【店長コラム】いつもの雑貨の飾り方に飽きたときに使える『ずらしテク』のこと。
店長 佐藤
好きな雑貨を手に入れたはいいけれど…
「せっかく好みの雑貨を手に入れたのにしっくり来る飾り方に行き着かない」って思うことありませんか?
わたしもそういうことがよくあります。でも、しっくり来るまでの試行錯誤が大好き。
好きだから「これだ!」という気持ちのいい飾り方に行き着くまで、いつまでもしつこく(笑)雑貨と戯れられるのだと思います。
そんな試行錯誤の道のりで発見しました。しっくり来る瞬間には、共通する法則があることを。
それが『整列的な飾り方ではなく、不規則な飾り方を楽しむ』というものです。
整列的な飾り方ってどういうこと?
我が家のリビングのニッチに飾っているヴィンテージの花瓶たちを例に試してみます。
上の写真は「整列」的に並べてみた例。
・背面の白い壁にどの花瓶もぴったり沿わせて並べています。
・横並びの間隔も、だいたい同じくらいの間隔をあけて並べています。
・外側から中央にむかって背が高いもの⇒低いものという背の順で、ひとつの規則性にのっとって並べています。
それぞれの花瓶の絵柄やフォルム・色合いが違うので、こういう整列的な並べ方でも十分可愛いのですが、ここにヒト味!不規則性をプラスするともっとよくなる気がします。
飾り方に「不規則」をプラスするってどういうこと?
さきほどの整列的な並べ方に「不規則」なアレンジを3つだけプラスしてみます。
〔不規則1〕
背の順に並べていたのをあえて乱し、背の小さな花瓶を間にはさんで見え方を凸凹させてみます。
〔不規則2〕
持ち手がついた花瓶(ブラウンとブルー)ふたつ。この持ち手の向きをあえて逆向きにして置いてみます。
〔不規則3〕
整列的な飾り方のときは背面の壁にすべてぴったりと沿わせていた花瓶のなかから、2つだけを少し手前にずらしてディスプレイに奥行き感をプラス。
ビフォアー・アフターをもう一度
(ビフォアー:整列的)
(アフター:不規則性をプラス)
間違いさがし?っていうくらい微妙な違いかもしれませんが(笑) この微妙な違いが眺めたときの気持ちよさに貢献してくれるから、面白くてやめられません。
これは雑貨のディスプレイだけでなく、食卓の写真を撮ったりするときにも使える方法で、当店のスタッフ内でも『ずらしテク』という呼び名で流行ってます。
食卓の写真を撮るときも「不規則」?
整列的に並べた食卓のコーディネートも十分に可愛いのですが、特に食卓の写真を撮りたいとき「なんだかマンネリ」と思ったら、この『ずらしテク』がなかなか活躍してくれます。
(ビフォアー:整頓された並べ方の食卓)
(アフター:不規則性をプラスした食卓)
・食器の配置や木製コースターの向きなどを少しずつずらしてみました。
・写真の構図に、片方の席だけダイニングチェアを含めてみました。
整頓された並べ方ならではの良さ・可愛さもあるのですが、そこにアレンジを加えてみると、また違った雰囲気の写真になってなかなか面白いです。
不規則性をプラスするという意味での『ずらしテク』。
「いつもの飾り方に飽きたー」「食卓の写真がなんだか単調ー」と感じるときに、すぐにできる簡単な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
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