【朝の過ごしかた】家計簿は朝つけて、その日の買い物を検討します。(マキさん)
朝を気持ちよく過ごすための習慣や、定番朝ごはんメニューを5名の方にお聞きしました。本日は2人のお子さんを育てるワーキングマザーとして「先手家事」を心がけるマキさんの、朝の段取りを拝見しました!
編集スタッフ 二本柳
写真 枦木功(1枚目)、マキ(その他)
シンプルライフを実践するマキさんの朝時間。
ムリなくムダなく、シンプルな暮らしを楽しむ工夫をブログ『エコナセイカツ』で発信しているマキさん。
3歳と7歳の娘さんを持つ母である一方、広告代理店で働くワーキングマザーです。
元々料理が得意ではなく、育児と家事の両立に悩むこともあったと話すマキさんは、2人目のお子さんを妊娠したタイミングで徐々にライフスタイルを変えていきました。
大忙しの毎日に少しでもゆとりをもてるよう、不要なものをなるべく削ぎ落とすことで変化していったその暮らしぶりには、当店のスタッフも興味津々。
そこで、1日のなかでも最も忙しく、かつ1日をスタートするうえで最も大切な「朝」という時間に着目し、マキさんの段取りやマイルールをお聞きすることになりました。
朝の時間割
6:30 起床後すぐに靴下を履き、部屋をあたためるためにやかんを火にかける
6:40 コーヒーを淹れる
6:45 洗顔&スキンケア
6:50 家計簿をつける
7:00 朝食&お弁当作り
7:20 子どもをおこし、一緒に朝ごはん
7:45 メイク
7:50 後片付け、洗い物
8:00 着替え、ヘアセット
8:10 次女の連絡ノート記入、ハミガキ(次女の仕上げも)、次女の着替え手伝い
8:20 お皿拭き、部屋を整える
8:25 出勤(通勤電車の中でブログ『エコナセイカツ』を書く)
9:00 始業
定番の朝ごはん
定番の平日メニュー
・主食(レーズンとくるみのパン)
・ベリーリーフ+豆入りのキャロットラペをのせて
・おから入りポテトサラダ
・塩麹漬けのゆで卵
・ヨーグルト(ドライマンゴー入り)
朝は盛り付けるだけ。
朝ごはんは「盛り付けるだけ」、お弁当も「詰めるだけ」にするために前晩に食材を仕込んだり、常備菜を2〜3種類用意しておきます。
例えば、
・ヨーグルト… 前晩にドライマンゴーを入れておく(翌朝プルプルのマンゴーヨーグルトになる)
・ドレッシング代わりにしている常備菜… すりおろし玉ねぎ、甘酢、えごま油、塩コショウを混ぜたもの
・ゆで卵… 塩麹に漬けて常備菜にする
常備菜は3〜4日に1回のペースで、ドレッシングは1週間分をまとめて作っておきます。
洗い物目線のプレート選び
朝は時間が無いので、洗い物をかんたんに済ませられるよう「木製ワンプレート」で統一しています。軽くて扱いやすいんです。
先手家事でゆとりを
わたしの場合、朝はつい焦ってしまって子どもに優しくできないことがありました。
その原因がバタバタと忙しなく過ごしてしまうことにあると分かってきて… なるべくゆとりある時間を過ごしたいなと思ったんです。
そこから常備菜作りや前晩の仕込みなど、先手家事を心がけるようになりました。
朝のマイルール
01. 朝、家計簿をつける
家計管理とスケジュール管理をうまくできるようになりたい…という思いから始めました。
家計簿、ペン、前日のレシート、普段持ち歩いているお財布(黒のショルダーバッグ)、予算管理用現金入れ(ジャバラケース)をカゴの中にひとまとめにした「家計簿セット」というものがあります。
これを朝食・お弁当を作る前の時間にダイニングテーブルに持ってきて、コーヒーを飲みながらスマホの電卓機能を使って家計簿に書き込んでいきます。
家計簿を朝つけると、「昨日は少し使いすぎていたから今日は節約して過ごそう」という自覚が生まれたり、「そろそろ○○を買わなくちゃ」「振り込みをしておこう」など1日のスケジュールを決めるのにも役立つんです。
02. 毎朝コーヒーを淹れる
起床後、まず最初にすることは「やかんを火にかける」ことです。
朝の寒い部屋が、ガスややかんの蒸気であたたまっていくような気がして。コーヒーを飲むとシャキッと目が覚めて、「さぁ今日も1日仕事をがんばろう!」と思えるのです。
ちなみにコーヒーフィルターはネル生地(※)で手づくりをしています。ペーパーフィルターよりも濃く淹れられて美味しいし、何度も繰り返し使えるからエコ&節約に一役買ってくれますよ。
※ネル生地とは、綿織物を起毛した布生地のこと。パジャマやベビー衣料に使われることが多い。
未来の自分を助けるための、先回り。
「朝の過ごしかた」第三弾は、ワーキングマザーのマキさんに登場いただきました。
朝バタバタとしてお子さんに優しくできない自分に気づき、少しでもゆとりのある過ごしかたをしよう… と時間の使い方を見直したマキさんのマイルール。
3〜4日に1回の常備菜作りで、時間をかけなくても豊かな朝ごはんを食べることにつながったり、家計簿を1日の始まりにつけることで先々の家計にゆとりをもたせることにつながったり…。
先回りの意識を持つことで、未来の自分を豊かな気持ちにしているようでした。
わたしも朝はバタバタ派なのですが、マキさんのように先手家事を身につけたいです。。
さて、次回は “お花の生け直し” で朝の気分をリフレッシュしているというフラワースタイリストの増田由希子さんに朝の過ごしかたをお聞きしました。どうぞお楽しみに!
(つづく)
こちらの特集も合わせてご覧ください。
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