【あかりで変える家時間】スタッフが実践、家がもっと心地よくなる照明使いとは?
ライター 嶌陽子
家を心地よくするには、どんな照明を選べばいい?
家で過ごす時間がもっとリラックスできるものになったら……。そんな思いを抱えながら、私たちは日々家を自分らしく整えようとしているのではないでしょうか。模様替えをしたり、花やグリーンを飾ってみたり、時には新しい家具を迎えてみたり。
そうしたさまざまな工夫の中で、興味を持ちながらもつい二の足を踏んでしまうのが「照明」。
照明の選び方や配置次第で、家がさらにリラックスできる空間になるはず。そう想像しつつ、実際にはどんなものを選べばいいのか、どこにどうやって置けばいいのかがよく分からず、他のものと比べてハードルが高いものに感じてしまいます。
そこで今回はデンマークの老舗照明ブランド「レ・クリント」に、リラックスできる照明使いについて伺うことに。また、実際に当店のスタッフがレ・クリントの照明を自宅に取り入れた結果、どんな風に暮らしや気持ちが変わったかも紹介します。
(この記事は、レ・クリントの提供でお届けする広告コンテンツです)
リラックスしたい夜、部屋の明るさがしっくりこなくて
あかりに関するモヤモヤを抱えていたのは夫と2人暮らしのプランナー清水。特に夕方以降、夕食から寝るまでの時間の部屋の明るさが気になっていたといいます。
清水:
「我が家はリビングとダイニングがひと続きになっています。
2つの空間それぞれでペンダントライトを吊るしているのですが、どちらも明るすぎる気がしていたんです。
ダイニングで食事をする際も、光が目に直接入ってきてまぶしく感じていました。食後はリビングのソファで過ごすことが多いのですが、ここでも光が強く感じられて」
清水:
「どちらかを消してみると、今度は暗すぎる気が……。あれこれ試してみても、何だか明るさのバランスがしっくりこなくて、夜の時間はいまひとつリラックスしきれずにいました。
もっといい照明はないかなとネットなどで探してみるものの、デザインだけで選んでいいのか、どこにどんなものを配置すればいいのか、選び方がよく分からなくて。ずっとモヤモヤしたままでいたんです」
心地よく過ごすための照明選び、3つのコツ
清水のように照明選びについて悩んでいる人は多いはず。そこでレ・クリントの日本の輸入販売代理店、スキャンデックスでブランドマネージャーを務める泉寛子(いずみ・ひろこ)さんに、リラックスできる照明の選び方のコツを伺いました。
泉さん:
「レ・クリントの故郷であるデンマークの人々は、自分が心地いいと感じるあかりのある空間で、一人でゆったりと楽しんだり、家族や大切な人と親密な時間を共有したりしながら、リラックスした時間を過ごしています。
心地よく感じるあかりをどうやって作るか、そのためのコツを3つご紹介しますね」
シェード(照明のかさ・光を遮る部分)の形状や素材によって、同じ明るさの電球でも光の広がり方や見え方は全く違ってきます。リラックスした雰囲気を作りたいなら、ほどよく透過性のあるシェードでふんわりとした優しい光を作るのがおすすめです。
ひとつの照明で部屋全体を一気に明るくせず、必要な場所に必要なだけ、少しずつあかりを点けていくことで陰影も生まれてよりリラックスできます。ペンダントライトやフロアランプ、テーブルランプなど複数の照明をひとつの空間に使うことがポイントです。
ペンダントライトを吊るす場合、天井からの距離によっても光の見え方は変わります。あまり高い位置に吊るすと照らされる範囲が広くなり、まぶしく感じてしまうことも。低めに吊るすとことで火を囲むような雰囲気になり、親密感が生まれます。
「リラックス重視」で選んだ照明はこれ
▲レ・クリントのシェードは1枚のプラスチックシートを熟練の職人が手で折り上げています。
1943年に設立された、デンマークを代表する王室御用達の照明ブランド、レ・クリント。洗練されたデザインはもちろんのこと、元々は日本の折り紙にも影響を受けた美しいプリーツのシェードが特徴です。絶妙な透過性のあるこのシェードによって、ふんわりとした柔らかな光と優しい陰影を生み出しています。
泉さんのアドバイスを元に、清水も自宅のリビングダイニング用にレ・クリントの照明をいくつか選んでみることに。
