フォトダイアリー(旅の記録編)#179 | 2度目の金沢出張。そして珍道中。
店長 佐藤
8月某日。
昨年の夏に続き、2度目の金沢出張。
目的地、これも昨年同様で
九谷焼の器たちが作られている
石川県内で名のある窯元。
その窯元に在籍されている
新たな作家さんとの出会い、
それに付随して新たな器たちとの出合い
を求めて、一泊二日の旅程で
飛行機に乗っていざ!ひとっとび。
出張のメンバーは
・クラシコム代表の青木
・わたし(佐藤)
・当店バイヤーの安田
安田が入社した時から数えれば
もうすぐ7年目の付き合いに
突入する3人でもあり、
各自の珍行動と本音炸裂の
なかなか濃ゆ~い旅となりました。
代表の青木が(わたしの実兄でもある)
行きの羽田空港で
食べ終わったサンドウィッチのゴミと一緒に
飛行機のチケットを捨ててしまうなんてことが
いきなり起きたり(笑)
とはいえ、
しっかり仕事もしてきましたよ!
窯元さんのショールームで
次期アイテムを真剣に、そして楽しげに
セレクトしていく安田。
(↑ その隣で、色々と
「これがいいんじゃ?」と意見を言うも
まったく安田に相手にされていない青木。)
わたしはその瞬間を激写しました(笑)
そして大好きな作家さん、
徳永遊心(とくながゆうしん)さんも
ちょうど絵付けの最中で
作業の手をとめて
一緒に写真を撮ってくださいました。
徳永さんとは今回
お食事もご一緒したりして
ゆっくりお話させていただいたのですが、
本当に誠実な想いで器作りに
向き合っておられるのだなと
あらためて実感するお話ばかりが聞けました。
「自分の作った器が
いつか、ずっと先の時代に
発掘されるようなことがあったら嬉しい」
と、おっしゃっていて、
そのなんというか
ずっとずうっと先の未来のことを思って
手を動かし続けておられる姿に接し、
売る者としての責任も感じました。
今回の出張では
他にもこの窯元に在籍されている
若い作家さんたちとの出会いにも恵まれ
また、そう遠くない将来に
セレクトしてきた器たちを
ご紹介できると思います!
アテンドしてくださった方のご厚意で
漆器なども見てきました。
木地師として活躍されている方に
お会いしたり、
原木(げんぼく)から
どのような複雑な工程を経て
やっとひとつの漆器ができるのか?まで
車であちこち回って
見学させていただきました。
ほんとうに、勉強になった!
シンプルに、このひとことに尽きます。
まだまだこの年齢になっても
知らないことだらけです。
それくらいに
想像以上の工程でした。
私たちはお店として
完成されたプロダクトを扱っていますが
その完成までの道のりに
もっともっと想いを馳せ
それを最終的に手に取るお客様に
伝えられるようになっていきたいと思います。
さて、余談。
あちこち回ってさすがにぐったり疲れ
ホテルに戻ってから
温泉⇒夜散歩⇒フットマッサージと巡り
自室に戻ると
「トントントン」とノックの音が。
「ちょっと、暇なんで」と安田が
やってきました。
え??深夜23時ですよ。
「ちょっと暇」って、
私たち、友達じゃありませんよ(笑)
でも、結局そこから
仕事のこととか、そこから派生して
人生を語り合う(?)みたいになってしまい
盛り上がった挙句、気づくと2時間経過。
しかも、何も飲まず・・・
深夜って、どうしてこう話題が
重めになっちゃうんでしょうね。
20代の頃のことを思い出しました。
翌朝、その話をした青木からは
「中学生か!」と突っ込まれました。
◎登場したアイテム◎
九谷焼の器
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