【特集|暑さを忘れる、夏の花】第3話:香りもまるごと涼やかハーブ。

編集スタッフ 二本柳

nonihana_DF2_0174text・スタッフ二本柳

フラワースタイリストの増田由希子さんに教わる、夏のためのお花アレンジ。

今回は五感で涼しい、ハーブのしつらいを提案していただきました!

 

さわやかな香りを届ける、
ハーブのしつらえ方。

nonihana_DF2_0148(左からローズマリー、コモンマロウ、センテットゼラニウム、アップルミント、ディル、ラベンダー、ペニーロイヤルミント)

まるで野の花を摘んできたような、さりげなく可憐な姿のハーブ。

暑くてどうにもならない季節にも爽やかな香りをふっと届けてくれるハーブは、夏のしつらいにオススメです。

 

ハーブは束ねて飾るのが素敵。

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1. メインの花を決める

全体のバランスをよくするために、まずはメインの花を決めることが大切です。

今回増田さんが主役と決めたのは、ピンクのお花が可愛らしいコモンマロウ。

正面からコモンマロウが1番よく見えるように束ねていきます。

 
2. 同じ種類ごとに束ねていく

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メインの花が決まったら、そこへ肉付けしていくように他のハーブを束ねていきます。

その時のポイントが同じ種類のハーブをバラさずに、かためて束ねていくこと。

同種類のものがそれぞれひとかたまりになっていると、初心者でも上手な束を作ることができるそうですよ。

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また、手前にくるハーブは短くしてあげて、全体的に立体感を出すように意識してみてくださいね。

 
3. 短い茎に合わせて切る

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束を作って紐で結んだら、1番短い茎にあわせて切りそろえてあげましょう。

野花のブーケのような、美しく繊細な束が完成です!

 

和の器を選ぶと新鮮。

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ハーブというと、やはり洋の印象が強いですよね。

でも、増田さんはそこを敢えて「和」の器に活けることで、新鮮なしつらいの楽しみ方を提案してくれました。

例えばザルに水をはった器をセットすれば、みずみずしいハーブの束がさらに涼しげな姿になりますね。

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また、ザルの他には和食器もオススメとのこと。

今回は白い和食器にハーブを活けてもらいました。

通るたびにほのかに香る、五感で涼しい夏ならではのたのしみ方です。

nonihana_DF2_0174

 

今日のまとめ

1. 香りも涼しいハーブは、夏にぴったり。
2. ハーブは束にしてから活ける。
3. 和食器やザルに活けると新鮮なしつらいに。

この撮影をした日は、雨模様のわりに気温が高く、じとじととした蒸し暑い気候でした。

でも部屋を歩くたびにハーブが控えめな香りをただよわせていました。

お料理にも大活躍のハーブですが、野花のように可憐な花を咲かせるのですね。

ぜひ皆さんも、暑〜い夏にはハーブを束ねて飾ってみてくださいね。

 
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