【特集|なかしましほさんのごはんレシピ】第4話「酒粕うどん」
バイヤー 安田
foodmood(フードムード)のなかしましほさんは、わたしたち「北欧、暮らしの道具店」の拠点でもある同じ国立市にアトリエをかまえ、身体に負担のない素材にこだわった美味しいお菓子を製作、販売されています。
わたしたちもそんなご近所にあるfoodmoodのお菓子の大ファン!
普段はお菓子を作られることが多いなかしまさんですが、実はごはんレシピの引き出しも豊富!
当店のお客様のために、そんな貴重な引き出しの中身を連載形式で見せてくださることになりました。だから、今回のなかしまさんは「ごはんで、いきます。」
お待たせしました!
絶賛連載中の「ごはんで、いきます。」の第4回目です。
楽しみすぎる第4回目のレシピは…「酒粕うどん」です。
寒い冬に身体を芯から温めてくれそうなレシピを教えていただきましたよ!
どんな美味しいレシピなのでしょうか〜♪
酒粕うどん
こどもの頃は酒粕があまり好きではなくて、甘酒も米麹のものは好きだけど、酒粕のはちょっと苦手だったり。
でも大人になるとだんだんあのお酒の香りやコクが大好きになって、いろんな料理やお菓子に試すようになりました。
ただ1袋買うと、けっこう量があるので使い切れないことも。。。
そんな時はだしに酒粕をたっぷり加えた、寒い冬にぴったりのうどんを作ります。
お鍋いっぱいに作っておけば、家族がめいめい好きな時に食べられるので、ちょっとした手抜きメニューかな?
からだが芯からあたたまって、具沢山なので栄養のバランスが取れるのもうれしいのです。
用意する材料(2人前)
・酒粕 100g
・だし汁 800ml
・白だし(なければ麺つゆ・3倍濃縮のもの)40ml〜
・ごぼう 1/2本
・にんじん 1/3本
・豚ばらスライス 50g
・長ねぎ 約5cm
・ゆずの皮 少々
・冷凍うどん 2玉
・七味唐辛子 好みで
手順
<下準備>
・だし汁は少量をとりわけ、小さくちぎった酒粕を入れてなじませておく。
・ごぼうはささがきにして水にひたしてアクを取り、水気を切っておく。
・にんじんは短冊、ねぎは小口切りに。
・豚バラは食べやすい大きさに切る 。
【1】 鍋にだし汁、ごぼう、にんじんを入れて中火にかけ、沸騰したら豚バラを加え火を弱め、アクを取ります。
【2】具材に火が通ったら一度火を止め、酒粕、白だしを加えてさらに少し煮て酒粕を溶かします。酒粕は完全に溶け切らなくても煮ているうちに自然と溶けてくるのでだいじょうぶ。
【3】味見をして塩気が足りなければ白だしを、味が煮詰まってしまったらお水を少量足しましょう。
【4】汁がふつふつ沸いた状態で凍ったままのうどんを加え、うどんがほぐれ再度沸騰するまで煮て、火を止める直前にねぎを加えます。
【5】器に盛りゆずの皮をのせ、食べる時に好みで七味唐辛子を振ります。
ポイント!
酒粕はいろんな種類が市販されていますので、好みの風味のものを選んで。
濃厚なタイプが好きな方は、分量より多めに入れてOK。
なかしまさんからお便り。
引越したばかりの頃、仕事場には鍋がなかったので、お菓子作りや時にはまかないなど、いろんなものに兼ねられる鍋があるといいなあと思っていました。
そんな時「北欧、暮らしの道具店」のHPで見つけたのが、このダンスクのお鍋でした。
書いてあるサイズを見ると、まさにわたしの理想通りの大きさ。
早速注文して、それからはアップルパイ用のりんごを煮たり、具沢山のスープを作ったり、とても重宝しています。
白い色は汚れが気になるかもと一瞬思ったのですが、使った後は水にさっとつければ、たいていの汚れはスポンジで軽くこすれば取れてしまいます。
メンテナンスのしやすさも、鍋を選ぶ時は大事ですよね。
なかしましほ
今回セレクトしたアイテム。
DANSK/ダンスク/コベンスタイル2/両手鍋 18cm(白)
今回は、DANSK(ダンスク)のホーロー両手鍋を使って酒粕うどんを作っていただきました。
なかしまさんもアトリエで愛用してくださってるようですね!
私も愛用者のひとりです!実はクラシコム全員、このダンスクのお鍋を自宅で愛用しているんですよ。
キッチンや食卓にスッと馴染んでくれるシンプルなデザインに、直径18cmという使い勝手のよいサイズ感。
2〜3人分の煮物やスープを作るときに丁度良い大きさなので、二人暮らしの我が家では、何かと出番の多いお鍋となっています。
スタッフ桑原宅では、鍋物の時にこの両手鍋が登場するのだとか。食卓にそのまま出しても素敵なデザインですものね♪
毎日の食事作りに大活躍してくれること間違いなしのお鍋ですよ!
クラシコムより(編集後記)
第4回目の撮影も、わたくし安田が担当させてもらいました!
これから冬に向けて増々寒くなってくると思いますが、そんな寒い日にぴったりの今回のレシピ、いかがだったでしょうか?!
うどんってワンパターンな味になってしまいがちですが、酒粕を入れるとこんなに新鮮な味になってしまうんだ!と目からウロコが落ちてしまったレシピでした。
さぁ、恒例の試食タイム!
ダンスクのお鍋をテーブルの真ん中にデンっと置いて、クラシコム皆で囲みます。
お鍋の中から漂ってくる酒粕のいい香り。。。添えられた柚子の香りも食欲をそそります〜。
つるつるっと頂くと、ふんわり優しいお味。なんだか「ほっ」とするお味です。
冷え性さんにも嬉しいレシピですよね。
身体を温めてくれる根菜や疲れを取ってくれる豚肉もたっぷり食べれるので、この冬の定番レシピとなりそうです。
クラシコム一同、スープの最後の一滴まで美味しく頂いたのでした(笑)
みなさんも是非作ってみてくださいね!!
なかしまさん、今回も簡単で美味しいレシピをありがとうございました♪
*このコンテンツの著作権はfoodmoodなかしましほと株式会社クラシコムが保有しています。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。
スタッフ安田
foodmood(フードムード)のホームページ: http://foodmood.jp/
foodmood(フードムード)なかしましほさんの著書
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