最近読んだ本「信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ〜漬け物から干し柿まで信州全土の保存食110品〜」
編集スタッフ 松田
こんにちは!スタッフの松田です。
本日から3日間連載で、
「特集|ワタナベマキさんの無水鍋レシピ」
がはじまっています。
ワタナベさんが教えてくださったのは、
肉じゃが・白ごはん・りんごのおやつの3レシピ。
どれも本当に美味しくて、試食にもかかわらず
思わずおかわりをお願いしてしまいました(笑)
今回、一緒にワタナベさんのご自宅にお邪魔して
写真の撮影をしてくださったのは、
カメラマンの安部まゆみさん。
以前公開した、fogの関根さんを取材した特集でも
撮影を担当してくださったカメラマンさんです。
雑誌や書籍など、多岐にわたって
ご活躍をしている安部さん。
テキパキとした撮影の段取りから、
そのカッコいい構え方まで
さすがはプロのカメラマンさん!と
惚れ惚れしてしまいました。
その安部さんが信州・長野へ
ある本の撮影のために通った時のお話が
とっても面白かったので、
取材帰りに本屋さんに寄って、早速購入しました。
その書籍がこちら。
私は知らなかったのですが、
長野県ではお茶の時間に
ちょっとした甘いもの以外に
「これはおかず?」と思われるような
漬け物や料理が当たり前のように出てくるそうです。
地元では、それを「お茶うけ」と呼んでいて、
野菜や果実、山菜などの旬の恵みを保存して、
一年中楽しむための知恵と工夫が
たくさん詰まっているのだとか。
そして長野のおばあちゃんたちは
その「お茶うけ」を家族や近所の人たちと一緒に頂く
お茶の時間を、とっても大切にしているそう!
この本には、そんなおばあちゃんたちの
直伝のレシピや、お茶うけにまつわる
様々なエピソードが紹介されています。
↓お茶の時間でも、まるでお昼のように
たくさんのタッパーが並んでいる風景。おいしそう〜
漬け物などの保存食系から、
ご飯のおともにもなりそうな小さなおかず、
「桃のシロップ漬け」などの甘いものまで
身体によさそうな、やさしいレシピがたくさん!
この本を読んで、長野県が長寿日本一なのは
減塩に気をつけていたり、
高齢者の方の就労率が高いということの他に、
手間ひまかけて作られた
食物繊維たっぷりの手作りのお茶うけを
みんなでワイワイ楽しむ豊かな時間も
きっと関係しているんだろうなぁと思いました。
この本にさっそく影響を受けて、
わたしもお茶うけが作りたい!と思っていたところ、
タイミングよく送られてきたのが、
実家の庭で採れた大量のみょうが。
保存できるお茶うけを作ろうと思ったものの、
基本的にはめんどくさがりな性格なので
すぐに漬けられる便利な「らっきょう酢」を使って
「手抜きみょうがの甘酢漬け」を作りました。
手抜きをした割には、なかなか美味しくできて
結構満足な仕上がりです(笑)
昔のままの方法を真似したら
なかなか続かないことも、
ちょっとだけ手抜きをしつつ、
まずは出来ることから少しずつやっていけば、
すんなり自分の生活にも
取り入れることができるのかもしれないな〜
と思いました。
小腹が空いたときは
このみょうがをポリポリ食べながら、
この本を開いて、長野のおばあちゃんたちの
お茶時間の風景に思いを馳せるのが、
最近の楽しみです。
信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ: 漬け物から干し菓子まで、信州全土の保存食110品 大平 一枝 誠文堂新光社 2014-07-09 |
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)