【お家さっぱり化計画】第3話:寝室の湿気対策は「ズボラになること」。ジメジメを吹き飛ばすコツ

編集スタッフ 糸井

住生活ジャーナリスト、ライターの藤原千秋(ふじわら・ちあき)さんに監修していただきながら、梅雨の時期におすすめの掃除をお届けしています。

第2話は寝室編。浴室やキッチンに比べて、湿気とは縁遠そうな寝室も、実は湿気の温床。聞くと、綺麗好きな人ほどベッドリネンをカビの好む環境にしてしまっている可能性があるんです、と藤原さん。日々簡単にできる掃除方法についてお聞きしました。これまでの記事はこちらから

 

 

ベッドメイキングは、ズボラなくらいが丁度いい?

冒頭にもご紹介した通り、実は綺麗好きな人ほどシーツやマットレスを湿らせたり、カビの原因を作ったりしていることが多いんです、と藤原さんは言います。

藤原さん:
「たとえば下の写真のように、朝起きたらすぐにベッドリネンをピシッと整えた状態にしているとします。一見見た目はとても整っているのですが、実はこれ、湿気をシーツの中に閉じ込めてしまっている状態なんです」

藤原さん:
「ではどうするのがベストかといいますと、方法は至って簡単。布団を腰の位置より下まで折りたたんでおくだけです。いっそ寝起きのグシャっとした状態のまま布団を放置していてもいいくらいですよ。

というのも、寝ているときにかいた汗や皮脂、その湿気はとくに首から腰にかけて溜まっているからで。できれば全部開けておいてほしいんですよね。

枕も湿っている状態なので、足元の方やスツールなどの上に移動させて乾燥を促すことをおすすめします。できれば重ねないで、1個1個バラバラに置くと尚良いですね」

▲寝ているときの腰の位置より下まで、布団を折り返しましょう。

▲枕も、椅子などの家具の上や足元に移動。

ちなみに枕カバーの洗う頻度はどのくらいが理想なのでしょうか?

藤原さん:
「理想を言ってしまえば、梅雨頃から夏の間は、2〜3日に一度洗えたらいいですね。でもそこまで常に徹底するのは大変なので、日々溜まっていく湿気をこまめに乾燥させてあげてください。これだけで十分なカビ対策に繋がりますよ」

 

マットレスの湿気撃退法は、これだけで

マットレスも、梅雨の季節は特に湿気が溜まりやすい場所。半年に1回ほど上下を変える「天地返し」をするといいとのことですが、他にも、普段からできる湿気対策があればぜひ教えて下さい。

藤原さん:
「重くて大きいマットレスって天地返しも一苦労ですよね、わかります。

手軽にできる湿気対策に必要な道具は、空の2リットルサイズのペットボトルを2本ほど用意するだけです。

マットレスを持ち上げて、そこに適度にペットボトルを挟み込み、ベッドフレームとの間に隙間を作ります。これだけでも十分、新鮮な風を送り込み、空気を循環させて、乾燥を促すことができますよ。朝起きた後に設置したあと、寝る前まで放置するイメージで大丈夫です」

藤原さん:
「もしもご自宅にサーキュレーターがあるなら、この隙間に向かって風を直接あてると一層効果がありますね(強風でなくて大丈夫です)。

ちなみにサーキュレーターは、日々寝室で回しっぱなしにしておいてもいいくらい。そこまで電気代もかからない上に、それ以上の湿気対策に一役買ってくれるアイテムなのでおすすめです」

これなら普段からこまめに試せそう! な嬉しい方法。もちろん4本、6本と入れてしまっても構わないとのことでしたよ。

 

観葉植物も、「湿気メンテンナス」を

家の様々なところに置かれた観葉植物。その鉢カバーと鉢の隙間にも、湿気が溜まりやすいとのこと。時間があるときに汚れを拭き取ってあげましょう。

藤原さん:
「キッチンペーパーに直接エタノールを吹きかけ、植物に当たらないようにして、鉢カバーの周囲を拭いてあげるだけで大丈夫です。

鉢の下にシミができてしまっていたり、カビが生えたりすることもあるので、時々お引越ししてあげるのも湿気対策としては有効です。たまにベランダに出して、新鮮な風を当ててあげるのもいいですね」

以上が、梅雨の湿気対策・寝室編でした。シーツの湿気を逃がす、マットレスを乾燥させる、これだけ聞くと何か特別な掃除が必要に感じていましたが、とっても手軽にできることばかり。家族みんなが毎日長時間過ごす場所だからこそ、こうしたら大丈夫! と知っているだけで安心できました。

全3話でお送りしてきた「お家すっきり化計画」。

普段こうやって掃除しているけれどあっているのかしら? そもそも湿気ってどのくらい気をつけたほうがいいの? と疑問はありつつ、誰にも聞けずにいた私。

藤原さんの話を聞くことで、「こうすればいい」がわかり、かつその方法も気合をいれずともできそうなことばかりで。これで今年の梅雨は、変に不安がらずにいられる気がする、そう思えてきた気がします。

できることから少しずつ。ジメジメ期にもすっきりとした家で、気持ちよく過ごせますように。

(おわり)

【写真】鍵岡龍門

 

もくじ

 

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藤原千秋

住まいや家事のライター&アドバイザー。大手住宅メーカー営業職を経て主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆する。現在はライティングの傍ら関連の企画広告商品開発アドバイザリー等多様な業務に携わっている。プライベートでは三児の母。著書に『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など。


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