▲左上から時計回りに、ダイニングにはペンダントライト「ブーケ3」、リビングの天井にはシーリングライト「クラシックモデル26」、リビングのソファ脇にはフロアランプ「スノードロップ」。
見た目のバランスや用途に合わせ、部屋全体を照らすメインの照明としてのシーリングライト、食卓を照らすペンダントライト、リビングのソファでくつろぐ際に使うフロアランプと、それぞれ雰囲気が異なる3つの照明をひと続きの空間に置いてみました。
ふんわりしたあかりに囲まれて、心身がほっとします
新しい照明を迎えて数週間、清水の暮らしや気持ちはどう変わったのでしょうか。
清水:
「光が強すぎるという悩みがなくなりました。必要な明るさはしっかりありつつも、独特のシェードのおかげでまぶしすぎず、ふんわりとした優しい光や陰影に気持ちがほっとします。
使用している電球のワット数だけ見ると、以前より倍以上になっているのに、こんなにも目に優しい光なのが驚きです。
ダイニングのペンダントライトは以前よりだいぶ低めに吊るしました。照らされる範囲が狭くなったので明るすぎると感じることもなく、食卓が落ち着いた温かな雰囲気に。丁寧にテーブルセッティングがしたい気持ちが生まれて、器やカトラリー選びも楽しくなりました」
▲花束のようなデザインのペンダントライト「ブーケ」。ダイニングテーブルからの照明の距離は65cmくらい。食卓の真上に、低めに吊るすことで温もりある雰囲気に。
清水:
「もうひとつ大きかったのが、 “照明の複数使い” という新しい習慣。一部だけ点灯したりすることで、時間帯やその時の気分にちょうどいいと思える明るさに調節できるんです」
▲「点灯した時のシェードの色や陰影もきれいだなあと見るたびに思います」
清水:
「夕方、外が暗くなり始めたらまずはソファ脇のフロアランプを点灯します。外の日が暮れていく中、フロアランプがふわっと柔らかく灯っている光景が好きです。
夜が更けるにつれてダイニングのペンダントライト、リビングのシーリングライトの順に点灯。
食事が終わったらリビングのライトを消して、その次はダイニングのライトを消灯。寝る前はソファ脇のフロアランプだけで過ごします。少しずつ暗くしていくことで体も気持ちも自然とリラックスモードになるんです。
以前はなかなか寝つけない夜も多かったのですが、最近はそれが減ってきました」
▲フロアランプ「スノードロップ」はアームが可動し、光源を好きな角度に調整できる。柔らかい光ながら、本を読める明るさもしっかり確保。
清水:
「点灯していない昼間も、インテリアとして楽しんでいます。外出先から帰宅した際、部屋に入ってまず目に入るのが細いアームとシェードがきれいなフロアランプ。それを見ると自分の部屋が前より好きになった気がするんです。
ソファに座って、ダイニングのペンダントライトを可愛いなと思いながら眺める時間も楽しいですね」
シェードのお手入れは時々ブラシで埃を落とすだけといたって簡単。汚れがひどい場合、樹脂製のシェードは浴室でシャワーをかけて水洗いしてもOKです。
▲シェードはプラスチック素材。軽くて丈夫、そして水洗いが可能なところがポイント。
あかりを変えれば、家はもっとリラックスできる場所になる
「照明が変わると、こんなに部屋の雰囲気や自分の気持ちが変わるなんて」と話していた清水。
実際に見せてもらったレ・クリントの照明は、上品な見た目ながら存在感たっぷり。何より見ているだけで気持ちがほっとするような、温かくて優しい光を放っていました。
夜は優しい光を、昼間はインテリアアイテムとして。一日中楽しめるレ・クリントのようなライトがあればリラックスできる時間が増えて、家時間がもっと好きになりそうです。
▲どこにでも持ち運べるキャンドルライト。LEDの炎がゆらゆらと揺らめく様子を眺めているだけでリラックスできる。
ソファやテーブル、器や布を選ぶように。今回教わったコツを踏まえて、自分の暮らしや気持ちにちょうどいい照明を選んでみたい。そんな気持ちが高まっています。
▼レ・クリントではさまざまな照明をご用意しています。詳細はこちら
【写真】木村文平
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