【お出かけコラム】宝探しのように「私の1冊」と出合う、古本屋さんめぐり。
編集スタッフ 津田
今日のお出かけ:スタッフ津田編
「古本屋さんめぐり」
先週末、東京はあいにくの曇り空でしたが、家や通勤中に読む本がなくなってきてしまったので、前々から気になっていた古本屋さんへ行ってきました!
今回は久しぶりの古本屋さんだったので、2軒をはしごしてきましたよ。
まず1軒目は…
SUNNY BOY BOOKSさんを訪れました。
おそらく、なにかの雑誌で見かけたのが最初だったと思うのですが、名前がかわいいお店だな〜と思い、私のなかの行きたいお店リストにずっとあった古本屋さんなんです。
こじんまりとしたお店なんですが、料理・デザイン・小説・建築・文化人類学・写真・映画・アートなどかなり幅広いテーマの本があり、本棚の上の方や奥の方まで、じっくりひとつひとつの棚をのぞきたくなるお店でしたよ〜。
駅からそんなに遠くないのに、小さな路地を抜けていくという立地も、気分が盛り上がっていい感じです。
自分が知っているあの本の隣に、どんな本が置いてあるのか、宝探し気分でゆっくりと眺めてみて、この日はこちらの1冊と出合いました。
吉本ばななさん著、奈良美智さんイラストの「ひな菊の人生」。
もともとは知らなかった本なのですが、小説「かもめ食堂」の隣にあったので手に取ってみました。
2冊組みになっていて、物語のみが印字された本と、イラストだけが描かれた本に分かれています。
本の作りが珍しくて面白そうだなぁと思い、ゆっくり読みたくなって連れて帰ってきましたよ〜。
一緒に読んでもそれぞれ別に眺めてもよさそうなので、時間をかけていろいろな楽しみ方をしたいと思います。
そして2軒目は…
同じ駅にある流浪堂さんへ。
こちら、実は学生時代に暇があると入り浸っていたお店で、今回久しぶりに訪れてとても懐かしかったです〜。
この日は個展も開催されていました。やわらかな雰囲気のイラストがとても素敵で、家にも飾りたいなと思い、上の写真にある小さなサイズの作品集を買って帰りました。
1枚ずつイラストの裏に、そのイラストを表す「はるのことば」がスタンプされていたのですが、ごくあわい水色の色合いやランダムに押された感じにほっこり。
久しぶりとなった古本屋さんめぐりを終えて、やっぱりいいなぁとあらためて思いました。
古い本がもつ独特の匂いや、みんながひっそりと本と向き合っている静かな空気、まったくバラバラな背表紙がならぶ棚のワクワクする感じ。
そして、いまの自分が気になる1冊と出合えたときの「見つけた!」という嬉しさは、私にとってなかなか他で味わえないエンターテイメントなのかもしれないです。
古本っていいな〜、またふらりとのぞきに行きたいな〜と思える、そんな2軒でした。
【お出かけMEMO】
▶SUNNY BOY BOOKS⇒東急東横線 学芸大学駅から徒歩5分
▶流浪堂⇒東急東横線 学芸大学駅から徒歩2分
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