連載|柳沢小実の、わたしが出合ったとっておき。 第7回『浴室まわり』
柳沢 小実
浴室は、ごくごくプライベートな空間です。
遊びに来た方も、さすがに浴室に入る機会は
なかなかないはず。
ところが、わが家は洗面所とトイレと
お風呂がひとつの空間になっています。
お風呂がガラス張りという
よく言えば外国のバスルームのような空間で、
つまりはすべてが丸見え。
しかも、収納はまったくありません。
もちろんお客様は洗面所を使いますから、
お風呂まわりをいかに清潔にして
生活感を出さないようにするかは、
とても大きな課題になっています。
そもそも、水まわりは湿気がこもりやすく、
あちこち凹凸があるから掃除も面倒。
だから、まずは置くものを最小限にとどめて、
汚れても掃除しやすいようにしています。
特に、浴室は置いてあるものが少ないほど
カビの発生も防げます。
シャンプー、コンディショナー、
ボディソープにクレンジング、石鹸、
あとは洗剤とスポンジくらいでしょうか。
お風呂に入るたびに、最後にざっと
浴槽と壁とガラスにお湯をかけて、
石鹸などが残らないようにしています。
その際に、ウオータースクイジーを使って
大まかに水滴を落としておくと、
乾きが早く、ガラスもキレイです。
浴室に置いているソープディッシュは、
高校生の頃に図書館帰りによく寄っていた
広尾のお店で見て
ずっといいなと憧れていたものを、
大人になって見つけて愛用しています。
あの頃は、輸入雑貨もまだ少なくて
しかも子供だったから、
欲しくても見ているだけでした。
だからこそ、憧れがいっそう
強まったのでしょう。
浴室まわりだけはアメリカの物が多く、
今でも、アメリカンファーマシーには
足しげく通っています。
ちなみに、タオルは今は
毛足が長くてふっくらしている
アメリカのcharismaというメーカーのものを
使っています。
手頃なお値段で、ごわごわしてきたら
すぐさま入れ替えられるのがいい。
また、日本のTOUCHもとても上質で、
肌ざわりの良さが長持ちします。
逆に、洗面器やお風呂の椅子は、
日本人の体型に合わせてつくられた
製品を選んでいます。
どこのブランドの何々……ではなく、
フォルムがきれいで、
レビューの評価が高いものにしました。
名もないメーカーで
とびきり機能的な商品を見つけると、
これをみんなに教えたい!と
嬉しくなります。
きっと、根っからの“モノ好き”なのでしょう。
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