【かろやかDIY】後編:キッチンや洗面所を、もっと快適にする簡単アイデア

日々暮らす中で感じる不便や「こうだったらいいのにな」を、ちょっとしたプチDIYで楽しく解決しているインテリアスタイリストの岩佐 知布由(いわさ ちふゆ)さん。
前編では、ご自宅にお邪魔し、岩佐さんが実践しているリビングでの工夫をみせていただきました。
後編では、キッチンや洗面所まわりについて伺います。
KITCHEN
キッチンの灯りは
コンセントソケットを活用

まずはキッチンを拝見。こちらにも真似したくなる工夫がありました。
岩佐さん:
「キッチンスペースが少しコンパクトめなので、大きな照明をつけるほどではないのですが、調理中の手元が暗いなと感じることがあって。
手元を照らす簡単な照明として、コンセントに直付できるソケットを使ってみました。LEDタイプの電球を選べば、抜き差しする際も手が熱くありません」

▲ソケットはネットで購入、電球はIKEAで購入したLEDのもの
岩佐さん:
「裸電球のかたちがレトロな雰囲気で、インテリアのアクセントにも。灯りの色が少し温かみのあるオレンジなのもいいなと思っています。
天井もしくは壁にビスで打つタイプのソケットを、あえて自立するように使えば、スタンドライト代わりにも。グラスやカラフェなどを置いているコーナーを灯すように置いているのですが、ガラスに反射した光が綺麗で気分が上がります」

クリップ × 強力両面テープで
ポストカードを飾る

次に教えてくれたのは、タイルやステンレスなど穴を開けられない素材が多いキッチンパネルに、ポストカードや写真を可愛く飾るアイデアです。
岩佐さん:
「大きめのクリップに強力両面テープを貼って、そこにポストカードを挟んで飾ってみました。マスキングテープでそのまま貼って飾るよりも、アクセントになります。
ポストカードの絵柄を小さな窓のように見立てると、台所仕事もはかどるかもしれないと思って、さわやかな景色の写真が印刷されたポストカードを選んでみました」
▲大切なのは、強力両面テープを貼る前に、マスキングテープを壁側にもクリップ側にも貼っておくこと。これでどちらにも強力両面テープの跡がつかずに済みます。クリップはMOEBEのもの
▲強力両面テープとマスキングテープ
WASHROOM
ちょっとした不便は
フックづかいで解決

岩佐さん:
「洗面所には、タオルを掛けるところがなかったので、壁にフックを取りつけました。
これはアンティークショップでみつけたもので、重さが軽量なのと、かけるものもタオルだけなので、画鋲に引っ掛けるようにして設置ができました」

▲画鋲二つに引っ掛けるようにして設置
岩佐さん:
「磁石がくっつく部分には、磁石付きのクリップやフックが手軽で便利です。
羊毛ダスターなどの掃除道具を引っ掛けるのに活躍します」

空き箱は
小さなステージに

岩佐さん:
「洗面所におく置き時計など、置くスペースによって目線が少し合わない……と思ったときには、アクセサリーの空き箱を使って、高さを上げています。
素敵なデザインの空き箱は、取っておくようにしています」
▲アクセサリーやお財布の箱など、岩佐さんの空き箱コレクション。
岩佐さん:
「たとえば、ちょっとした雑貨を飾るのにも、空き箱でステージを作ってあげると、こんなふうに存在感が引き立ちますよ」


***

今回岩佐さんが教えてくれたアイデアは、いますぐ取り入れられそうなものばかり。
工夫次第で、部屋はまだまだ自分好みの空間にできる。わたしも、今度の週末は飾り棚づくりに、トライしてみたくなりました。
【写真】滝沢育絵
もくじ


岩佐 知布由
インテリアスタイリスト。インテリアデザインを学んだのち、会社員やアパレル販売等を経て、フリーのインテリアスタイリストに師事。2018年に独立し、雑誌、広告、カタログなどでインテリアや雑貨、暮らしに関わること全般のスタイリングや、ショップのディスプレイ、住宅などの空間コーディネートを行う。
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