【身体ほぐれる生姜】02:追い生姜で、香り引き立つ。しゃっきり白菜と食べる「生姜焼き」

寒いときには、身体だけでなく気持ちまでかたく縮こまるような気がします。
そんなときに食べたい、身体の中からぽっと温かくなる「生姜」を使ったレシピ。もっと気軽に生姜を取り入れられたら、心身ともにポカポカと温かく過ごせそうです。
そこで今回の特集では、郷土料理家のminokamo(みのかも)さんに、生姜を使ったレシピを教えていただきました。
第2話でご紹介するのは、生姜を使ったレシピの定番、生姜焼き。今回はしゃっきり白菜と混ぜていただくレシピをお聞きしましたよ。
熱々のうちに、白菜と混ぜて。
片栗粉でジューシーな、ごちそう生姜焼き

材料(2人分)
生姜…1片(50g)
白菜…250g(葉2.5枚ほど)
玉ねぎ…1/2個(100g)
薄切り豚バラ肉…200g
みりん…50cc
しょうゆ…大さじ2
植物油…大さじ1と1/2
片栗粉…大さじ1
作り方
1. 白菜を切り、大きめのお皿に盛り付ける

白菜は、まず長さ5cmに切り、繊維に沿って千切りにする。

minokamoさん:
「白菜はできるだけみずみずしい新鮮なものを。白菜に熱々の生姜焼きの熱が触れやすいように、お皿に広げて盛り付けてくださいね。
お皿は白菜と生姜焼きを混ぜやすい、大きめのものを選ぶのがおすすめです。小さめのお皿なら、2つに分けてもいいですね」
2. 生姜、玉ねぎ、豚肉を切る

玉ねぎは厚さ5mmほどに切る。生姜は皮付きで千切りにする。
豚肉は5cmほどの長さに切る。

3. 豚肉と片栗粉をざっくりと混ぜる
▲豚肉全体にまぶすくらいでOKです
4. フライパンに植物油と半量の生姜を入れて強火で熱し、じわじわしてきたら豚肉と玉ねぎを入れて炒める


5. 豚肉に火が通ったら、みりん、しょうゆを入れて混ぜる

6. 残りの生姜も入れてざっと混ぜ、熱々のうちに盛り付けた白菜にのせる

minokamoさん:
「生姜は最初と仕上げのタイミングで2回に分けて入れるのが、生姜の風味をさらに楽しむためのポイントです」

7. 白菜と混ぜながらいただく

minokamoさん:
「豚肉が熱々のうちに、白菜にのせて混ぜるのがポイントです。
ほどよく白菜がくったりし、味がなじみます」

minokamoさん:
「ジューシーなお肉と絡めれば、白菜もごちそうになりますよね。
片栗粉のとろみで味が絡みやすいですし、豚肉がしっとりするんです。おつまみにもおすすめですよ」
***
仕上げに入れる追い生姜のおかげで、さらに風味が豊かに。熱々お肉としゃっきり白菜の組み合わせは、ついお箸が止まらなくなってしまうほどの絶品でした。
次回はお味噌を使った、薬味の香り引き立つ「生姜麻婆豆腐」をご紹介します。
【写真】メグミ
もくじ


minokamo
料理家、写真家。岐阜県美濃加茂市出身。祖母と一緒に料理したことが料理活動のはじまり。日本各地の郷土食の取材にも力を入れている。著書に『粉100、水50でつくる すいとん』(技術評論社)、『料理旅から、ただいま』 (風土社)など。http://minokamo.info
Instagram:@minokamo
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