)
Photo : Maya Matsuura
もくじ
岡本 典子(花生師)
Tiny N 主宰。花生師(はないけし)。TV・雑誌・広告・展示会・店舗の空間スタイリングなどを手がける。大学では園芸学部に進み、寮生活のなかで花の世界に夢中となり、短大卒業後にイギリスへ留学する。花屋で働きながら、国家技能レベルの資格を取得し、帰国。現在は世田谷にアトリエを構え、撮影やワークショップ、展示や生け込み等の仕事を一人で行う。
インスタグラム:@noriko_okamoto
@hanaikeshi
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