【お出かけコラム】成田空港から2時間…大分県別府の「泥湯」でお肌ツルツルの旅
編集スタッフ 長谷川
文・写真 スタッフ長谷川
湯けむりがあちこちで、もくもく。
先週の土日をつかって、男ばかり5人で大分県の別府へ行ってきました。仲間の知り合いが別府のホテルへ婿養子に入って若旦那をやっているらしく、それを頼りに「行こう!」と飲み会で盛り上がった結果です。
僕は大分県に初上陸。九州だって、修学旅行ぶりの2回目です。
ただ、僕が修学旅行をした10年あまり前と大きく違うのは、空の便がずっと格安になっていて、種類も増えたこと。今回はLCC(ロー・コスト・キャリア)を使ってひとっ飛び。
ちょうど大きなお祭りと重なったせいか、いつもより割高だったのですが、それでも往復3万円以内。東京と新大阪を新幹線で往復するのと変わらない!すごい時代です…。
成田空港から2時間ばかりで大分空港に着きました。余談ですが、空港内の文字や数字だけのサインって、たたずまいがスッキリしててグッときます。
蛇口から温泉、海を一望、天然泥パック…
別府といえば、自ら「おんせん県」を名乗るくらいの温泉地。源泉数、湧出量ともに日本一だそうで、「街を歩けば温泉にぶつかる」と言ってもいいくらいでした。
いたるところで、温泉が湧いています。市街地から山の方へ登っていくほど、湯けむりもたくさん見られました。
この旅のメインは温泉めぐりだったのですが、別府は泉質もさまざまで、バラエティに富んでいるんです。
なめらかなお湯、海水のように塩気のあるお湯、硫黄の香りたっぷりのお湯…。洗い場の蛇口から出るのも温泉というところも。
素晴らしかったのは、別府港を一望できる露天風呂。カニやらフナムシやらが、湯船のすぐ近くでちょろちょろ動いているくらい、海に近いんです。一緒に入っていた子どもたちも大はしゃぎ。
波の音と景色を見ながら、ちょっとぬるめのお湯に浸かる…このお風呂があれば、人生がどんなに大変でも生きていける気がする…。
それから、「泥湯」というのもすごかった。湯船の底に溜まっている温泉の成分をたっぷり含んだ泥をすくいあげて、肌に塗りながら浸かるのです。まさに天然の泥パック。
ちなみに、その日からお肌トゥルトゥルな感じで、自画自賛しあって大笑い。男5人で盛り上がって何やってるんでしょうね。
風呂あがりには、なぜだか、ビンの飲み物が恋しくなる。コカ・コーラと迷って、ジンジャーエールを。
窓の外からの風が心地よくて、しばらくぼんやり。僕らはここから「別府、最高だな…」が口癖になりました。
別府は郷土料理&海の幸もおいしい
大分名物も堪能です。郷土料理の「とり天」に、海老の唐揚げ。
こちらも郷土料理の「りゅうきゅう」。
いくつかの種類のお刺身を、ごまだれや甘口醤油と和えてあるものなんですが、もう「ご飯!白いご飯持ってきて!あと日本酒!」とテンション高まるおいしさ。お店によって味も異なり、旅行中は毎食頼んでました。
クラシコムには大分出身のスタッフがいまして、オススメしてもらったのが、この海鮮釜飯。えびやほたてがごろごろ。
別府って温泉のイメージばかりが先行するのですが、別府港を臨み、海の幸が豊富なんですね。甘口のお醤油で食べるお造りも美味。
喫茶店で飲んだコーヒーのカップ、ぼってりしたフォルムとブルーのラインがきれいでした。
飛行機に乗る前まで「今日って花火大会とか音楽フェスとかで盛り上がってるのに、全部に背を向けて別府ってどうなの」なんて言っていた僕らは、コーヒーを飲みながら「次は別府いつ行く、スケジュールどう?」と、すっかり魅了されておりました。
連日暑さが厳しくなってきましたが、そこであえての温泉旅も、オススメですよ。
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