【スタッフコラム】絵をかくのが好きな4人が思いだす、絵と出会った原風景。
編集スタッフ 田中
(文・スタッフ田中)
絵をかくのが好きな、ある4人の話。
きょうはクラシコムの中でも、絵のかくのが好きな、ある4人組の話をしようと思います。
なんていうと、大げさなのですが「暮らしノオト」や「大人のおしゃべりノオト」などのデザインを担当するデザイナー・佐藤、
KURASHI&Tripsのジャムレシピカードや、ロゴデザインなどを担当するデザイナー・佐藤たかし。
そして、趣味程度にゆるゆると描いている編集チームのわたし・田中とスタッフ青木は「絵描き4人組」として、たま〜に話をするときがあるんです。先日、盛り上がった話題がおもしろかったので、ちょっとだけご紹介します。
黒いペン、どれが描きやすい?!で盛り上がる
ちょうど盛り上がった話題はこれ。黒ペンです。
わたしは文房具屋さんが大好きです。それも世界堂などの、ちょっぴり専門の道具が売っているお店で、黒ペンを探すのもたまの楽しみなんです。
最近つかっていたペンのことを、デザイナーチームのふたりに聞かれて答えていたら、スタッフ青木も混ざって「黒ペン談義」に!
青木「色んなペンを試すのにハマったときがあったな〜!コピックが結局使いこなせなかったけど、、」
佐藤た「僕、ずっと無印良品のペンが好きだよー。ゲルインクが好みみたい」
田中「いまはSTAEDTLERの0.2ミリやちょっと太いのもすき!FRIXIONの0.7ミリは文字もかわいくなるんですよ」
佐藤な「わ〜描き味がおもしろいな〜(試し描きしてます)」
このオタク?4人の話をききつけて、他のスタッフが写真を撮ってくれてました(笑)。
みんなの絵との原風景、聞いてみました!
▲佐藤な の描く、スタッフの似顔絵。
・デザイナー佐藤な
佐藤は、小学生の頃に読んでいた漫画雑誌「りぼん」「なかよし」に遡ります。(懐かしい!)キラキラした目の女の子を真似して描くのが好きだったようですよ〜。
佐藤な「その後、高校時代は部活に夢中になったりして全然描いてないんですけど、美大に入るため受験勉強用のデッサンなどの絵の勉強をはじめました。
大学時代は、友人と下北沢のギャラリーで小さな個展をひらいたりして、マイペースに楽しんでいましたねー」
会社では、「大人のおしゃべりノオト」のイラストでスタッフの似顔絵などを手がけ、みんなにとっても好評です!(ちなみに昨年入社の佐藤な のご紹介はコチラ!)
・スタッフ田中
ときたまコラムで、写真じゃ伝わらないことをゆる〜いイラストで描いたりしています。
▲黒ペンの話題で盛り上がるオタク?組。
わたし・田中の絵との原風景は、幼少期に見たある花嫁さんの姿です。昔の名古屋の結婚式では、自宅で白無垢に着替えて家から式場へ出かける風習がありました。きっと餅まきとかもしていたのでしょう。そのときに見た近所の花嫁さんを見て「あれを描きたい」と母親にせがんだようです。
母も絵が好きなので描いてくれた着物姿の人物を一心不乱に真似し続けたことを思い出しましたよ。
その後、漫画を描いたりしつつ、なんとなくクラスの中で「絵が得意な人」として認知され、似顔絵を添えてくれだの、色紙のまわりにかわいい模様描いてくれだの、頼まれごとが多かったように思います。
・スタッフ青木
当店のラッピングペーパーのシナモンロール、あれを描いた人こそ、スタッフ青木です。
青木も小さな頃は少女漫画を真似して描いていたみたいですよ。その後、高校の美術コースに進学して、絵が好きなひとの集まる環境で、楽しくゆるく続けていたみたいです。
わたし、実は青木が仕事で使っているノートが好きなんです。撮影の構図や、企画のネタ帳みたいになっていて、その合間のちょこちょこイラストが可愛いんですよね〜。
・デザイナー佐藤たかし
KURASHI&Tripsのロゴやレシピカードのイラストを手がけるのが、デザイナー・佐藤たかし。そうそう、オリジナルポスターの絵をかいたのはこの人です!
▲オリジナルポスターの原画を描く佐藤た。
原風景の話をきいたら泣ける記憶を呼び覚ましてくれたんです。小学一年生のたかしさん、仕事で帰りの遅いお父さんと交換日記をしていたそう。
佐藤た「僕が書いた日記の横に、父親が読んだという印がアルファベットをサインみたいにして描かれていたんですよ。それを見て『あ、字をこんなふうに変形させて描いてもいいんだ!』って知ったんです。これ原風景かも。
小さい頃は、自分のなかの空想のヒーローを工作して作ったり、絵にかいたりしてたな〜」
まさにロゴデザインのもとになるような体験、してたんですね〜。
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今では、それぞれ仕事だったり趣味だったりの範囲で、のびのびと絵にふれている4人。
それぞれのルーツみたいなものの記憶を思い出して、感慨にふけってしまいました。と言いつつ、わたしは今後も頼まれたときや、かきたいものを、ゆるゆると描くのだろうな、それがわたしの絵との付き合い方なのかもなんて思っています。
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